「ねぇ〜次のお仕事なぁに?」
「まだありませんよ。少しお待ちください。」
「え〜アタシまだ昨日ので発散できてないんだけどぉ〜」
「はぁ…」
コンコン
「入れ。」
「失礼します。」
「ボス、どうやらホリーの奴らが妙な動きをしているようです。」
「何?」
「実は…」
あーあーあー始まった。マフィアの抗争が。めんどーだなぁ〜こないだもどっかの組織が抗争起こしたってのに、今度はまた違う組織が起こすんかい。え〜レインくんとの時間がまた、減るぅ…いやダァ〜!
「…とりあえず、うちも攻めようとしているからホリーの奴らを始末するしか…」
し・ま・つだと?
「ねぇ、その仕事アタシがやってもいーい?」
「え!?」
「…あなた今、ご自身が言ってることの意味をお分かりで?」
「もちろん!アタシがそのホリー?ハ◯ー?っていう組織を潰せばいいんでしょ!?」
「どさくさに紛れて著作権が危うくなることをしないでください。…はあ、どうせ、昨日ので満足できなかったんでしょう?」
「ふふーん!そうだよ〜!もっと絶望した顔とかぁ、断末魔とかぁ、無意味な抵抗とかぁ見たかったしぃ、聞きたかったのにさぁ、すーぐくたばっちゃうんだもん。そりゃ満足なんてできないよ」
「不要な殺人をしておきながら、この態度…。どれだけ人を殺すのが好きなんですか。」
「…」
まぁ、単純に人を苦しめるのが好きっていうのもあるけど、1番の理由は…
「っ…」
「…。…はあ、仕方がありません。その仕事あなたに任せましょう。」
「ボス!?」
「え!いいの!?レインくんってば優しい〜!!」
「…好きにさせておけばいい。殺しの腕はピカイチだ。それは、お前もわかってるだろう?」
「それは、まぁ…」
「だいじょぶ、だいじょぶ♪アタシに任せておけばどんな組織でも一瞬で壊滅させるから♡」
「はあ…わかりました、ボス。では、車の手配や武器の準備をしてまいります。」
「ああ。すまないな。」
パタン
「…どしたの?君がアタシの好きなようにしていいっていうなんて。」
「…気まぐれですよ。ただの。」
「ふーん…ま、いっか。…あ、そーだ!!」
「?どうされました?」
「きょーさこの仕事終わったら、いつものカクテル飲まない?あの美味しいやつ!!」
「…あぁ、コープスリバイバーですね。わかりました。準備しておきます。」
「やったぁ!!!あれ、美味しんだよねぇ〜♡」
「準備が整いました。こちらへ。」
「はいはーい。ありがと〜んじゃ行ってくんねぇ」
パタン
「…コープスリバイバーか、ふふ。あなたはそのカクテルの意味を知ってるんですかね。」
死んでもあなたとか。
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