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第4話「ヒミツの宝物」
「……こりゃ、結構な出費だなぁ」
メシの後、俺は一人、近くのスーパーへ買い出しに来た。
リコもついてこようとしたんだが、近所の目が気になるから留守番してもらった。
晩メシはリコが作った残りを温め直せばいいが、明日以降はさすがに無理だ。
二、三日はもつようにしてただけに、財布の中身が一気に寂しくなった。
「ただいまー」
キレイになった玄関兼台所を通り、部屋の奥へ進むと――絶句した。
部屋が、キレイに片付いていたからだ。
「あ、ミツハルおかえりなさい!」
元気なリコの声が出迎える。
俺の部屋は、テーブル、テレビ、パソコンとパソコンデスク、タンスや本棚がいくつかあるだけであまりモノはない。
少なくとも、表面上は。
敷きっぱなしだった布団は干されていて、テレビ台の周りのゲーム機もキレイに片付いているし、パソコンデスクや床のホコリもない。
けど俺は*****************************
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