🌵side
俺と青井はきっと、たぶん仲の良さの範疇を超えている。
これは所謂、一線を超えたということだろう。好きだとか嫌いだとかはっきり言ったことは、お互いにないけれど、信頼があっての関係だと俺は考えていた。
だから気が抜けていたと言い訳をしておこう。
🌵『つぼ浦匠 On duty!!』
「「「ナイスduty!!」」」
署内の階段を駆け下りる。
まるんとすれ違ったとき、凄い顔をされ、
腕を掴み、引き止められた。
🍄「皆、つぼ浦やべえッス。」
🌮「うわあー」
🦀「キスマーク、えぐ⤴い⤵」
ひのらんに鏡を渡され、首にえぐい数のキスマがついてることに気がついた。
🌵「えっぐ、あのやろー!!!」
署内が事件対応に慌てだす中、つぼ浦が階段を駆け上がる。
各署員がそれに続き階段ダッシュ。
「「「相手、誰?!!!」」」
事件の対応はほぼ馬ウアーとキャップが行うことになった。
ガチャ
澄み渡った蒼い空に黒いヘリ。
逆光の中、くっきりと人影があらわになる。
?「お〜、早かったね。」
のんびりとした口から、紫煙が吐き出された。
🌵「青セン!!!!」
「何しやがるー!」
「「え!」」
🔷「だって〜、俺の物だって、見せつけてやらないとと思って。」
腰を引きつけられ、いい顔をぐいと近づけてきた。
ヤバい、、
🌮「うわぁ、愛が重いタイプだ。」
🍄「わお、」
🦀「マジか」
🔷「分かった?だから、匠に誰も手ー出したらだめだよ?(圧)」
「俺等ら、愛し合ってる仲だから。」
署員が中に入っていくのを見届けた。
昨日手を出された、途端これか。でも、愛されてて良かった。
俺だけ青井を愛してたら苦しいし、、
涙がツーッと流れる。
そっと、青井の親指が俺の頬を撫でた。
自分から青井を抱きしめてみる。
甘いタバコと、俺とおんなじ洗剤の匂いがした。
🔷「珍しいね、素直になるの。」
🌵「うるせーぇ。」
🔷「泣かないの、、俺が泣かしたみたいじゃん。」
🌵「ほぼお前のせいだよ。」
心音と、青井の体温が心地良い
🔷「匠は俺が声に出して言わないと、安心できないもんね。」
「俺がいっぱい愛をあげるから、匠も、ちょっとでいいから、頂戴ね。」
ピコン
🔷「あ、大型来ちゃった。」
「ヘリデートは、また今度かな。」
「青井、つぼ浦、客船ヘリでむかいま〜す。」
「「「うわ、りょうかーいー」」」
🔷「ほら行くよ、相棒兼俺の恋人さん。」
🌵「わかってるよ、青セン。」
だから、精一杯のお返しをあげる。
チュ
🔷「うわぁ~、気緩むわ。」
「帰ったら覚えてろよー」
俺等はやっと、一線を越えた。
コメント
3件
すごい顔ってどんな顔だろw くっそ気になるwww
キャー❣️めっちゃ最高!!!