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バスで降りた。
ビル街如月刑事に聞けば良かった…
紺のスーツ姿で私は歩道を歩いた。
建物を見上げた
「聞いたか?…高島企業募集中だってよ」
「市原さん、高倉さんっていう人に受付されたって駆け込んできた女が話たててた」
「すみません!高島って会社どこですか!」
振り向いたら男性が
「ワアッ可愛い娘だ!」
生命保険の向こう隣だよ
「ありがとうございます笑っ」
大丈夫かなあの娘…
気になるか?桜井…
すみません…ネットで募集中みて来ました。
名前は?
「新藤由岐と言います。あの…警察の如月刑事さんから聞いてきましたが…」
「ちょっと待っててね」
インカムで
ー市原専務いますか?面接の新藤由岐さんがお見えになってますが警察所の如月刑事からご紹介されたとか言ってますー
「少々お待ちになってね」
やべッ!
もしもし!
観た事ある顔…
秋野ですが…
何~!母さんが倒れた?帰るよ!
外回りしてきた
秋野さん~!ちょっと待ちなさい。カード見せてよ!
「ごめん中島さん…」
エレベーターから降りてきた。
男性が
「高倉…頼むよな」
「任せてください笑っ」
中島君何処にいる。
エントランスに腰かけてます。
あの娘か?…
二度見された
「立ち上がり新藤由岐です!」
「新藤?…」
「はい新藤由岐ですがお電話差し上げなくて突然参りました」
「笑っ元気だなおいで」
付いて行った由岐
「桜庭…お茶頼むよ」
「社長いないのですか…」
会いたいか?…
「どんな人なのですか…」
今は妹が入院中だから病院に行ってるけど…直に会えるから