コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「なぁ、答えてくれよ。」
「……。」
「答えてくれねぇとアタシ、ずぅっとむしゃくしゃしたままだ。納得できねぇ。」
「わかってる。マックイーンはそんな事しないヤツだって。でも、理由が知りたい。」
「ゴールドシップさんが襲われたとき、一目散に助けるべきだったのです。」
「ですが、私は…っ」
「パニックになってしまって、とりあえず誰かに伝えなくては、と思いじいやに電話しました。」
「その時の言葉は、支離滅裂だったと思います。」
「ですが、やはり長年の付き合いなのでじいやが察してくれて、向かってくれると聞いて、安心してしまって。」
「気づいた頃にはもう、会長さんがいて、ゴールドシップさんは泣きじゃくっていて。」
「私のことを、失望したような目で見られて、気づいたのです。」
「私が1番近くにいたのに、適切な行動ができず、ゴールドシップさんを傷つけてしまったと。」
「メジロの人間として恥ずかしいことをしてしまったと思い、その場を去ってしまいました。」
「、、あの、申し訳ありませんでした、、っ。」
「あん、?」
「私が不甲斐ないあまりに、ゴールドシップさんを傷つけてしまって、。」ポロポロッ
「……まぁ、いいけどよ。責任とってくれよ?」「、、?」
ゴールドシップさんは微笑み、
「ゴルシちゃん、結構繊細でストレス溜めやすいからよ。アタシがレースに出れるまで付き添うことっ!!」
「、!それだけでよいのですか、?」
「あぁ、いいんだよ。もう。あんがとな。」
「なぜ、私に感謝を、、?」
「助けようとしてくれた気持ちが、嬉しいんだよ。あの時、アタシはマックイーンにとってどうでもいい存在なんだって思っちまったからよ。」
「、!そんなわけありませんわ、!!私の大切な友人で、、仲間でライバルではありませんか、!!」
「、ゴルシちゃん、その言葉聞けて嬉しいぜ。海も綺麗だしなっ!」
「、!そうですわね!」