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12 - 第12話(じじまご)※没

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2024年04月02日

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かんおだけは毎日投稿諦めないでと思ってたのに、とかんおに失望している皆様。長らく沈黙しててすみませんでした。(土下座)


何があったんだお前という事で、今回の経緯を説明しますと…。

前話でボソッと言ってたんですけど、お嬢様のBL(百合かどうかは一旦置いておく)が描きなくなりまして、何個か書いてみていたんですよ。

しかしこれがまあ解釈違いの嵐。

お嬢様の時の彼らの解像度がびっくりするくらい低い。

そして追い打ちをかけるかのようにふと脳に浮かんだこのネタ。ああ、じじまごでやりたい。

何やってるんだバカ、じじまごの解像度の低さを自覚しろ。

自分に何度も言い聞かせました。

考え直そうぜと。

ダメでした、創作者の意地なんですかね…考えついたネタを放っておけなくて…。


何回か書き直している内にようやくかんお気付きました。

解像度低い要素の詰め合わせで創作するのはまあ無理だと。

いきなり500年前のエジプトで生まれたラクダの純愛書けとか言われても書けないでしょと。

例えがぶっ飛びすぎましたけどそんなもんですよ。

とりあえずムリ!という事で…最新話を書く尺稼ぎとして今回の残骸(没)を放り投げて一旦じじまごでお嬢様書きたい欲を抑えようかな…と。

というかそもそもお嬢様を一旦忘れようかな…と。

大事ですよ、忘却。


前置きが長くなりましたが…いや、なんならこの話が今回メインだったので以下にのせる小説が後書きみたいなものですが…どうぞ。










⚠︎これはwrwrd様の名前をお借りした二次創作です。ご本人様とは一切関係ございません。

⚠︎BLです。苦手な人はブラウザバック。閲覧は自己責任でお願いします!












じじまご(お嬢様上等)














綺麗に整えられたツインテールがさらりと目の前で揺れた。

まっすぐで、枝毛の一本もない。丁寧に丁寧に手入れを重ねた髪だ。

艶やかな深い黒をしたその髪を初めて見た時、思わず魅入ってしまったことを今でも鮮明に覚えている。

色を抜いて、毎日毎日巻いているせいで傷んでいるにも程がある私の髪の毛とは大違い。

ほんのり赤みがかかった髪色が嫌で、色を抜いて金色に染めた。

色を抜いたせいで髪が傷み始めたのを隠すために髪を巻き始めた。

髪を巻き始めたせいで余計に傷んできた。

負のループが繰り返されている。

派手な髪の毛に負けないように、化粧もネイルも精一杯派手にした。

でも、私自身がその派手さに負けてしまっている気がして、それが無性に虚しかった。


「エーミールお嬢様って、ふわふわで素敵な髪ですわよね」

私は髪質が硬いので巻けなくて、と困ったように笑いながら、突如目の前に現れたロボロお嬢様が私の髪の毛を触りながら言った。

「そ、んなこと無いですよ…。ロボロお嬢様こそ、つるつるで羨ましいですわ」

少しの嫉妬心を隠しつつ、答える。

驚いたように一瞬固まったと思えば、すぐにふふ、と笑って「そうですか?」と照れくさそうに言う。

ふとした時に覗くマゼンダの大きな瞳が可愛らしくてずるいとすら思った。

くるりとロボロお嬢様は一度回ってみせる。

重みのある髪の毛が、その勢いに乗ってふわりと浮き上がって、服の色も相まってかなんだか桜の妖精みたいだなと思った。

「手のひらに乗せたいわ」

「あら、それは暗に私が小さいと言っているのかしら」

咄嗟に出てきた言葉だったから、予想もしてなかった質問に少し焦る。

「い、いえ、そんなつもりじゃ…」

むすっと頬を膨らませて拗ねている姿が小動物のようで、言われてみればますます小さく見える。

「触ってもよろしいかしら、エーミールお嬢様のお髪」

「え?え、えぇ、まあどうぞ」



言ったでしょう、没です。

ぶつ切りでごめんなさい。


前話のコメントで「ゲーセンのやつも見たい」と言ってくれた方がいたので、近々書こうかな。

この作品はいかがでしたか?

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