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💜💙短編集

第11話 - 💜💙　抽象的な首輪　【リク】

248

2025年04月14日

#オーメンズ

#O_MENZ

#BL

#O-MENZ

柑橘

ちくり、首元に感じる微かな痛み。その痛みはだんだんと強くなり、じんわりと、頭が広がっていく。

ぷつり、皮膚を破られる感覚がする。

おかめ「…っは、きっつん…♡」

おかめさんが、恍惚とした表情で、こちらを見下す。

その目はどこか虚で、こちらをじっと眺めている。

口が半開きになっていて、少し違った八重歯が見える。それにきゅんとしてしまうのは、何故だろうか。

おかめ「ん、ん”…♡」

おかめさんは、また顔を首元に埋めてくる。

痛い、痛い、痛い。

違う、これは『痛い』じゃない。

狐「…おかめさん…♡♡♡」

“気持ちいい”だ。

_______

おかめ「ごめんね、きっつん…。」

行為が終わった後、おかめさんは後処理やら、ケアやらを全てしてくれる。

現在も、行為が終わったので、少し濡れたタオルで、身体を拭いてくれる。

背中から、首にかけてを拭いてくれている際、おかめさんは毎回顔を歪ませる。

おかめ「…首、痛いよね…。」

おかめさんは、僕の首筋にある真っ赤になっている跡を見て、そう呟く。

それは、血が凝固しているせいで、肌に似合わないどす黒い赤が、目印のように付いている。

おかめさんは、噛み癖がある。

日常の時は抑えられることができるらしいけれど、僕と行為をする際は、無意識に噛んでしまうらしい。首だけに限らず、腕や足、腹や肩にも、真っ赤になった跡が大量に付いている。一度調べたことがあるけれど、どうやら付き合う前の期間が長すぎて、精神的に、依存じみているから、という理由らしい。

狐「……大丈夫ですよ。」

おかめ「…ごめんね、きっつん。」

おかめさんは、いつも行為が終わるとこの言葉を呟く。多分、罪悪感から来るものだと思う。

行為後は、自分でつけた跡を見て、いつも顔を歪ませるのだ。

狐「……この傷、首輪みたいで好きですよ？」

おかめ「…だめだよきっつん…。俺が言うのもなんだけどさ、自分の身体大切にして…。」

おかめさんは、僕の肩に顔を乗せてくる。そのままぎゅっと腕を回されて、バックハグをされる。

肩にあるおかめさんの目と、視線が合う。

狐「ん…♡」

そのままおかめさんは、僕の首に唇を這わせてくる。

ちゅ、ちゅうというリップ音が部屋に鳴り響く。

おかめ「…ごめんね。」

狐「んっ……♡くすぐったいですっ……！」

これも、いつものこと。痕をみたら、おかめさんは、甘えながらも、噛み跡へ執着するようにキスをする。この痕に、相当罪悪感があるらしい。

おかめさんの唾液が、傷に染みる。じわじわ、じわじわと。

ひりつくようなその痛みが、どこか心地よくてたまらない。

おかめ「きっつん、」

狐「ん……っ♡」

おかめさんに名前を呼ばれると、つい反応してしまう。

腰のところから、ゾワゾワとした何かが込み上げてくるのが分かってしまう。

そのまま、おかめさんと唇を重ねる。それは次第に深いものとなり、僕は、おかめさんの舌を求める。

くちゅ、と水音が響く。

おかめ「……っは、きっつん……♡」

狐「……ん♡……ん♡」

唇が離れる。艶やかなおかめさんの唇と僕の唇が、糸で繋がっている。それを艶かしい視線を送る。

そのまま2人とも見つめ合って、少し経って、お互いにふふっと笑う。

この空間がいちばん心地いい。

おかめ「……きっつんの唇、甘いね。」

狐「おかめさんも、ですよ。」

そのまま、またキスをする。

今度は、さっきよりも深いキスだ。舌を絡ませては離し、絡めては離しを繰り返す。お互いの唾液が絡み合い、水音を立てるのを気にしないほど夢中にキスをする。

狐「……っは、おかめさん……。」

おかめ「ん……きっつん……。」

おかめさんは、ぼんやりとした瞳のまま、首元に顔を埋めてくる。そしてまた、やわく噛む。

狐「んぅ……っ♡……おかめさ、まだ首噛みたいんですか……？」

おかめ「…ごめ、ごめん…」

そういうとまた、首に歯を立てる。少し強めに噛まれているのが分かるが、それでもやめられないようだ。

狐「……ん”っ♡……っはぁ……♡」

痛いはずなのに気持ちいい。

その矛盾に頭が混乱しそうになるが、その感覚は嫌ではない。むしろもっとして欲しいとさえ思ってしまう。

狐「ん…♡♡おかめさん…♡♡」

さらに強く噛まれる。少し血が滲んでいる気がするが、その感覚すらも愛おしい。この血はきっと僕を魅了させる甘い蜜だ。もっと吸って欲しい、そう思ってしまう。

狐「……はぁ、んん♡♡……っ〜♡♡♡」

びくん、と腰が跳ねる。自分の物に熱が集まっている感覚がする。

あつい、あつい、あつい。

何も考えられなくなってくる。おかめさんの体温が欲しい。

狐「……ん、んぅ……♡……あっ、あのっ……♡♡」

僕は上半身を振り返らせて、おかめさんを抱き寄せて、ぎゅっとする。僕から抱きつくことは珍しいので、おかめさんは目を丸くして驚く。

狐「…もう一回、シましょ…？」

おかめ「…いいの？」

______

数週間後の、ある日のこと。

おかめさんの家でスマホを見ている時のこと。ライブの感想やらを見ていると、おかめさんが後ろから画面をのぞいてくる。

おかめ「…何見てんのー？」

狐「わ、見ないでくださいよ。」

おかめさんはじーっと僕のスマホの画面を見る。そして、眉間にしわを寄せる。

『狐さんの首筋、なんか赤いけど大丈夫かな？』

とある共犯者のツイートが目に入る。気づいてたんだ。たしかに、最近は演目によっては脱いじゃうしなぁ、とぼんやり思っていると、おかめさんは、心底申し訳なさそうな顔をする。

おかめ「…ごめんねきっつん…。あの、噛み癖治すように頑張ってみるね…。」

狐「大丈夫ですよ。」

おかめ「……え？」

狐「僕、おかめさんに噛まれるの好きですから。」

そう言い終わってから、はっとする。つい本音を言ってしまった。慌てて訂正しようと思うが、それも手遅れだ。おかめさんは、顔を伏せて言う。その耳は赤く染っていて、顔も、同じく真っ赤にしているのが分かる。

おかめ「……ほんとにいいの？」

狐「はい…。」

僕が答えると、そのままおかめさんに抱き着く。そして首元に顔を埋める。

おかめさんの匂いが全身に染み渡るのを感じる。暖かくて優しくて落ち着く匂いだ。

狐「…なんなら、もっと酷く抱いて欲しい…です、」

だめだ、今日は口がよく滑る日なのかもしれない。おかめさんと触れ合うとどうしても彼の前では油断してしまう。

狐「……え、えっと……」

自分でも少し顔に熱が帯びているのが分かる。

“もっと酷く抱いて欲しい”というそれは、自分の欲そのものでもあって、恥ずかしくなってしまう。それを口に出すのも恥ずかしいというのに、それを阻止するように僕の口は動き続ける。

狐「……乱暴にして、いいですよ……？」

自分が自分でないみたいになる。でも、それが心地いいと思ってしまう自分もいるわけで。

僕の瞳にはおかめさんしか映らない。

この空間には、僕とおかめさんの2人だけだ。そのことが嬉しくてたまらない。僕は目を閉じ、優しくおかめさんにキスをする。

おかめさんはびっくりしたような顔をするが、そのあと微笑んでくれる。それが嬉しくてたまらずに再度唇を奪う。何度かするうちに深くなっていくそれに夢中になる。その間にも頭はクラクラとするし、あつい何かがこみ上げてくる感じは消えない。

ぷちぷちと、着ていたシャツのボタンを外していく。

狐「……ん、……はぁ♡」

2人とも、息切れしているのが分かる。でもまだ、足りない。もっと欲しい。そんな気持ちにさせられる。

おかめ「きっつんっ……！？」

僕は、おかめさんの上に馬乗りになって、おかめさんの腹に座る。そして、自分の着ていたシャツを脱いでいく。その時もおかめさんは驚いた表情をしているが、僕には関係ない。

狐「…ほら、首。噛んでいいですよ。」

僕は首元をおかめさんに見せつける。多分、今の僕の目はいつもに増して蕩けているだろう。そんなことわかっているがやめられないのだ。そしてまた、噛んで欲しいと思う自分に逆らえないことも知っている。

おかめ「きっつん……、」

狐「ほら、早くしてくださいよ……。」

少しの沈黙の後、おかめさんが口を開く。その唇は震えているように見える。でもそれはきっと恐怖からではないことを僕は知っていた。

おかめ「……いいの？」

狐「ええ。貴方に噛んでもらえるのなら。」

おそるおそる、おかめさんは首元に顔を埋める。それが嬉しくてつい口元が緩むのを感じる。おかめさんは僕の首筋をぺろっと舐めた後、強く噛み付く。その瞬間一気に突き抜ける感覚は途轍もないものだった。全身がしびれるような感覚に陥ってしまうほどに気持ちよかったのだ。びくんっと腰が浮いてしまうような錯覚さえ覚えてしまうくらいに強い快感だった。おかめさんはそのまま血が出るほど噛み続けた後、ゆっくりと口を離したかと思うと、また強く噛み付いてくる。それを何度も何度も繰り返す。

狐「あっ♡……んぅっ♡♡……はぁぁっ♡♡」

おかめ「……きっつん、声出てるよ。」

おかめさんに指摘されてしまうが、それでもなお僕の口からは甘い声が漏れ続ける。

狐「んっ♡だってぇ……♡♡♡きもちいんですもん♡♡♡」

おかめ「そっかぁ……。」

“なら良かった”とでも言いたげな表情で微笑むとさらに深く噛み付かれる。その痛みすらも今の僕にとっては快楽に変わってしまう。

おかめ「…変態…」

耳元で囁かれてまた腰が浮くような感覚に陥る。それと同時に僕のモノも反応してしまう。それに気づいたのかおかめさんの動きが止まる。そしてゆっくりとズボンの上から撫でられる感覚がある。それだけで達してしまいそうになるほど強い快感が襲ってくる。

おかめ「きっつん……もうこんなになってんの？」

狐「…お、おかめさんだって…大きく、してるじゃないですか…♡♡♡♡」

おかめ「んふ、バレたぁ？」

おかめさんは僕のソレに、自分のものを擦り付けてくる。その硬さが服越しでも伝わってきて、それがとても愛おしくてたまらなくなる。

狐「んっ♡……はぁ、んぅ……っ♡♡♡」

僕は我慢出来ずに腰を動かして擦り付けてしまう。おかめさんも同じように動くものだから余計に感じてしまって仕方がない。

おかめ「……きっつんのもおっきくなってるね？」

“かわいい”と言いながら頭を撫でてくれるのが嬉しくてたまらない。もっと撫でて欲しいと思ってしまう。

おかめさんの、ズボンのファスナーに手をかける。そしてゆっくりとおろしていく。するとおかめさんの大きくなってるそれが顔を出す。

狐「…いっぱい、舐めてあげます…♡♡」

まじまじと見つめると恥ずかしそうな顔をするが止めようとはしないのでこのまま続けることにした。

それを手に取るとどくんどくんと脈打っていてとても熱いのが分かる。それに顔を近づけると良い匂いがして、頭がくらくらしてしまうような感覚に陥る。

自然と舌が伸びてしまっていたようで気づいた時には先っぽを舐めてしまっていたようだ。

狐「んお、んﾂ♡♡♡んむ、ん、♡♡んふ、んっ♡♡♡」

おかめさんのが大きくなっている証拠である我慢汁が出ているそれを舐めるとしょっぱい味が口に広がる。それがとても気持ちよくて夢中になってしまう。

おかめ「…きっつん、痛いの好きなんだっけ？♡♡♡」

そう言うと、おかめさんは僕の頭を両手で固定し、いきなり喉奥にそれを突っ込んでくる。あまりにも突然のことで、驚きのあまり口を離そうとしても頭をしっかりと押さえつけられていて、動かすことが出来ない。

そのまま前後に動かされる度に、喉が擦れて声が出てしまう。まるで本当に犯されているような気分になるけれど、それがとても心地いいと思ってしまう自分がいるのもまた事実だった。

狐「お”♡♡んぉ、ｯｯ♡♡♡♡」

おかめ「……んふ、きっつん……喉奥気持ちいいね？」

狐「……むお”ッッ♡♡♡ん”ッ♡♡♡」

何度も激しく出し入れされる。その度に僕の頭は真っ白になっていって何も考えられなくなる。ただ分かることは、この行為がとてつもなく気持ちよくて幸せだということだけだった。

狐「んご、ぉ”♡♡おぇ、♡♡」

もうそろそろ限界が近いのかおかめさんの腰の動きが早くなるのを感じると、さらに強く押し付けられる。

ぐぽぐぽと、まるでオナホのように扱われるのに興奮してしまう自分がいる。

狐「ん”、ぉ”♡♡♡おぇ、ッッ♡♡♡」

おかめ「……っは、きっつんの口まんこ……ッ♡きもちぃよ……っ♡」

狐「……んぅ♡♡お”ぅううっ♡♡♡♡」

苦しい、息ができない、なのに気持ちいい。そんな相反する感情を頭の中で処理するのに必死になっている間にもおかめさんの腰の動きは止まらない。

狐「んぐ、ぉ”♡♡おぇえ”ッッ♡♡♡」

もう無理だと思った瞬間、喉の奥に熱いものが注がれる感覚があった。それと同時に頭が真っ白になっていって何も考えられなくなってしまう。

おかめ「…はは、喉奥突かれてイっちゃったの…？♡♡」

おかめさんに言われてから、自身が吐精していることに気づく。

履いていたズボンからは、精液が滲んで、シーツが濡れてしまっている。

口からも、おかめさんの精液をぽたぽたと落としてしまって、自身がどれだけ恥ずかしいことをしているのかを、あらためて考えてしまう。

おかめ「…出したの、飲んでくれる？」

狐「……ん♡……んぅ♡♡……はひ、♡」

僕が小さく返事をすると、そのままおかめさんの精液を飲み込んでいく。正直、苦くて喉に張り付いて飲み込みずらかったけれどなんとか全部飲むことができた。

狐「っはぁ、♡♡♡……ごちそうさまです♡♡♡」

おかめ「…よくできました♡♡」

そう言って、僕の首元を舐める。するとちくりと痛みが走って痕がついたのだろうとわかった。それがとても嬉しくて思わず口元が緩む。そのまま強く抱きしめあってキスをする。

狐「……おかめさん、大好きです……♡♡♡」

おかめ「……俺も好きだよ。」

それが幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ。どうしようもなく貴方が愛おしい。そんなことを考えながらまた口付けをする。

何度も角度を変えて、お互いの唾液を交換し合うような深いキスをすると、それだけで頭がぼんやりとしてくるような感覚になる。

そしてゆっくりと唇を離したあとに、お互いに見つめ合う。しばらくそうしていたが、やがて恥ずかしくなってきて、目を逸らそうとするが、顎を掴まれてしまいそれは叶わない。

狐「…おかめさん…後ろ、寂しいです…。」

我慢出来なくて思わず呟いてしまう。自分の下腹部を撫でると、期待しているせいか既に僕のものは完全に勃起している状態だ。

早くここに貴方のモノを入れて欲しい…♡

おかめさんは僕をベッドの上に押し倒すと、ズボンを下ろしていく。そして下着姿になると僕の上に覆い被さるようにして抱きついてくる。その温もりが心地よくて、つい甘えてしまいそうになる。

狐「……んっ、♡はぁ……っ♡」

おかめ「……きっつんのここ、もうぐちょぐちょじゃん。期待してんの？」

狐「はい……っ♡♡早く欲しいんです……♡♡♡」

ズボンを下ろし、自分の後孔に指を入れて解していくとすぐに2本目を入れることが出来たのでそのまま3本目の指も入れていく。そしてバラバラに動かしながら良いところを探すように動かす。

おかめ「……んふ、自分で弄るの上手くなったねぇ？♡」

そう言って笑う彼の表情はどこか余裕が無さそうでとても色っぽいと思った瞬間、手を掴まれて、一気に指を抜かれてしまう。その刺激にびっくりして思わず声が出てしまう。

おかめさんと、視線が合う。ゆらり、と揺れるその瞳は、僕と同じように興奮してくれている。

もっと見て。僕のこと罵って。変態って、淫乱って言って…♡♡♡

おかめ「こんなにグズグズなら、慣らさなくても入りそうだね。」

自分でもわかるくらいひくついているそこを見せつけるようにして腰を浮かせて見せる。恥ずかしくてたまらないのにもう我慢できなかった。早くおかめさんに犯されたい……♡♡♡♡

すると突然臀部を掴まれる感覚があり思わず肩が跳ね上がる。そしてそのまま左右に開かれるとさらに奥まで見えるようになった後孔が見えるようになってしまう。

もう挿れられちゃうんだ。おかめさんいつもより大きいから、入るかな…♡♡♡

想像するだけで腹の奥が疼いてたまらない。早く欲しくてたまらなくてつい腰を誘うように動かしてしまう。

おかめ「…あんま煽んないでよ…ｯ」

そんな僕を見たおかめさんは小さく舌打ちをして勢いよく最奥まで穿たれる。

ごちゅんｯｯｯ！！♡♡♡♡♡ いきなり襲ってきた快楽に頭が真っ白になる。

それと同時にぴゅくっ♡♡と精液を吐き出してしまっていたようだ。この一瞬で達してしまった、という事実を理解したくなかったが、それ以上におかめさんと一つになれたことが嬉しくてたまらなかった。

狐「あ”っ♡♡♡おぇ、んん”♡奥ぅ……ッッ♡♡♡」

おかめ「……はっ、きっつん淫乱だからここ好きだもんね？」

ごりゅっ！♡ばちゅんっ！♡どぢゅっ！！♡♡♡♡ばちゅっ！！♡♡♡♡ 激しいピストン運動を繰り返され、何度も絶頂を迎えてしまう。

その度に脳天が痺れるような感覚に陥ってしまい、まともに言葉を発することすら出来ないまま、ただひたすら快楽を受け入れる事しかできなかった。

だがおかめさんは止まらずにそのまま責め立ててくるので、ひたすら与えられる暴力的なまでの快感に溺れてどうにかなってしまいそうになる。

狐「んお”ぉっ！！♡♡♡おっぎぃ……ｯｯｯ！♡♡♡お”っ♡♡♡お”ｯｯｯ♡♡♡」

おかめ「……っ、キツ……！」

どぢゅんッッ！♡♡♡♡ばちゅんっ！♡♡♡ごちゅっ！♡♡

おかめさんの太くて長いそれに一気に貫かれた僕は、あまりの質量の大きさに一瞬意識を飛ばしたもののすぐに引き戻されてしまった。

目の前がチカチカとして上手く呼吸が出来ない状態だ。それなのにおかめさんは容赦なくピストン運動を続けるので、気が狂いそうになるほど気持ちいいのだ。

おかめ「…っは…♡♡」

おかめさんの苦しそうな顔が首元に近づいてくる。

そして、そのまま強く噛み付かれると痛みが走り、同時に中を締め付けてしまう。そのせいでおかめさんの形がはっきりとわかってしまい余計に感じてしまった。

おかめ「っは、きっつん…♡♡俺の、俺の…♡♡♡」

虚につぶやくおかめさんは、そのまま首元に何度も歯を立てる。

何度も何度も皮膚を貫かれる感覚に、身震いしてしまう。そしてそれと同時に、中を抉られるような感覚に頭が真っ白になってしまう。強い力で抱きしめられて逃げられない状況に興奮してしまう。

そのまま上も下も激しく突き刺され続けた僕は、ついに限界を迎えてしまう。

おかめ「…きつね…♡♡♡」

一言つぶやかれた後に、ぐわっと、口を大きく広げたおかめさんが、再度僕の首元に噛み付く。

ぶち、と皮膚が今までで一番深い箇所を噛まれたことがわかる。

痛いのに、気持ちいい。気持ちいいのに痛い。複雑で、自分でも理解できないその痛みが、今までで一番気持ちが良い。

身体が大きく震えて、何かが込み上げてくる。

これ、ダメなやつだぁ…♡♡

狐「お”っ、あ、あ”ぁ”……ッ！♡♡♡♡」

プシュアッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡

勢いよく透明な液体を吐き出してしまう。それと同時に中のものを締め付けてしまい、おかめさんの顔が歪むのが見えた。

おかめ「……っは♡噛まれて潮吹いちゃった？♡」

狐「おぇ、んぉ”……♡♡ごめ、なひゃ……♡♡♡」

呂律が上手く回らず、言葉にならない謝罪の言葉を口にすると、おかめさんが優しく頭を撫でてくれる。それが嬉しくて、思わず頬擦りしてしまう。

そしてそのまま深く口づけをされた。舌が絡み合って、頭が真っ白になるような、甘い口付けに夢中になっていると、突然身体を持ちあげられる感覚がした。

そのまま対面座位のような形になると、一気に奥まで突かれてしまい、視界に火花が飛び散るような感覚に陥る。

狐「あ”ぁ～～ッ！♡♡♡♡♡おぇ”っ！？♡♡ま、まっへ……♡♡」

おかめ「……んふ♡今度はこっちでもイこうねぇ？♡」

そう言って僕のものを、しこしことしごきながら腰を動かしていくおかめさんにされるがままになってしまう。

その間も何度も奥を突かれ続けてしまい頭が真っ白になって、なにも考えられなくなってしまう。

狐「お”ッ♡♡♡あ”へｯｯｯ♡♡♡う”ぅっ♡♡♡」

おかめ「……っ、きつね……ッ！」」

おかめさんは僕の名前を呼びながら激しく腰を動かしていく。その度に僕は絶頂を迎えてしまい、もう何度イったかわからなかった。

しかしおかめさんはまだ一度も出していないようで、余裕の無さそうな表情を浮かべていた。その表情を見てまた興奮してしまいきゅうっと締め付けてしまうと、それに反応するように中のものが大きくなるのがわかった。

おかめ「…っはｯ、出すよ……ッ♡♡」

狐「あ”ぇっ♡きてぇッッ♡♡♡♡ぼくのおしりっ♡♡♡おかめさんのでいっぱいにひてくらさい……っっ♡♡♡」

そう言って、さらにきゅっとナカを締めると、おかめさんは、顔を歪ませる。

おかめさんは、唾液をぽたりと僕の首元に落とす。その目には、僕の喉仏が写っている。

狐「お”、え”…ｯｯｯ♡♡♡♡♡♡♡」

がぶり、そう聞こえた気がした。おかめさんが、躊躇うことなく僕の喉仏に噛み付いてきた。

呼吸ができくて、苦しくて痛い。でも気持ちいい。

その快楽が、あまりにも良くて、ビクンッと身体が跳ねて、メスイキしたことに気がつく。

ナカからも、じわりと生暖かい感覚があって、おかめさんもナカに出したんだ。と理解する。

いろんなことがあって、脳みそがパチパチと点滅する。

おかめさんに、喉仏噛まれて、メスイキして、中出しされた…？？♡♡♡

そう思った途端、今まで感じたことの無い幸福感に包まれてしまった。幸せすぎてどうにかなってしまいそうで怖いけど嬉しくてたまらない。

おかめ「ごめ、ごめんねきっつん…」

おかめさんに抱きしめられただけで満たされてしまうのだから、もうこの身体はこの人の物でしか満足できない体になってしまったらしい。そう思うとさらに愛しくなってしまうのが止められなくて自ら首元を晒す。

狐「いっぱい、いっぱい噛んでください…♡♡♡♡くびわ、おかめさんの物に、首輪してください…♡♡♡」

そう言って首元を曝け出すと、おかめさんは固まってしまった。それをいいことに首に腕を回す。

狐「……おぇのからだ、もうぜんぶおかめさんのものになっちゃいまひたぁ……♡♡♡ね……？ぼくのこといっぱい孕ませてくらさい……♡♡♡」

その言葉に興奮したのだろう、僕の中に埋まったままのそれがどくんと脈を打った気がした。

おかめ「……っ、もう……知らないからね……？」

そう言って、僕の腰を掴むと激しくピストン運動を始めた。

狐「お”ッ♡♡♡んぉ”ッッ♡♡♡♡」

ごちゅっ！♡どちゅんっ！♡ばちゅんっ！！♡♡ 激しい水音と共に、自分のものとは思えないような甘い声が漏れるのを止められない。

乱暴で、おもちゃみたいに犯されているのに、それが嬉しくて仕方ない。

おかめ「っは……キツすぎ……ッ♡」

そう言ってさらに強く奥を突かれる。もはや、結腸近くまで入ってしまっている。

その刺激にまた軽く達してしまったようで体が跳ね上がるがおかめさんは止まってくれない。それどころかもっと激しくなっていく一方だ。

狐「……お”っ♡♡♡お”ぁッ♡♡♡♡おなか”ﾂあへ”ッッ♡♡♡♡♡」

おかめ「んっ、これで妊娠したら責任取ってあげるから安心して孕みな……ッ！！！」

妊娠なんて、できないけれど、孕ませられるようなぐらい奥でパンパンされて、たまらなく気持ち良い。

突かれている間にも、何度も何度も首を噛まれる。自身の首元からは、汗とも血とも言い難い液体が垂れる感覚がする。

おかめ「っ、はぁ……ッ！きつね…♡♡♡」

狐「……おぇもぉ♡♡♡あたまおかしくなぅう”ッッッ♡♡♡♡♡」

どちゅんっ！！♡と奥を突かれた衝撃で頭が真っ白になってまた達してしまう。おかめさんも、限界なのか僕のナカに出そうとガツンガツンと腰を打ち付けてくる。

狐「んぎぃッ♡♡♡♡♡あ”ッ♡♡♡♡あへぇッッッ♡♡♡♡」

もうまともに言葉を発することも出来ず、ただただ喘ぐことしか出来ない僕を見て、おかめさんはさらに強く噛み付いてきた。その痛みさえも快楽に変えてしまう自分が恥ずかしくてたまらない。

でもそれ以上に幸せで嬉しくてたまらなくて、ずっとこのまま繋がっていたくなる。

おかめ「……っは……出る……ッッ」

びゅるるるるっっ！！♡♡♡と熱いものが注がれる感覚がして、おかめさんがナカに出したんだなということに気がつく。

すべて吐き出そうとゆるゆると揺れるおかめさんの腰に、少し興奮してしまう。

気持ち良すぎて出てしまった涙で視界がぼやける中、おかめさんと目が合う。

おかめ「…首、真っ赤になっちゃったね。」

狐「……っは♡、おかめさんの……ものって証です……♡♡♡♡」

そう言って自分の首元を触ると、少し血が滲んでいる。それがとても嬉しくて思わず笑みが溢れてしまう。

おかめ「…好きだよ、狐。」

狐「はい……ッ♡ぼくもだいすきです……♡♡」

おかめさんと深い口付けを交わしつつ、ぎゅっと抱きしめ合った。

おかめさんにつけられた、大事な大事な首輪。時間が経ったら、消えてしまうかもしれないけれど、その時はまた、つけて貰えばいい。この証がある限り、僕はおかめさんから逃げられないし、おかめさんも僕から逃げられなくなるんだ。物的なものではないけれど、この首輪をずっと大事にしよう。

そして、一生外さないでいよう…♡♡

_____

『狐さんの首元、最近隠すようになったよね。』

『ていうか、脱がなくなった気がする！』

『まって？チラッと見えた写真あるんだけどさ、

首輪みたいに、真っ赤なんだけど。』

______

作者から。

噛み癖のあるおかめさんと隠れM狐さんでした。リクありがとうございました！

隠れM、とはいいつつ、ガッツリMになっちゃって申し訳ないです…。

今回割と行為メインで書いたんですけど、どうでしょう。みなさんストーリーメインと行為メイン、どちらが好きなんでしょうかね。

割と濡れ場って、特殊な設定いれない限り、単純化してしまうのが悩みどころですよね。

話は変わりますが、長編二つ出来始めたんですけど、あほエロと、ストーリーメイン、どちらが先見たいですか？

文字数自体はどちらも三万から四万ぐらいで、どちらも濡れ場はあります。ただ、あほエロの方が、行為の描写が多めで、ストーリーメインはあほエロではあるけど、ストーリー多めみたいな感じです。

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私はほぼ行為メインが大好きです！！

おかめさんが噛癖あるのはほんっっっっとうに最高です！！✨✨

好きです。大好きです。愛してます。

柑橘

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