テラーノベル
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夏の穂@フォロバ
彼奴と出会ったのは、何時ぶりだろうか。 彼奴は、地下の牢獄で鎖に繋がれていた。 でも、自分の知っている彼奴ではなくて。 知らない砂色の外套を着て、あの頃とは違う、光を宿した目をしていて、少し、ほんの少しだけ、寂しいと感じてしまった。
これが切っ掛けだったのだろうか。いや、拗らせすぎた感情が、偶々そのタイミングで顔を出しただけかも知れない。
俺は次の日、花を吐いた。
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