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「真白、なんでそんなに書くの早いの?」
僕は真白の書くスピードに驚いていた。スピードが早いのに字は綺麗。何故ここまでのスピードで書けるのだろうか?
「私は文才があるからね。」
(だろうな。)
文才がないとここまで止まらずにかけないだろう。真白は一度も手を止めることなく書き続け、原稿用紙1枚にびっしり文字が書き終えた。
「書き終わるの早いな…適当なことは書かないでね?」
「私がそんなことするわけ無いでしょ?」
(君だからしそうなんだよ…)
「まぁ、書くのに慣れすぎて書くの早くなっちゃったって感じかな?」
真白は笑った。心のこもってない笑み。ここで僕は思い出した。前に聞こえたから分からなくなってたけど…
『真白は心の声が聞こえないんだ。』