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題:あの子のヒミツ 前回のつづきから
その放課後、in美咲の家
美咲の母:「じゃあ、ごゆっくり」ガチャッ 美咲:「んーで、何があったの?」説明に時間がかかりまして、玲李奈:「ってことです…」美咲:「玲李奈って本当にモテるね。」玲李奈:「そうんなこと…あるのかー。もうどうしたらいいんでしょう?」と、聞かれたらものの、なにも策が思いつかなかった。美咲の母:「じゃあ、今日はありがとうね。お気をつけてお帰りください。」玲李奈:「はい、こちらこそありがとうございました。美咲さん!またね!」美咲:「うん、また明日ね〜!」
次の日の朝
何だろ?教室がザワザワしてる。なんか嫌な予感ー。恐る恐る教室へ入ると、玲李奈の回りにチルさんと、爽舞が言い合いしてる。いーや、なーにをやっとんじゃい。私はアホらしくてたまらなかった。状況理解が速い花乃ちゃんに話を聞いたら、どっちが玲李奈の彼氏になるかっていう意味のない言い争いみたい…玲李奈、めっちゃ不満そうな顔してる…(可哀想)助けた方がいいのかな?でも、前みたいに「いい子ぶらないで!!」とか「調子乗ってんじゃねーよ💢」って言われるの嫌だしどうしろって言うの? 爽舞:「なー玲李奈。彼氏作るなら、ゼッテー僕にしといた方がいいよ。」 チル:「いーや、絶対あたいのほうがええに決まっとる。」玲李奈:「…………」爽舞:「絶対僕だよね。」チル:「いやいや、絶対あたいの方がええ。」爽舞:「僕だ!」チル:「絶対あたい。」ズダンッ 玲李奈:「もういい加減にして!なによ、朝から僕のほうがいいだの何だの、前に言ったでしょう?私は、好きな人なんかいないって💢もう疲れる!」そう言って教室を出て行ってしまった。 つづく