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翌朝。
俺は足取り軽く、良歌たちと登校した。
「おはよう良治君、流石にごきげんだね」
「うん、朝からずっとこの調子なの。本当にいいお兄ちゃんだよね」
「それもあるけどな」
校舎の玄関で言葉を交わす立花とアリスに、俺は元気よく返した。
「滅堂先生が言っていただろ? 世界最強戦力アースの幹部が合成魔法使いなのに、この世界で二つ持ちが軽んじられている理由。飛べない鳥は翼の有用性を認めない。俺も新聞を読んで驚いたよ。まさか東欧院が火炎使いとして報道されているなんてな」
東欧院は、火炎系統と閃光系統の二つ持ちで、合成魔法で太陽系統の魔法を使える。
けれど情報統制なのか、アースのことを扱った新聞を調べると、一流の火炎系統使いとして扱われている。
「でも昨日は、あれだけの人数が俺の勝利を目にしたんだ。しかもみんなが実力を認*****************************
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