テラーノベル
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数秒後…
勇者は、死んだ。
「は…?」
周りを見ると、ガノフ…シノア。
3人の首が落ちていた。
3人は、恐怖に歪んだ顔…
この魔王…
規格外
化け物
「あ…あ…あ…」
私は、恐怖で身体が動かない。
口もまともに動かせない。
「…あぁ…あ…」
怒りが渦巻く。
皆の笑顔。
昔の記憶がフツフツと蘇る。
怒りで、なんだか…全て。
どうでも良くなった
「ふははは…やはり、雑魚だ!!私のお姉ちゃん以外は、皆雑魚!…私の斬撃にも、0ダメージだなんて!」
魔王カナリアは、意味の分からない事をほざいている。
私が、魔王の姉?
ふざけるな…
私の、幼馴染を…雑魚呼ばわりするやつが……そんな奴が…。
「妹のはずがない…」
心の声が、思わず口に出る。
こいつが妹?
妹のはずがない…
こんな嫌悪の象徴。
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す。
魔王は、涙を浮かべた。
「そんな事言わないでよ…お姉ちゃん…私何か酷いことした?…私は、邪魔者を消しただけだよ?…私とお姉ちゃんだけの、城だから…あいつらは、私に会った時点で殺される運命だったの!」
笑った。
レオン…ガノフ…シノンを、馬鹿にするように…。
許せない。
ふざけるな…
ふざけるなよ。
「お前を殺す…」
その声には、殺意が宿った。
まるで、機械の様に、感情のない声に、殺意が混じった。
その姿に、魔王は、必死に弁明している。
「お姉ちゃん!私は、さっきから言ってるよ!?あいつらは、ここに来た時点で、私に殺される運命だったの!!お姉ちゃんを連れてくるか!連れてこないか!ただそれだけ!どっちにしろ、死んでた奴らを、悲しむの、どうかしてるよ!」
あぁ、それ以上喋るな…
殺したくなる。
その汚らしい口で、勇者達の事を喋るな。
整った。
確実に殺す魔法。
我慢した…。
やっと、勇者達を殺した…妹を名乗る。
魔王を、殺せる。
思わず笑みがこぼれる。
「ふふ…あはははは!!」
私自身…わかってる。
今…サイコーに、狂ってる。
ただ、今は…勇者達を殺した魔王を…
「殺したい…」
極大魔法・ビックバン
発動可能。
何時でも殺せる。
「…いや…お姉ちゃん…殺さないで…いやぁ!!」
魔王は、私の殺気を感じ取ったらしい。
本気で、殺す意思が、わかったらしい。
「人は殺してもよくて、自分が死ぬのはダメなんだ…」
怒り。
純粋な、怒りに…
一瞬の、呆れ。
「ふざけるな…魔王、お前は死ぬ」
手を前にかざす。
極大魔法・ビックバンを展開する。
「ビックバン…」
魔王と、距離をゼロにした。
「はい…おしまい…」
ビックバンを放った。
小さい超圧縮玉が、魔王カナリアに当たった。
「い…いやぁ!!!」
叫ぶ魔王、うるさい。
目障り…だけど、耳を傾けた。
魔王は、最後に、呟いた。
「私は…お姉ちゃんと、いたかっただけなのに… 」
ビックバンにより、惨い姿に、変わった。
酷く、散った魔王の姿に…
「はは…ふふふ」
思わず笑った。
「終わり…」
自分にも、ビックバンを準備した。
私は、レオンとガノフとシノンを近くに寄せ。
横になり。
ビックバンを放つ。
自分と、みんなに…
さすがに自分でも、この魔法に耐えるのは…無理だった。
────・・・────
私は、目を覚ました。
死んだはずの、自分が…
でも、周りを見渡すと、真っ白の世界があった。
「は…?」
私は、困惑した。
なぜ、こんな意味の分からないところにいるのかすら、知らないのだから。
「やっときました!転生者です!」
なんと、私は、転生したらしい。
「は?」
耳が、壊れたのかもしれない。
さっき転生したらしいと思ったが…
転生とは、なんなのか?
「その…転生って?」
私は、その転生者がきました!と言った、わけの分からない奴に質問する。
わけの分からない奴は、微笑んだ。
「転生者は、死んだものが、新しい人生を過ごす事になる者の事です!」
私は、思考を放棄した。
でも、ひとつ、わかる言葉を、言ってくれた。
「貴方の職業!魔法少女は、転生の加護を持っているのです!何故持っているか…」
溜めて来ている、焦らしてくるのか…
わけの分からないやつは…
「魔法少女は、不滅?と日本という国で、言っていました!なので私が、貴方の世界で魔法少女には、死んでも転生の処置を施したのです!」
えっへん!とやっている。
つまりなんだ、こいつ
神か?
女の神だから、女神か。
「は…はぁ?」
私は、思わず溜め息も吐いた。
女神らしき奴は、地獄耳らしい
小さく吐いた溜め息を拾って来やがった。
「なんですか!その溜め息!私は、女神ですよ!?…あ、そういえば女神って言うの忘れてましたね…えへへ」
遅れてきた、衝撃情報。
自分の中で、女神かと予想したら、本当に女神だった。
「んで?…私は、転生するの?」
本題に触れた。
女神は、うんうんと頷いた。
「はい!その通りです、貴方は…魔王に勝ってもらいます!ただ、勇者ではありません、記憶と力の引き継ぎです!行くのは、魔王が誕生する15年前!…それと、魔法少女装備も、渡しておきますね! 」
魔王が誕生する15年前に、私は行く。
魔法少女にも、専用装備があるらしい
しかも、記憶と力を引き継げるらしい
女神は、微笑み手を振った。
「では、さようなら〜」
そして、体が薄くなっていく
「あ!貴方には、特別なスキルを1つ!さずけましたからね〜」
大切な事をサラッといって、私を転生させた。
コメント
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うわ…第3話、一気に怒涛でしたね。勇者たちが一瞬で倒されてからの主人公の怒りが、本当に生々しくてゾッとしました。「♡♡♡たい」って感情が純粋な憎悪と悲しみで研ぎ澄まされていく感じ、すごく伝わってきました。魔王が「お姉ちゃんと一緒にいたかっただけ」って泣き叫ぶシーンは、その狂気と哀しさのバランスが絶妙で印象に残っています。そしてまさかの女神登場&転生——! 第4話、めちゃくちゃ気になります。続きを楽しみにしていますね🤍
186
こむぎ
9
JAM

250