テラーノベル
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大きな音は、毎日午後6時13分に鳴り響く。
それが何の音なのか、誰も知らない。
いや、知っている人間が
いたとしても、もうこの街にはいない。
窓ガラスは揺れ、電線はかすかに震える。
けれど、音が鳴り終わると、
街は何事もなかったかのように
静まり返った。 ただ一つ。
交差点にある古びた時計だけが、
午後6時13分で止まっていた。
まるで、そこから先の時間を拒むように。
コメント
1件
むなさん、第2話読みました! 毎日午後6時13分に鳴り響く正体不明の大きな音…そして交差点の時計だけが同じ時刻で止まっている、という描写が不気味で美しくて、一気に引き込まれました。「知っている人間はもうこの街にはいない」という一文がすごく効いてますね。この音の正体と時計が止まった理由、どんなルールが隠されているのか、続きが気になります!