今回は珍しく名前と性別がしっかりしてます
今までとは雰囲気がちょっと違います
私は今幼なじみ二人に相談に乗ってもらうためカフェに来ている
「それで、さーちゃん今日は相談乗って欲しいからって呼ばれたけど何かあったの?」
「そうなの!2人とも付き合ってるでしょ?だから2人の意見が欲しくて、あのね彼氏が男友達と遊ぶって言ってたのに女子も居たの!彼女いるのにありえなく無い?!どう思う?」
と、私は2人に問う
「いや別に良くね?」
と、荒太(あらた)
「うんうん。」
それに同意を示す璃咲(りさ)
「え?!彼女いるのにだよ?!浮気してるかもじゃん!」
いや普通にありえないでしょと私は思う
「てか普通にそれ重いぞ紗理奈(さりな)」
「え?」
そんなことを言われ私は戸惑った
「いやいや普通じゃない?」
「でも、それならさーちゃんもありえないことしてるよね」
「え?」
どういうことだろうか?
「今私の他に荒太ともいるし」
「あ、」
確かにそうだ
「そもそも私と荒太は幼なじみなのもあるからかなり信用してるのよ。そんな事しないって」
「そもそも信用できるからそばに居るようなものだし」
と、私の前で惚気ける二人
「信用…か、」
「そ、私は1番とまで行かなくても大事なことだと思ってる」
と、言い彼女は優しく笑った
「だからもう少し彼氏のこと信じてあげな」
「よーし話は終わり!久々にカラオケ行こうか!」
と、璃咲が言った
カラオケにて
今は璃咲が楽しそうに歌っている
(なんでそんなに信用し合えるのかな?)
そんなことを考えていると荒太がこちらに近づいてきた
「なんで俺らがここまで信用しあってるか納得できてないだろ」
と、核心を突いてきた
「う、」
「あは、図星?」
「なら教えてあげるよ」
「幼なじみなのもそうだけどお互いがお互いに依存しあってるからかな」
「い、依存?」
「そ、依存。しかもお互いされてるのも自覚してる。だから大丈夫だって確信できる」
「それって共依存ってこと?」
「そんな可愛いものじゃないと思うけど…まぁそうなのかな?」
と、曖昧に答える荒太の視線は璃咲のことをしっかり捉えていた
また逆も然り
二人揃ってかなり独占欲を隠さない目をしていた
「私には真似でいなさそうwでもありがとね」
「あとひとつ言うなら彼氏は君のこと大事に思ってるよ」
「え?それって…」
「荒太、次二人でだよ」
「あ、そうだった」
どういうことか聞こうと思ったが遮られてしまった
少しモヤモヤしつつそのままカラオケを楽しんだ
璃咲視点
「じゃねーさーちゃんまた遊ぼうね」
「うん!相談乗ってくれてありがとうね!バイバイ」
「じゃなー」
紗理奈が見えなくなったあたりで後ろの隠れている人に話しかける
「それであとつけるなんてどう言うつもり?紗理奈の彼氏サン?」
かなり殺気の漏れだした男が顔を出す
「どう言うつもりも何も彼女が男と会うって聞いたから様子見に来たんだよ」
「へー自分も女友達と遊ぶのにか?随分自己中だな」
「うるさいお前らに何がわかる!」
「嫉妬してかまって欲しくてそういうことするなら早くやめなよ?あの子時々すごいさっぱりしてるからいつの間にか振られちゃうよ?」
と、私は嘲笑うように告げる
「はっ、そんなことにならないようにするんだよ」
「へー、どんなことするつもりなのかね?」
そう問うと男は笑ってこう答えた……
私が書くのはここまであなたならこの物語の続きどう紡ぎますか?”Happy End” ?または “Bad End”?結末はあなた次第