テラーノベル
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スタッフが清掃などで部屋へ入ることは出来る。
不動産を扱う早川さんの会社では、盗聴器発見道具を持っているらしい。
“まだラウンジカフェ、使えるか?閉まっていたら、バーがあるだろ?どこかで待って。会社から機械を持って行く”
――盗聴……私の知らない世界だな
私はラウンジカフェへ行って22時までだと確認すると、座ってジンジャーエールを注文する。
ジンジャーエールが運ばれて来たタイミングで、敬がやって来た。
コンビニの袋を持っているから、帰って来たところで私が見えたのだろう。
――ちょうどいいわ、少し話をしようじゃないの
「ここで飯か?」
「違うけど。安西さんへの20万円、正子叔母さんのお金?敬はお金を持っていないよね。もしかして叔父さんからのお金?」
と私ははっきりと聞いた。
21時を過ぎたこの時間、お客さんは遠い窓際に二人だけだ。
「おいおい、大きな声を出すなよ」
敬が私の向かいに座ると
「失礼します、一ノ瀬様。こちら、マネージャーからです、どうぞ。今お召し上がりになりますか?」
と、スタッフさんがクッキーを一袋持って来てくれて、さらにお皿も置いてくれる。
「ありがとうございます。また明日、お部屋でいただきます」
「承知いたしました。ごゆっくりお楽しみくださいませ」
丁寧にお辞儀をしたあと、敬を無視したまま一旦テーブルから離れた彼女は
「ワンオーダー、お願いできますか?」
顔だけ振り返り、敬に言った。
――なんか…つよっ
私と敬と変わらない年齢に見えるスタッフの言動が面白い。
コメント
2件
コイツからいろいろ聞き出せるかな?(母親の言いなりっぽいけど・・) 頼もしいスタッフもいるし、希輔さんが来るまで辛抱だよ〜
ラウンジカフェのスタッフさん(≧ω≦。)プププ 顔だけ振り返ってって、本来ダメでしょ😆 オマケ敬はお客様でもなんでもないってことでしょ😆 ワンオーダーしなきゃ。ここはカフェなんだから〜!お金ないんだっけ?🤭