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恋恵side
第二会議室に向かう。ドアの前に立つ
ドアを引くとギィっと嫌な音をたてて開く
中にはもうこったんとゆうちゃんがいた。ちょっと緊張してたけどいつも通りの二人がいていつもの空気感だったから少し安心する
「おはようございま〜すっ!」
いつもの声、いつものテンション
「おはよ〜♪今日早いね」
ゆうちゃんが少しクスッと笑いながら言う。とは言え予定時刻の2分前でだいぶギリギリ…
「遠回しにいつも遅刻してるって言ってる…⁈」
しょっく!
「まあちむさん遅刻魔だし…」
こったんも賛同する。いやいやいや!違うの!
「せかいがちむについてこれてないだけだよっ!」
大人組が楽しそうに笑う。…大人な空気感だけどちょっと可愛さもあるんだからずるいよね
するとドアの開く音がして、それとほぼ同時に聞き慣れた少し低めの声が聞こえる
「え⁈嘘、ちむに負けた!」
「へへん!くにのざぁこ!」
「ちむさんもついさっき来たんだけどねw」
「ちょ、しーっ!!」
いつもより少しテンション高め。…それは今来ていない彼女の言葉なんだろうか。
ちむだけに聞いたのか全員に聞いたのかは不明だけど、少し感じてた不穏な空気。…活休、とか言い出すかな
不安を隠すようにみんなで話してると予定から少し遅れてれるちが入ってくる
…少し気まずそうに
いつもなら「セーフ⁈」ってテンション高めで来るのに
その瞬間、少し気分が悪くてなにか重いものがぶつかってきたような感覚になる。なに、その顔、その空気、その仕草。
「…うちから呼び出したんに申し訳ないわ」
「んーん?全然大丈夫だよ」
ゆうちゃんがさっきより声のトーンを少し下げて話しかける
れるさんのオッドアイは少し潤んでいて視線がキョロキョロとしている。出会った時より伸びた髪が少し揺れる
…くにのの顔が一瞬にして青ざめる。…あーあ、もう確定しちゃった。幼馴染のくにのがあんな反応するんだもん
…活休?どのぐらい?無期限?
脱退じゃないよね、卒業じゃないよね引退じゃないよね?
「…ひよこ組そんな顔すんなや……w…。」
だめ、だめ、そんな顔しないで。れるさんのじゃない、君だけど、れるじゃない
「…単刀直入に言うな。」
その後、嫌な一拍
「やりたいことをやりたい。でも迷惑をかけるどころじゃない。ぽらりすを裏切りたくない。…もう、苦しさなんてないから」
なにも考えられなかった。ただ、目の前にいるその人を見つめているだけ
「卒業させてください」
コメント
4件
ここまで作り込むとか天才すぎるッッッ💕✨️ 次がめっちゃ気になる!!
うわあああああああ!!!! かなしいよぉ!!!(