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ずうっといっしょ!

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ずうっといっしょ!

2 - 第2話

♥

17

2024年08月29日

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「ねぇ〜次のお仕事なぁに?」

「まだありませんよ。少しお待ちください。」

「え〜アタシまだ昨日ので発散できてないんだけどぉ〜」

「はぁ…」

コンコン

「入れ。」

「失礼します。」

「ボス、どうやらホリーの奴らが妙な動きをしているようです。」

「何?」

「実は…」

あーあーあー始まった。マフィアの抗争が。めんどーだなぁ〜こないだもどっかの組織が抗争起こしたってのに、今度はまた違う組織が起こすんかい。え〜レインくんとの時間がまた、減るぅ…いやダァ〜!

「…とりあえず、うちも攻めようとしているからホリーの奴らを始末するしか…」

し・ま・つだと?

「ねぇ、その仕事アタシがやってもいーい?」

「え!?」

「…あなた今、ご自身が言ってることの意味をお分かりで?」

「もちろん!アタシがそのホリー?ハ◯ー?っていう組織を潰せばいいんでしょ!?」

「どさくさに紛れて著作権が危うくなることをしないでください。…はあ、どうせ、昨日ので満足できなかったんでしょう?」

「ふふーん!そうだよ〜!もっと絶望した顔とかぁ、断末魔とかぁ、無意味な抵抗とかぁ見たかったしぃ、聞きたかったのにさぁ、すーぐくたばっちゃうんだもん。そりゃ満足なんてできないよ」

「不要な殺人をしておきながら、この態度…。どれだけ人を殺すのが好きなんですか。」

「…」

まぁ、単純に人を苦しめるのが好きっていうのもあるけど、1番の理由は…

「っ…」

「…。…はあ、仕方がありません。その仕事あなたに任せましょう。」

「ボス!?」

「え!いいの!?レインくんってば優しい〜!!」

「…好きにさせておけばいい。殺しの腕はピカイチだ。それは、お前もわかってるだろう?」

「それは、まぁ…」

「だいじょぶ、だいじょぶ♪アタシに任せておけばどんな組織でも一瞬で壊滅させるから♡」

「はあ…わかりました、ボス。では、車の手配や武器の準備をしてまいります。」

「ああ。すまないな。」

パタン

「…どしたの?君がアタシの好きなようにしていいっていうなんて。」

「…気まぐれですよ。ただの。」

「ふーん…ま、いっか。…あ、そーだ!!」

「?どうされました?」

「きょーさこの仕事終わったら、いつものカクテル飲まない?あの美味しいやつ!!」

「…あぁ、コープスリバイバーですね。わかりました。準備しておきます。」

「やったぁ!!!あれ、美味しんだよねぇ〜♡」

「準備が整いました。こちらへ。」

「はいはーい。ありがと〜んじゃ行ってくんねぇ」

パタン

「…コープスリバイバーか、ふふ。あなたはそのカクテルの意味を知ってるんですかね。」

死んでもあなたとか。

ずうっといっしょ!

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