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「…ル、…キル」
声が聞こえる…
聞き慣れた落ち着く声が
「マキル、マキル」
俺の好きな あの声だ
「マキル?起きないと遅刻するよ」
そうだな起きよう
そして起きた俺に目には…
見慣れた顔が覗いて居た
「おはよう、マカナ」
そして今日も始まる
明るく光る朝日と
底の無い暗闇が…
それでも俺は思うんだ
お前が居てくれるから
このクソったれな人の社会でも
俺は捨てずに居られると…
そう思うんだ