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?「久し振りだね」
夢から目覚めたタイミングで 、目の前から声を掛けられる 。
というか、夢を見ていた=寝ていたってことだけど、
一体私はどこで寝てるんだろうか
そもそも、目の前の人は───?
そう思って顔を上げると 、そこには……
「u、up…?」
懐かしの約束した相手が立っていた 。
約束したあの日 、
あれは内戦の直後くらいの話だった 。
奇跡的に生き残った私達は 、敗退してしまった街へ一度集まっていた 。
そんな中独りして、
ポロリポロリと涙を落としながら私はしゃがんでいた 。
でも。こうして泣きじゃくる私に、遠慮欠片もなく声を掛けてきたのが
「どうしたの?lt … 」
約束の相手───upplnだった。
lt「街がっ、大好きな、故郷が……」
私はそう泣き叫ぶことしかできなかった 。
でもupplnは違った。
真っ直ぐ立って、街を見つめている 。
悲しげな目ではなく 、決心した熱く強く燃える瞳で。
up「俺さ、今夢ができた。」
当時はまだ小学生低学年くらいの年齢だったはずなのに 、upの判断力はすごかった。
淡々と述べるようで、強い言葉が私の心を動かした。
「夢…って?」
それがなにか気になったからか、私は泣き叫ぶのを止め、
顔を上げた。
up「いつか 、人外は人間を傷つけるようなだめな人だけじゃないって言ってやる
そして、人間と人外の共存を目指してやる。」
upははっきりとそう宣言した 。
私はその考えに一致して、賛成した。
「……いいね、それ!
でも私にはできることないよね、笑」
up「そんなことないんじゃない 、?ltの能力強いじゃん」
そう言ってくれるupの目は物凄く温かいものだった。
さっきの燃え尽きるほどの瞳ではないけれど、優しさが写った温かい瞳をしている。
up「じゃあ約束しよう?
いつか絶対 、人外と人間の共存できる世界を作る!って。 」
upは小指を差し出しながら 、そういう。
私はその小指を交わして握り返した 。
up「一生の約束、だよ?笑」
それがその時の約束だった。
今でも鮮明に覚えてる。
そのupが…………
約束以降、姿を表さなかったupが………
どうして今更ここへ?
私は疑問で仕方がなかった 。
up「呼んでると思って、俺の力が…必要かなって。」
upは私に手を差し伸べてくれていた 。
けど、素直に手を握ることはできなかった 。
夢のことがあるからだ。
ただただ新しい答えが出たからって上手くいくとは限らない。
だからこそ、rir-ちゃんねるとgnmsが捕まった要因のひとつなんだから。
up「……………どうしたの?」
upはようやく口を開いて聞いたくれた。
その言葉を待ってたというように私の身体は反応して 、即座に答えることができた
「もう 、共存なんて不可能だよ、笑」
私はなぜか笑ってた。
笑うような話の内容でないのに。
笑うしか、笑ってこの言葉を言うしか、受け止めてくれないってそんなきがしたから。
up「…なに、言ってんの?」
upは怪訝そうに聞く 。
まぁそうだよね、昔はあんなにはっきり約束交わしたんだし。
なにより、それきり顔を合わせてなかったんだから。
「ごめん、約束……私はもう無理、そもそも現時点で約束なんて破ってるみたいなもんだよ
rir-ちゃんねるとgnmsを守れなくて。」
そういうとupは私の頭をゴツンと頭突いて 、
重苦しそうに言った。
up「“約束したじゃん?人間と人外の共存をいつか必ず叶えるって”
何いってんの?守れなかったから何?
捕まったんだたら、自分が解放してあげるまでの考えが至らない?
一生の約束、言ったじゃん。頷いてくれたじゃん。
どうしてそんなの身勝手に放棄できると思ってんの?」
胸元のお揃いのペンダントを見せつけて言う 。
そうだ、いつか、いつか必ず────
私はその言葉にグッっと胸を打たれたようだった。
確かに、自分を甘く見すぎていたのかもしれない。
「ごめんup、約束破ってごめん」
私はそう言って 、胸元のペンダントを握り直した。