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星の英雄 ゲズとリオン

100 - 第96話 「新たなる時代の息吹」

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2025年05月31日

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第96話「新たなる時代の息吹」
空は澄み、神の気配を失ったゴッドエデンには、静かな朝が訪れていた。

しかし、その静けさの中で、星の英雄たちはそれぞれの“終わり”と“始まり”に向き合っていた。



ゲズは、一人、神殿の高台に立っていた。

眼下には果てなき雲の海。あの闇の世界の残響はもうどこにもない。


セレナ「ここにいたんだ、ゲズ」


ゲズ「……なんとなくな。静かでさ。落ち着くんだ」


セレナは隣に並び、空を見上げた。


セレナ「終わったんだね、戦い。でも……これからなんだよね、本当は」


ゲズ「ああ。神もいない。ルールも、正義も、誰かが決めるんじゃない。……俺たちが、決めるんだ」


セレナ「怖くない?」


ゲズ「正直、怖いよ。でもさ。……お前がいるから、きっと俺は、何度でも立ち上がれる」


セレナは微笑み、そっとゲズの手を握った。



一方その頃、リオンとウカビルは中庭で剣の打ち合いをしていた。

祝宴の余韻もそこそこに、二人は“これから”に向けて己を磨いていた。


カン! カン! 火花が散る。


ウカビル「手ぇ抜いてんじゃねーぞ、リオン!」


リオン「抜いてねえよ。……でもお前、強くなったな。アレスの力、ちゃんと継いでる」


ウカビル「力だけじゃねぇよ。あいつの意思も、魂もだ」


リオン「……俺は、兄貴の背中をずっと追ってた。でも今は違う。兄貴を超えるんだ。星の英雄として、未来を守るために」


ウカビル「へへ、なら俺も負けられねぇな」


ふたりは剣を交えながら、言葉以上に、確かな絆を確認していた。



その夜、神殿の中央にて、四人は再び集まる。


アダムは、彼らの姿を見つめていた。

神ではない、新たな“守護者”たちの背に、確かな光を見て。


アダム「この宇宙に新たな時代が訪れる。その中心にいるのが、君たちだ」


ゲズ「俺たちは、もう迷わない。守るって決めたから」


セレナ「この命が尽きるその時まで」


リオン「誰かの“正義”じゃなく、俺たち自身の“正義”で」


ウカビル「ぶっ壊れてるこの世界、俺たちで立て直してやろうぜ」


アダムは静かにうなずき、最後に言葉を送った。


アダム「ありがとう、星の英雄たちよ――君たちが、希望そのものだ」

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