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#元カレ
まぁ
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芙月みひろ
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黒歴史つくーる
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結局、約束の18時より1時間近くも早く到着した私は徹さんが予約してくれた店を確認してから、寒さをしのいで時間を潰せる場所を検索する。
「カフェは……食事直前だしな……」
少し迷ってから、スーパーに入ってゆっくりと一周する。いつも行くスーパーと違うかどうか、観察する余裕はなかった。暖房の利いた空間で
―― 徹さんの【これからの話】より先に、私が伝えなきゃ
と緊張が増していく。怪しいお客さんだと思われないように外に出ると、私は約束の店の前で待つことにした。
―― 中で待つには早すぎるよね
【今どこ?】
徹さんからのメッセージだ。約束の時間まであと10分。
【今、お店が見えた】
―― すっかり真ん前で待っているんだけど、普段より気合いが入っているのが恥ずかしくて言えない
【駅で待とうかと思ったけど。すぐ行く】
私が迷わないように、最寄り駅で待とうとしてくれたんだ。私の気分が上がると、彼は本当にすぐ現れた。
「中に入ってなかったのか」
「うん、すぐだって」
「電車、一本違いだったか?」
徹さんに背中を押されて店内に入ると、テーブルの個室に案内される。
「お上品な居酒屋さん?」
「そんな感じ。樋代はアルコールはいらないだろうけど、真似できそうな料理とか好きだろ?」
「うん」
―― 外食中、家で作ったら半額以下だよね、とか思ってしまうことがあるから
「徹さんは、ここ、来たことあるの?」
「一度だけな」
「何が美味しかった?」
二人でメニューを見て注文をする。
「ビールとか、飲まないの?」
お酒を飲まない私とのデートでも、いつも一杯だけは何かアルコールを注文していた彼が、今日は注文しなかった。
「昨日飲み過ぎた」
「ああ。なんか大勢だった?声が聞こえてた」
コメント
2件
徹は樋代ちゃんのこと想っているのよ。そう思うんだけど、なんか、なんか、引っかかって。 いつも一杯は飲むアルコールは飲まない。 これは大事な話をするからだけろうけど… それにしても樋代ちゃん!1時間前って可愛すぎて思わず笑っちゃった🤭
「徹さん、ちゃんと気づいてくれてるんだなあ…」って思いました。駅で待とうとしてくれたの、すごく優しい。でも、それを言えなくて緊張しながら待ってる「私」の気持ち、すごくわかる気がします。それに、徹さんがアルコール頼まなかったのも気になる…何かあったのかな。二人の距離感がじわじわ縮まってる感じがして、この後の展開がすごく気になります。次の話、楽しみにしてますね🌙