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嗚呼 もうぜんぶがどうでもいい。


疲れた、生きたくない。




死にたい__。




昔から僕は”独り”だった。

いや、自ら無意識に独りを選んでいたのかもしれない。

たった一人の”親友”を裏切って、勝手に勘違いして虐められて…母親は僕のことを一人の人間として見てくれない。

まぁ、無理もないだろう。

僕は昔から可笑しい奴なんだ。情けない奴なんだ。




「…行ってきます…」

僕は学校に向かう前にそう呟いた。

母『……』

もちろん返事は返って来ない。それが当たり前だ。

そう分かっていても、ほんの少しだけ返事が返ってくることを期待している自分がいる。

自分でもつくづく思う。いつやめるんだ、と。

「(返ってくるなんてこと、有り得ないのに…)」

そう思いながら僕は玄関の扉を閉じた。


タッタッタッー

「はぁ…」

僕は学校に向かっている途中、ため息を付いた。

「(なぜ僕は生きているのか…)」

これは毎朝考えることだ。いつになっても答えは出ない。いや、答えなんてものは無いのかもしれない。多分死んでも分からないのだろう。なら、僕は一体なぜ考えることをやめないのか…

「(また疑問が増えた…面倒臭い。)」

そう面倒臭がっている間に教室に着いた。


『おはよ〜』

『おはよ!!』

クラスメイトが当たり前の様に挨拶をする。まぁ、僕にはして来ないが…

「(僕に挨拶なんてしても需要無いしな…)」

いやそもそも “挨拶をする”という行為に需要なんてものはあるのか?!うーん…無いな。


キーンコーンカーンコーンー

このチャイムと共に今日という地獄が始まる。

担任『んじゃあ、HR始めんぞ〜!』

「(嗚呼 だるい…)」

担任『〜〜〜〜〜〜!ー!』

『〜〜〜!!』

早くHR終われ、なんて願いながら僕はじっと時計を見つめていた。



『ねね、今日て部活OFFだよねっ?』

『ならさ、映画観に行かん?!』

『えっ、行く行く〜!』

『私も〜』


「(ふぅ…やっと学校が終わった…)」

僕は学校が嫌いだ。だから1秒でも早く学校を出たい。

「(さっさと支度して帰ろ)」

しかも、今日は大好きな絵師さんのR18同人誌の発売日…!最高だ…

「(個人的にはあの絵師さんの受け顔が優勝なんだよな…ああ 早く見たい…!)」

「(今回は何プレイかな〜…媚薬だったりして…?いや放置も有り得るな。)」

えっちなことで頭がいっぱいになりながら俺は学校を後にした。


ガチャー

母は家にいない。仕事だ。毎日8時に家を出て、深夜の3時に帰って来る。そんな日々を送っている。

父さんは僕が幼い頃、家を出て行った。不倫が原因だ。これは100%父さんが悪い。だが、僕は父さんの方が好きだった。何故だろうか…母はいつも僕に近付かない。触れて来ない。それは昔も今も変わらない。だが父さんは僕に話しかけてくれた、悲しかったけれど。触れてくれた、痛かったけれど……


父『痛いなァ…?辛いなァ?でもなァ、俺は”これ”が好きなんだよなァ…お前のその泣き顔…堪んねぇーよなァ…!!』

「あぁッ…!父さッ…!なぐ…殴らなッ((」

バコッ

部屋中に鈍い音が響き渡る。

「うぇッ…!ゲホッカホッ あ…あぁッ…!とッ…父さッ!!」


嗚呼 思い出すだけで吐き気がする。

「(…もう父さんはいないのに…触れられることなんて無いのに…)」

なんで、震えが止まらないんだろう__。

僕は小刻みに震える自分の体を抱き締めて2階にある自分の部屋へと向かった。


「少しは落ち着いたかな…」

僕はまだ完全に震えが収まっていない自分の体を見てそう呟いた。

「僕の泣き顔が堪らないって…気持ち悪い…」


父『あぁ”?何睨んでんだよォ、なァ?俺は今ストレス溜まってんだよ…お前は俺のストレス発散道具だァ…人権なんかねェんだよォなァ…?』


そうだった…俺は人権なんかなくって…ただの父さんのストレス発散道具なのに…嗚呼 なんで今まで忘れていたのだろう…


父さんは今どこに…?…俺は父さんの為の道具なのに…父さんが使用してくれなきゃ俺の存在意義が無い…


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ『ねーえぇ〜』


『今日は”ただいま”言わないんだっ…?』


「…」

「へ、?」





死 に た が り の 僕 は 幽 霊 系 メ イ ド に 好 か れ る 。

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