コメント
2件
どうも、はい
ここで出てくる歌詞はフィクションです
ちょっと重たい
日帝さん(陸)が長男で海が次男、空が末っ子の設定!
家の日帝さんってめちゃ歌うの得意というか、好きなんですよね?
で、今回はその経緯っつーか過去?を書いていこうかなと…はい…
スゥッ⤴……いってら〜!!
日帝「〜♪〜🎶〜♬♫〜」
アメ「日帝チャンって歌うの好きだよな〜、何でだ?」
川辺で歌っていると、いつの間にやら横にいた米国に声をかけられる…別に驚いたりはしていないからなッ!
ん”ッウ”ン”ッ…確かに俺は昔から歌うのが好きだった。でも、暇になったり機嫌がいい時にすこし鼻歌を歌うぐらいだったはず。
ここまで歌うようになったのは…
空「〜♪〜🎶」
海「🎶〜♬♫〜」
日帝「お前らは本当に歌うのが好きだな…」
俺は、山の奥にある秘密基地でいつでも歌っている二人の歌を呆れながら聞いていた
空「だってさ、歌うとどんなに悲しくても、元気になるんだもん!最高のおまじないだよ。それにここは景色がいいから」
秘密基地の窓から外を除けばすぐ崖で、青い海がみえるこの景色を眺めていると確かに歌い出したくなるかもな…
海「それに、普段小っ恥ずかしくて言えないようなことも歌えばすんなり出てくるしな、ツンデレのお前こそ歌うべきだろw」
日帝「誰がツンデレだ、埋めるぞ」
海が降参とでも言うように両手を軽く上げ短く口笛を吹く
そんな事があってから数年、俺達が成人してしばらくした頃…空は特攻隊に、海は前線に置かれることが決まった。
俺は一家の長男だからか、まだ暫くは呼ばれないそうだ
三日ほど立って空が最後だからと会いに来た
空「僕、もう行くよ」
日帝「…あぁ…」
正直言って掛ける言葉が見つからなかった
空「…陸にぃって意外と寂しんぼでしょ?ほら、コレ上げる、僕にはもういらないから…」
そう言われて渡されたものは小さな飛行機の形をした首飾りだった。
空の…お気に入りのものだ。死んでも手放さないとか言っていたはずだが…
空「僕がいなくなっても生きてね、僕向こうでずっっと待ってるから!すぐ来ちゃだめだからね…ぁッもう時間だ!じゃあね!」
日帝「……頑張れよー!!」
空「ッ!!!うんッ!!」
それからして空の遺言のテープが届いた
空は泣きそうに震えた声で、お気に入りの歌を歌っていた、歌い終わると
空『…フフッ末っ子の僕が最初に死ぬなんて飛んだ皮肉だなぁ…死にたくズビッ…なかったなぁ…もっと二人と居たかったッ!グスッ』
空『ばいばい…だいすきなおにいちゃんたち…まってるからね…』
ひどく頼りない幼い子どものような声だった。その声を聞くだけで、胸が張り裂けそうになってくる
空『スゥッ…天皇陛下万歳!!』
そこで音が途切れ、砂嵐が流れる
俺の視界は涙で歪んで何も見えなかった
そこから数日、無気力に過ごしていると
海の討ち死にの電報が届いた。敵の艦隊を3つほど沈め、武士らしく、華々しく散ったらしい…
遺言と少し寂れた腕輪を残して。
遺言は
海『生きろ、バカ兄貴』
だそうだ、なんかもう、一周回って笑いが出た
日帝「…ハハハッ誰が馬鹿だ…クソ野郎…{ポロポロッ}」
日本男児だから、泣いてはいけない、でも、涙が、止まらない
弾かれたように家を飛び出し、あの山へ
頭の中に二人の歌とあの言葉が響く
空『歌うとどんなに悲しくても、元気になるんだもん!』
海『普段小っ恥ずかしくて言えないようなことも歌えばすんなり出てくるしな』
秘密基地にあの頃と同じように登る、、月日は経っているが体は覚えていたようだ
日帝「…〜♪、、〜🎶…〜♬、♫〜…」
途切れ途切れ、歌う
日帝「〜♫大好きでした♬もうッ、会えない貴方に🎶そう語る♪」
海と空が大好きだった歌、決して明るい歌ではないが、少し元気になれる歌
日帝「〜♪・🎶、、〜♪…〜♪〜♬、♫〜…」
結構な距離を走ってきたからか息がうまくできない
日帝「ッ”!…う”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁぁぁぁ!!!!!」
俺は、我慢できずに泣き崩れた
空からもらった首飾りと海からもらった腕輪を握りしめて
小さい頃の二人が、いたように錯覚した
しばらくして俺は眠ってしまっていたのか、あたりは暗くなっていた
日帝「…ケホッ〜♪〜🎶〜…コホッ♬♫〜」
少し枯れた声で、俺はまた歌った、そうでもしないと孤独に押しつぶされそうになったから。
少しだけど、勇気が出た
その日はそのまま帰り、寝た
数ヶ月すると俺にも赤紙が届いた
戦地でも俺は歌った、勇気を出すために…恐怖を紛らわせるために、楽しませるために
パラオにも歌ってやったがあの歌を歌っている俺がすごく悲しそうだからと、あの歌をせがむことは絶対にしなかった
終戦後、日本が生まれた、と言っても憲法が変わったその日に、横に出てきた、それだけ
日本にも、あの歌は不評だった。子守唄として歌えば泣かれた…解せぬ…
そこからしばらくして日本がちゃんと物を考えられるようになると、俺は国連に呼ばれた
国連「日本くんもある程度大きくなった…そろそろ君にはあちら側に逝ってもらうことになる…いいね?」
日帝「あぁ…」
あちら側…いわゆるあの世だ、でもあの世はあの世でも”国の”あの世だ、今まで死んでいった国、先輩やイタ王、空や海もあっちにいる。
ではなぜ冒頭で現国である米国と話せていたのか…実をいうと国にあの世は2つある
まず、その国しか入れない方のあの世、ここでは己の生前の罪に合わせている期間が変わる。無論そこでは独りぼっちだ。
俺は結構な期間入らないといけない…まぁ戦争を仕掛けたからな仕方がない…
2つ目は現国も出入りできるあの世、旧国は出ることはできないがな、、コレはあの世とこの世にいる国連とEUを挟んで行う
コレは1つ目のあの世の期間を終えてからじゃないと入れない。だからまだ暫くは一人…
俺は1つ目のあの世…懺悔室とよぼうか…それに入っても歌っていた。
一人だから、さみしいから、
あぁ、ここで歌うのが癖ずいたんだな。
懺悔をおえ、2つ目のあの世へ来て、今に至る
歌う理由の話だったはずが余談が多かったな…結論を述べると、
『俺に歌を残して先に去った海と空の影響』
ってところか。
…い…ん、に…て…ん、に…て‥ちゃん、に…て…ち…ん
アメ「日帝チャン!!」
日帝「{ビクッ}」
アメ「あ、帰ってきた?良かった〜」
どうやら、俺は固まっていたらしい
アメ「…あのさ、話したくなかったら話さなくていいし…その…」
オドオドして米国らしくない
日帝「いや、別に嫌だったわけではない…少し、昔をな…」
アメ「ッ…昔…か」
俺の言う昔を察したのだろう、よく考えてみれば生きているときに、一番関わっていたのはこいつかもしれない。
一番仲が良かったのはもちろん先輩やイタ王たちだがな。
アメ日帝「「…………。」」
タッタッタッタ
間抜けな足音が重苦しかった空気を消し去る
なんだ、こういうのを確か、しりあすきらー?いや、しりあるきらー?だったか?そう呼ぶらしい?(にゃぽん談)
空「あー!陸にぃだ!!」
海「ちょッまて速い速い速いコケるコケる!」
あの足音の主は空と海…噂をすればなんとやら、とでも、いや噂はしてないか…
そうだ、ちょうどいい
日帝「…なぁ!二人共!…久しぶりに歌ってくれはしないか?また、聞きたい」
空「…ッ!いいよ!陸にぃも一緒に!ね?海にぃ!」
海「ハァッ、あ”〜クソッ、ハァッ、別に、ハァッ、いいぞ、ハァッ」
…海…体力落ちたんじゃ…?
海「おちてねぇッ!!!」
日帝「ハハハッ…スゥッ…〜♪〜🎶〜♬♫〜」
空「…♬♫〜〜♪〜🎶〜♬♫〜」
海「…🎶〜♬♫〜🎶〜♬♫〜」
三兄弟「〜♫大好きでした♬もう♪会えない貴方に🎶そう語る♪」
平和な光景が、川辺に広がる
一つの軍帽の中に首飾りと、腕輪が一つずつ。日光に照らされ、光る
日帝「…俺が歌う理由だったか?…ま、もうわかってんだろ?ひーろーサマ?」
アメ「ハハッ…俺が此処にいるのは野暮らしいからな、ヒーローは颯爽と帰るぜ」
空「おーい!陸にぃ?何やってんの?他のも歌おう!」
家族思いの彼は呆れたよう鼻で笑い、弟たちの期待に答えるために歩み寄る
暗い森の中に消えた自称ヒーローは、仲睦まじい兄弟を見ながらサングラスをかけた。
アメ「眩しいな…」
久々に会いたくなった家族たちが、いるであろう方向に彼は歩を進める。
ただの、昼下がりの、一幕
おかえり〜!!
いや頑張ったよね!?
めちゃめちゃポエミーでワロス
頑張ったよぉ〜?
めちゃめちゃ熟成しまくったから結構な異臭がする物語でしたね、はい
なんか過去編作るの楽しい…米国家の方でも作ろうかしら…無理だな…ロシア家?むずいわ
…こんなもんかな?もう言うことないし…
あ、これ米国じゃなくてナチスバージョンで作ったらぜんぜん違う感じの出来そう!
ほしい?ほしいならコメして!いらんならいらんって言ってよね!(露骨なコメ稼ぎ)
じゃ、ばいば〜い!