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これが無駄のない無駄な攻撃か…
──────いえもん視点──────
城に帰ればいつも通りの風景が辺りに広がっている。すぐに帰ってきたため、懐かしさ等は感じられないが、安心感はある。
その後戦闘によって汗をかいた人や、汚れてしまった人などがいるため、お風呂に入る。
なかなか豪華な風呂で、男女別に別れている。一応個人用の小さなお風呂も完備されていて、抜け目がない。
ぶっちゃけ俺は特に何も動いていないため、入らなくていっか、なんて思っていたが、周りの圧に負けて、入ることになった。
軽く汗を流すために熱いシャワーを浴びる。暖かく、スピードはあるが、痛くはなかった。
そんな感じでシャワーを浴び終わると、ルカさんの悲鳴が聞こえる。
「痛い痛い痛い痛いッ!?」
突然シャワーを浴びていたルカさんが翼を使ってまで、シャワーから距離をとる。瞬きの間に5mほど遠くに行くすばやさは見習いたい。
しかし突然叫び出してどうしたのか、なんて思っていたら、れいまりさんが爆笑する。
「あははwはははw吸血鬼流水ダメですよwダメージくらいまーすwそれくらい知っとけよッw」
れいまりさんが爆笑しつつも、理由を教えてくれている。そんな光景に呆れつつも髪を洗いながらも気になって見てしまう。
ルカさんは首を思いっきり横に振る。
「いや、俺流水効かないんだよ!!なのに痛いってどゆこと!?」
さらりと吸血鬼の弱点のひとつを無くしていることに驚く。弱点は共通だと思っていたが、違うようだ。
そこでギャーギャー言い合っていると、うぱさんが参戦し、シャワーの温度を50度から下げていた。…50度!?50…え?
下げ終わると、ルカさんに向かって、指先から水を出し手を銃のような形に変え、パーンと軽い音を立てて発射する。それはまるで水鉄砲で、痛くはなさそうだが、楽しそうではある。
「お前温度上げすぎ。多分熱いを通り越して痛く感じてたんじゃないか?」
「なるほど…?」
「次から気をつけろよー」
そんな軽い調子でうぱさんは温泉に一番乗りで浸かる。俺も身体も洗い終わったので、そのまま湯船に浸かる。
暖かいお湯は体の芯からぽかぽかしてくる。その感覚が気持ちい。水をすくい上げれば、俺から逃げるようにすぐに手からこぼれてしまう。
そんなことをしている間にも他のメンバーがからだ等を洗い終わったらしく、思いっきりお風呂に入る。ドーーンと音がなり、大きな水しぶきが上がる。大変迷惑な行動にうんざりする。
なんて思いつつ辺りを見回すと、違和感を感じる。
「あれ、ガンマスさんはいないんですか?」
俺の疑問の声に、さっきまでうるさかった音がなくなり、確かに…と言わんばかりの空気が流れる。まあ後で聞けばいいだろ!っと言うメテヲさんの意見でそれもそっか、と言った感じで騒がしいのを再開する。
俺は端で、ひとりでゆっくりしていた。お風呂ぐらい静かに入りたいからだ。しかし、それを見逃してくれるほど彼らは甘くはない。
うぱさんが無から水を作り出し、勢いよく噴射する。それに対抗するようにメテヲさんは光属性を濃縮して、水鉄砲を作り出す。その技術今使う必要があるのか、なんていささか疑問に感じるが。
ルカさんも対抗しようとしているが、お風呂なため道具はない。当たり前だ。なんであると思っているのか、俺には理解できない。
ルカさんはないとわかるや否や、メテヲさんを直接蹴り飛ばす。その一瞬の動きにメテヲさんは銃を捨て、受け身をとる。そしてそのままの勢いで距離をとっている。なんだか嫌な予感がしてきたのは俺だけだろうか。
「…分かってるんだろうな?メテヲに喧嘩を売ったなら5倍にして買い上げてやるよッ!!」
メテヲさんは何も無い空間から何かをつかみ、それを投げる。その攻撃は見えなくて、何をしているか分からなかったが、ルカさんの腕が切れる。それをなんとも思わないようにルカさんの腕は再生していく。
このままだと大喧嘩が始まる、そう思った時に、うぱさんが大量の水で2人を囲む。そして、キレ気味で言う。
「あそぶな」
その言葉に、以心伝心したかのように一斉に同じことをいう。「お前が言うな」、と。
その言葉にてへ、と言っ感じで、とぼける。そこでとぼけても意味ないのだが…なんて思いつつも、お風呂に平和が戻ってよかった。なんて思いつつ俺はあがる。他のみんなはまだ浸かるようで俺だけ先に出る。
お風呂の2分の1くらいの脱衣所につく。2分の一と言っても、普通に通常のリビングくらいの広さで、この人数でここまでの広さはいらないだろ、と思うほどだ。まあ、そんなことは置いておいて、タオルで雑に髪の水分を拭き取り、体を拭く。そして脱衣所で服をルームウェアに変え、そのままの勢いで、洗濯機を回す。
まあ、既に戦闘服などを男子軍のみんなは入れたはずだからだ。回しても大丈夫なはずだ。
ひと仕事を終え、リビングへと足を早める。お風呂上がりはコーヒー牛乳が美味しいのだ。
そこに居たのは、茶子さんとガンマスさんで、2人で雑談をしていた。ドアが開いた音に気づいたらしく、こちらの方を見てくる。そうすると、軽く手を振ってくれる。どう反応したらいいか分からなかったため、ぺこりとお辞儀しておく。
そして、冷蔵庫からキンキンに冷えたコーヒー牛乳を取り出す。雰囲気作りのために瓶にしたのだが、それっぽくていい味が出ている。
俺はそのままそれをグイグイと飲み、2回に分けて飲み干す。1回では飲みきれなかったからだ。
ぷはぁ、と声を出しつつ、飲み干す。やっぱりお風呂上がりのコーヒー牛乳は特別感があって美味しい。その流れでその瓶を洗っておく。
それが終わったら、ガンマスさん達と一緒に雑談をしてみんなのことを待つことにした。
ここで切ります!!最近Always眠いです!!助けて!!!今日は早く寝たいです…ちなみに書き忘れるかもしれないので先にガンマスさんが男子軍と一緒に入らなかった理由書いておきます。
顔が見られる可能性があるからですね!ちなみに、八幡さん関係の情報共有が終わったらひとりで入ります。普段はみんな好きなタイミングで入っているので、なかなか集合しないため、今回ガンマスさんが居ないことに疑問を持っていたっぽいです!
ちなみにお風呂のお湯はラテさんとうぱさんが協力して出しています。うぱさんの水をラテさんが温める…と言った感じです!ちなみにうぱさんの作り出す水は温度調節できますけど…?まあ、そこはおいおい考えてもらえればって感じです。
メテヲさんの攻撃が見えなくなっていたのは光の屈折を利用したものです!!
ハート2万ありがとうございます!!!
感謝イラスト(苦手な方スクロール)
これ描いてて投稿遅れました!(本末転倒)
それでは、おつはる!