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「けど……、待ってよ。じゃあ、当人たちが一番に死んでるっていうのは、どう考えればいいんだろう？」
確かに、終末クラブは怪しい。おかしな思想に捕らわれた者たちが、クラスメイトたちを、次々に殺していった、などということは、いかにもありそうな話ではある。
だが、はじめに死んでしまうのは、他ならぬ彼ら自身なのだ。
「まぁ、連中が犯人ってわけじゃないだろうとは思うが……。わざと連中に目が向くような殺し方をしたってことかもしれないし、連中に恨みを持ったやつが、そのついでで俺たちを殺した、と……、それはさすがにないかな。ちなみに、黒藤、自分らの命を使って施す呪い、ってのはあるのか？」
「もちろん、存在しているわ。この場合だと、五人分の命を生贄として使っているから、効力はかなり強力なものになるでしょうね。もっとも、その分、術式の難易度はとても難しくなるでしょうけど……」
「ってことは、完全に＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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