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独房に入った私何も言わずに佇み黙祷をしてた。
一人の男性が見えた。
監守人が後ろにいた。
「志那純恵か?」
「はい…」
「こちらが優木署長だよ」
え?…立ち上がり、会釈した。
「君が言ってた桜谷兄弟の事だよ。あの兄弟を助けたいだろ?」
「はい…」
「志那が言ってたな頑固者で泣きべそで高校の時から見てきたってな」
「やだ…隼さんがそんな事言ってたの?でも私未だ高校一年生だったのに隼さんが?龍宇一と付き合ってましたが…」
「警官だった彼が君を見てきた。暴走族の仲間にいるとかで私に告白されたからな、見て知らぬふりするのが辛いって」
赤ら顔でうつむいた、
「そろそろ署長受刑者の面会の時間になりますが?」
「良いか自分の立場を考えて行動しろよ」
「はい…」
代わりの監守人が見えた。
「恐れいります署長受刑者が通りますが」
「君?」
「新人か?見張りきちんとしてくれよ」
カッターが飛んできた。
署長が立ち去り、
なっ…に…
署長……
ん?新河?志那純恵の声が聞こえたな、
甲野刑事一緒に観てこい!
ガヤガヤ
何…
「吉川涼華が自殺した~!?」
首元に刃が刺さって血が流れてた、
おーい救急車を呼べ~!!
甲野刑事…志那先生を呼べ~!!
顧問弁護士で出掛けてた志那隼、
車の事故で保険会社からの依頼で見えてた、
佐野原信一、
バイクの相手の工藤悠祐と名乗った。
「あ?悠祐…」
お前弁護士なんだろう!呼び捨てするのか…
「志那隼だよ…」
「隼?」
「佐野原信一さんに謝れ!君がぶつかってきたっていう」
携帯電話が鳴ってたが今は相手の仲裁の現状だった。
2つの携帯電話がなり始めた。
最悪…
「工藤~!やめろ!佐野原さんに暴力するのか!」
「貴様…お前告訴されるぞ!」
隼の腕を掴んだ
「隼…」
「お前の立場考えろよ…」
「罠だ…」
「桜谷兄弟の裁判所に足止め食わされた…佐野原さんすまない…」
「住吉組の山崎に唆された…」
事実を聞きたい…佐野原信一の車を保険で直すから…
「どうぞ穏便にしてください」
相手は企業の営業マンだった…
志摩産業、大手の企業経営と契約されてた…
手錠をかけられた工藤悠祐、
周りに野次馬が多かった…
車に乗り込み、
携帯電話を開いた榊警部からだった
折り返しかけた。
『何してる!純恵さんがカッターで刺された戻れ!』
「ちょっと待ってください!こっちも取り込み中ですよ!」
工藤を睨みつけた
「全部話せよ!悠祐…」
びっくりしてた工藤が
「何だよ!隼…」
弁護士兼刑事俺のプライドが許さなかった
アクセルを踏み込んだ。
ランプを横につけた。
「何だよ!隼刑事なのか!」
刑事兼弁護士の資格してるよ!」