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仕事帰り、昨日のおじさんの言葉が気になっていた。
おじさんが通勤していた仕事場の
人達はどんな人なのか、
私も気になってしまった。
おじさんはあんなに誰かの事を
思った優しい人だから。
友達「これから会える?」
友達からの連絡が入っていたことに気がついた。
私「やば!!私、ぼーっとしてたー、怒られるぅ。」
案の定、予定通り友達には怒られた。
事情を説明するのもなんか違うと思って黙った。
友達「あんたさ、あの頃から変わらないね」
私「え?」
友達「どーせ、誰かの為に今も生きてるんでしょ?」
私「(え、バレてる……??)」
友達「どしたの?」
私「え、あ。んーん!!」
友達「またぼーっとしてたの?全く!!」
私「いや、私の事なんでも知ってるんだなって」
友達「そりゃ当たり前でしょ!?
何年一緒だとおもってんの!?私の事舐めてる?」
私「舐めてなんかないよ!!」
友達「舐めてたら指おるからね??」
私「流石、空手部。」
友達「指一本折るくらい楽勝よ?」
私「あぁ……(・・;」
友達「てか、あんた。私に隠してる事ない??」
私「え!?いきなり何!?」
友達「いっつもなんか行動変だし、おじさんだし」
私「おじさんは余計だよ!?」
友達「だって行動がもろおじさんよ?」
私「そんなに!?」
友達「私、おじさんと歩いてるみたいでなんかね笑」
親友の前で嘘を重ねるのももうなんか
違うのかなって思ったから言うことにした。
それで理解してくれなくてもいいやってなった。
私はおじさんを信じて今までやってきた様なもの。
今更おじさんを裏切る形なんて取りたくないもん。
続く