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白尾短編集

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白尾短編集

1 - 📕🙂

♥

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2024年05月07日

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brsm

初恋


初めて、恋をした

桜の花びらが吹くこの季節に

綺麗な紫の瞳をして、サラサラとした茶髪が風で靡いている

見惚れていたんだ

あの綺麗な男の子に

話したい、触れたい

そんな欲望が僕の頭の中をぐるぐると回る

そう考えてるうちに、可愛いあの子がこちらへ近づいてくる

え、僕なにかしちゃったかな?

そう不安になっていると、彼が口を開く


「さっきからずっと俺の事見てますけど」

「何か用でもあるんですか?」



桜が舞っている

入学式を終え、クラスを確認し外へ出てきた

同じクラスで喜んでいる女子達

知らない人ばかりで馴染めるか不安そうにしているメガネの大人しめの子

そんな中、1人だけ違うことをしていた奴がいた

桜の木の届かないところで、俺を見つめている奴だ

赤みの強い茶髪に暗い青の瞳

その瞳は他の誰でもなく、俺を見ていた

ずっと見られているのもなんだか変な感じなので話しかけに行くことにした。

俺が近づくと彼は少し慌てた様子で俺を見ていた

そんなのも気にせず俺は言う


「さっきからずっと俺の事見てますけど」

「何か用でもあるんですか?」


やばい、言葉が冷たかっただろうか

いやでも本当のことだから…と心の中で言い訳をする

そうしていると彼が口を開く


「あ…えっと…」

「綺麗だなぁ……って…」


「綺麗?何が…」


桜か?なんて思っていると、彼から思いもよらない言葉が出てきた


「君が、綺麗なんだよ」


は?俺が…綺麗?

何を言ってるんだこいつ…


「っ…何言ってんだよ…」


自分でもわかるくらい、頬が紅潮している

顔から耳まで伝わる熱が嫌になってくる


「あは、かわいい…w」

「ねぇ、僕と友達になってくれない?」



その後、友達以上の関係になったのはまた別のお話_






わいてのBL短編が書きたかったんです。

ほのぼのもあれば®️もそのうち出てくると思います

気まぐれで更新してくので期待はしないでネ

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