テラーノベル
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注意キャラ破壊
誤字脱字あり
晴明愛され
では晴明(狐白)目線で続きをどうぞ!
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ザァッ_
祅神堂の中をくぐり神人妖島へと着地した。
ここは、森の中か。
にしても、すごい血の匂いがするッ。
早く向かわなければッ何があったんだ、
晴「ッ!」
こんな悪臭でッどう過ごしてきたと言うのか…
キャァァッッッ
晴「ッ!叫び声ッ…!」
誰かの叫び声とを聞いたとき、僕の足は既に前へと進んでいた。白虎や黒狐が止めようとする声が聞こえるも僕の足は止まらない。
晴「ハァッハッ…ッ」
早くッ早くッ早くッ!
狐の姿をしている今の僕は普段よりも身軽なため普通の人間から見たら、淡々と瞬間移動をしているように見えるらしい。その早さを生かして叫び声の元に走り続ける。
ッ森の外にでたのか…!
白「晴明ッ!」
青「晴明ッさん‼‼」
玄「ッ!」
晴「え、?」
僕の目の前には燃え広がる村、妖怪、いや妖が人々に襲いかかる光景が入ってきた。
信じられなかった。ここの島の住人たちがこんなことをするなんて…。本当にここの住人なのだろうか。
「キャッ、いやッた、たすけッ」
小さな子供の声が聞こえた。僕の足は前へ前へ進み、襲われそうになっている子供を抱き上げ宙に舞う。
そして、子供に優しく声をかける。
晴「…ッもう、大丈夫だからね、」
黒「うぇっ!何あれ…」
あ、ゴメんナッさイギガァゴャ
もはや妖とも言えないかたちへと変化してしまった妖に手を伸ばし、呪文を唱えた。
急急如律令。
綺麗な五芒星が妖を囲い、パラパラと体が崩れていった。
「お、おにぃ”さん、あ”りが’とう”」ポロ
抱き抱えていた子供が怖かったのと安心したのが混じりあい、ワンワンと泣き始めた。そんな子供を手でそっと撫でていると肩に乗っていた黒狐が子供の頬へとすりより、子供を安心させた。
すごいなぁ…。僕もこの姿になったらこんな風にできるかな…
晴「ふふ、じゃあ、お嬢さん降りるよ」
そう言って白虎たちのいる地面へと着地するも…
白「ッ勝手に飛び込むでないッ!もし食われていたらどうするつもりだったんだッ!」
青「今回ばかりは私もヒヤヒヤしたんですからね‼‼」
玄「報告してくれ、」
3人からのプチお説教を食らいました。
晴「ごめんって~‼‼」
その後、女の子を無事親御さんのとこまでつれていき、また森へと足を踏み入れた時だった。
黒「…ねぇ、晴明、肩から血出てるよ…?」
四「は、?」
黒狐がまた余計な一言を口にだした。
その言葉に四神が恐ろしい程の殺気を纏っており、ギロリとした目がこちらを向いた。
黒狐め、覚えてろよ…。
白「どういうことですかね?💢」
ひぇっ、白虎の後ろに鬼が…
晴「いや、気付かなかったというか、なんというか…💦」
冷や汗がダラダラと流れているのが自分でもよくわかる。
黒「嘘つき」
晴「黒狐!?」
なんで、余計なことを言うのかなぁ…。
動物妖怪って難しいな…。
白「晴明、いつどこで誰にやられた?今すぐぶっ飛ばす。 」
白虎の後ろにいた鬼が増えた…。
青「無茶しないでと言いましたよね?」
おや?青龍の後ろにも小鬼が…。
あー、ついに幻覚まで見えるようになってしまったのか。
歳か、…そうだと信じたいッ‼‼
白「おい、聞いてんのか?💢」
晴「す、すいません。」
白「で?いつ?」
晴「…さ、さっき…」
黒「女の子を庇った時さ!周りから見れば華麗に避けたと思われたが、僕から見たら結構深く爪が入ってたけどね…」
ペラペラペラペラと、よく回る口なこって。
白「ほう、今すぐ手当てするぞ」
晴「えぇ!?なんで!?今は村の状況を把握しないとッ…!」
そう、今は村がどうなってるのか、妖がなぜ人を襲っていたのか、なぜ村が燃えていたのか…。知らなきゃ、この島の長として。
黒「アンタ、本当に馬鹿だな」
僕の腕の中にいた黒狐がいつの間にか人の姿になり、僕の隣に立って言った。
というか、馬鹿って…黒狐だけには言われたくない言葉…。
晴「でも、本当のことだよ、僕の手当てをしている間に人間が、妖怪達が消えていってしまうんだよ、そんなの…嫌だよ…。」
怖いさ。失うのが。どんなものでも、誰かの大切な人や物を失うのが…。
白「…晴明が言いたいことは理解した。だが、お前は私らの主だ。だから、お前を、晴明を守るのが仕事でもあるんだ。」
その言葉に青龍や玄武も真剣な顔つきで頷いた。
…そっか、ああ、僕って本当に皆のこと理解してなかったな…。
晴「ごめん、…」ポロッ
白「謝るな…」
白虎は僕の涙を手で拭きながら言った。
白虎の手、暖かいな…。
白「…ッ」ギュッ
晴「…へ、?」
白虎が、晴明を抱き締めては何かを言っている。力強く、抱き締めてもう離さまいと。
白「…ッもう、大丈夫だからな、ッ私らが付いてるからなッ‼‼」ポロッポロッ
泣いてる…。僕のために、?なんで白虎がそんな顔をするんだ。
晴「泣かないで、白虎。」
自身の手を白虎の目元に持っていきそっと拭き取る。白虎に、みんなにこんな思いをさせたら、この村どころじゃないね。
晴「白虎、みんな、ありがとう。目が覚めた。 」
黒「ッ!もう!心配かけやがって‼‼」ギュッ
一度ヒト型になっていた黒狐はまた狐へと変化し、晴明に飛び付いた。
晴「…ごめんねぇ、」
玄「…さ、晴明殿、手当てしましょう」
晴「…うん、」
今、この島がどうなっているか…僕にはわからない。一刻も早く現状を止めないと…。
…道満たちに伝わっているといいな。
佐野視点_
この古びた鳥居や本堂はアイツがいた場所なんだな…。
学「…皆さん、準備はいいですか、?いきますよ」
皆「…はい‼‼」
学「…急急如律令…!」
…晴明と同じ水色の綺麗な五芒星が神社一帯とオレらを囲む。本来なら妖力を祓われ力が抜けるが、今回は神社の近くと言うこともありそれがなかった。
…本当にどういう仕組みなんだ、?
ガコンッ
恵「…開いた」
神「あ、開いたぁ‼‼」
学「…ゼェ、ハァッ、」
…学園長も体力消費しちまったからなるべくオレらは動けるようにしてないと、な。
佐「…これで、入れ、るのか、?」
恵「うん、やっと晴くんに… 」
恵比寿が開いた扉へと手を伸ばすと、一気に光がオレらを包み込み、何処かへと飛ばされる気分になった。
佐「!?ま、豆ッ!」
豆「大丈夫ーーーーーー‼‼ 」
神「眩しッ‼‼」
学「ッ」
隊「…」
まじで、まじで、すいませんでした!
字数が少ない上、全然投稿してなくて…!😭
2話が500いいねもついていてビックリしましたよ‼‼本当にありがとうございます!😭
話の内容がわかりづらいかもそれませんが頑張っていきまっせー、…
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