テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
201
見たいのは、君だけ🖤💙
翔太💙『ねぇ、ココ今度行ってみたいな』
テレビの中で、湯気に包まれたサウナと、艶のある寿司が交互に流れてる。なんとなく惹かれて、少しだけ前のめりになる。
本当は、場所なんてどうでもいい。
ただ——
一緒に、見たかった。
翔太💙『ねえ、聞いてる?』
返事がない。
静かすぎる。
外はGWで浮かれてるはずなのに、
この部屋だけ、時間が止まってるみたいだ。
翔太💙『……蓮?』
横を見る。
目が合う。
その瞬間、全部わかる。
——あ、やっぱり。
最初から、こっち見てた。
蓮🖤『聞いてる』
翔太💙『絶対嘘』
蓮🖤『寿司かサウナでしょ』
当たってるのが、余計にむかつく。
でもそれ以上に、“ちゃんと見られてた”ことの方が、妙に引っかかる。
翔太💙『そういうことじゃなくてさ』
蓮🖤『何』
一瞬、言葉が詰まる。
言わなくてもいいのに。
でも、言わないと伝わらない。
翔太💙『一緒に見たいの』
言ったあと、少しだけ後悔する。
軽く言うつもりだったのに、思ったより、重くなった。
視線を逸らす。
でも、逸らしても分かる。
まだ、見られてる。
逃げきれない。
蓮🖤『見てるよ』
翔太💙『どこを』
蓮🖤『翔太』
間を置かない声。
揺れない。
ごまかしもない。
喉が、きゅっと鳴る。
翔太💙『……ずる』
なんでそんな言い方するんだよ、って思うのに、
ちゃんと嬉しいのが悔しい。
蓮🖤『何が』
翔太💙『そうやってさ、ちゃんと答えればいいと思ってるでしょ』
少し責めるみたいな声。
でも本当は、そうしてほしいって思ってる。
距離が近づく。
気づいたときには、もう逃げ場がない。
蓮🖤『思ってるよ』
翔太💙『……は?』
蓮🖤『だって実際、翔太これで黙るし』
何も言えない。
図星すぎて。
悔しい。
でも——
嫌じゃない。
それが、一番やっかいだ。
翔太💙『……別に黙ってないし』
声が弱い。
自分でも分かる。
その隙に、距離が詰まる。
触れられる。
一瞬。
ほんの一瞬なのに、心臓が、変な音を立てる。
離れたあとも、近い。
近すぎる。
視線が、絡まったままほどけない。
蓮🖤『ちゃんと見てる』
低い声。
さっきより、少しだけ柔らかい。
何も言えない。
でも、離れたくもない。
だから、ほんの少しだけ、自分から近づく。
翔太💙『……じゃあ』
言葉にならないまま、また触れる。
短く。
逃げるみたいに離れる。
顔が熱い。
でも、まだ足りない気がしてる自分がいる。
翔太💙『……サウナ行く』
蓮🖤『寿司も』
翔太💙『……両方』
蓮🖤『うん』
翔太💙『ちゃんと一緒に見ながらね』
それだけは、ちゃんと伝える。
蓮が少し笑う。
蓮🖤『それは無理』
翔太💙『なんで』
蓮🖤『また翔太見ちゃうから』
息が止まる。
何も言えなくなる。
分かってる。
最初から、ずっとそうだった。
クッションを押しつける。
でも離れない。
離れる理由が、もうない。
翔太💙『……だから、ずるいって///』
小さくこぼす。
胸の奥が、じわじわ熱い。
苦しいのに、このままでいたいと思ってる。
翔太💙『……なに』
声が少しだけ震える。
蓮🖤『別に』
頬に触れられる。
それだけで、呼吸が崩れる。
翔太💙『……やめて』
止めたいのか、
止めたくないのか、
自分でも分からない。
蓮🖤『やめない』
逃げ道が消える。
距離が、また縮まる。
触れる。
さっきより長い。
でも、壊れるほどじゃない。
ぎりぎりのところで止まってる。
それが、余計に苦しい。
離れたあとも、まだ近い。
翔太💙『……ほんと、やだ』
言葉とは裏腹に、少しだけ自分から近づく。
蓮🖤『どこが』
翔太💙『全部』
即答。
でも、その“全部”に、ちゃんと含まれてる。
この距離も、この空気も。
翔太💙『……見すぎ』
蓮🖤『見てって言ったの、翔太』
翔太💙『あれはテレビ』
蓮🖤『でも今は違うでしょ』
言い返せない。
悔しい。
でも、もう分かってる。
翔太💙『……もういい』
諦めたみたいに言って、自分から距離を詰める。
逃げるの、やめる。
少しだけ強く触れ、今度はすぐ離れない。
でも、それ以上はしない。
ただ、近いまま。
息がうまくできない。
それでも離れない。
翔太💙『……もうテレビいい』
本音。
蓮🖤『うん』
短い返事。
それだけで、十分だった。
翔太💙『……見てていいよ』
翔太💙『俺も、見るから』
瞳が揺れて、でも逸らさない。
逸らしたくない。
このまま、ほどけたくない。
翔太💙『……ちゃんと見てて』
願いみたいに、こぼれる。
蓮は何も言わない。
ただ、そこにいる。
それだけでいい。
テレビの音が遠くで流れてる。
でももう、どうでもいい。
そのまま、目を逸らせなくなって、一番の特等席で蓮を見つめる……恋する拗らせ33歳。
翔太💙『れん……俺だけ見てね』
重ねた唇は柔らかくて、肩に添えられた蓮の手に力がグッと加わったのを感じた。
その力に、逃げ場を失う。
肩にかかる手は強いのに、無理やりではない。
ただ、離れる余地だけが静かに消えていく。
——指が、わずかに動く。
それだけで、また息が乱れる。
ほんのわずかな間が落ちる。
その沈黙が、妙に長く感じる。
翔太💙『……れん』
呼んだ声は、自分でも驚くほど頼りない。
返事はない。
代わりに、指先がわずかに動く。
肩から首筋へ、確かめるように、ゆっくりと。
それだけで、体が小さく揺れる。
翔太💙『……それ……やめ……』
視線だけが残る。
蓮は何も言わないまま、さらに距離を詰める。
触れる直前で、止まる。
あとほんの少し。
それだけの距離が、妙に遠い。
指先が、無意識に服を掴む。
力の入れ方も分からないまま。
翔太💙『……っ、』
息を飲む音が、やけに大きく響く。
目を閉じることもできずに、そのまま再び唇が重なるとゆっくりと肩を押されてソファに横たわった。
蓮 side
久しぶりの二人きりの休日。
隣で目をキラキラと輝かせながら、TVを観る愛しい人は地方を巡る旅番組に夢中になっている。普段はスマホ片手に動画を見ていることが多い翔太くんは、何気なくつけたテレビに映ったサウナと寿司に惹かれて、急に前のめりになる。
そのままスマホをテーブルに置いた。
〝そんな事より俺を見ろよ〟
そんなこと、言えるはずもなくて。代わりに、視線だけが離れない。綺麗に整えられた彼の横顔をずっと眺めていた。
翔太💙『ねぇ、ココ今度行ってみたいな』
〝一緒に行きたい〟そう言わないのが翔太くんらしい……ほんとは〝二人で〟と言いたいくせに――
肩を掴んで引き寄せると、少しだけ遠慮がちに頭を胸に預けてくる。その重さが、わずかに増える。
——気づいてますけど。
可愛いな。
素直じゃないところも、時々見せる甘さも、隠しているつもりで隠しきれていないところも——
全部、目に入る。
実は期待してたくせに。
少し肩を押しただけで、ソファに雪崩れ込むように倒れた。
小さく握った拳が、胸の上で止まり、視線が揺れる。
恥ずかしさを隠しきれないまま。
蓮 🖤『目閉じずにちゃんと見ててね?』
翔太💙『えっ……ンンンッ』
薄く開いた唇の隙間から、翔太くんの口内に割り入る。弱い力で俺の胸を押している。歯列をなぞると甘い吐息が漏れ、小さな拳は力なく下された。
蓮 🖤『ふふっ……もう降参?』
〝期待しちゃって可愛い〟
——なんて、先輩なので言わないけど。
翔太💙『……うっうるさい』
辛うじて吐き出した強がり。
上着を脱ぎ、前髪をかき上げると〝カッコよ〟と言って白い腕を目一杯伸ばした。
蓮 🖤『ふふっ……チョロ』
翔太💙『今なんか言った?』
蓮 🖤『いや、あまりにも可愛いんで』
触れたあとも、距離は変わらない。
目が合う。
ちゃんと、こっちを見てる。
——やっぱり、こうなる。
分かってた。
この顔も、反応も、他のやつに見せる気はない。
こういうのは、俺だけが知っていれば十分だ。
翔太💙『……そればっか////』
そう言いつつ、頰を赤らめる。
——ほんと、可愛い。
指先が、シャツの裾にかかる。
翔太💙『ちょっと待って……電気、消して』
蓮 🖤『それじゃ見えないだろ』
翔太💙『いや、見るなよ』
蓮 🖤『大丈夫、翔太の知らない部分まで知ってるから』
翔太💙『……っ……おまっ……////』
シャツの隙間から覗いた白磁の肌。柔らかくて滑らかで吸い付くようなその肌に、唇を寄せる。
〝くすぐったい〟だなんて言いながら伸びてきた腕をとり、手を繋いだ。
翔太💙『離さないで……』
どこまでも可愛らしく……甘い。
シャツを剥ぎ、胸の突起に舌を這わした。可愛らしくピクリと反応する翔太くんは手に力を込めた。
胸の蕾がぷっくりと膨らみだし指で摘む。
足をバタつかせて腰をくねらせては、繋いだ手に一層力が籠った。
翔太💙『ンンンンッ……っ……れん///』
一気にズボンを剥ぐと、すでに立ち上がり出した花茎からは、露が漏れ先端を濡らしている。
蓮 🖤『もう濡れてますけど?』
翔太💙『言うなよバカぁ』
蓮 🖤『あっ拗ねた』
クッションが飛び、翔太くんはソファに顔を埋めた。
蓮 🖤『ねぇ、なにやっても可愛いんだから、顔見せてよ』
翔太💙『なにやっても可愛いんだろ……このままでいいじゃん』
盛大に拗ねている……全裸で。
蓮 🖤『そのまま挿れちゃうけど、大丈夫そ?』
〝オマエなぁ💢〟顔を上げた翔太くんの腕を捉えて唇を重ねる。首筋に舌を這わし、耳の中を舐め回すと途端に大人しくなった。
蓮 🖤『可愛くイクとこも、全部見ててあげるから』
翔太💙『なっ!』
花茎の先端に触れ、親指の腹で数回擦った。ビクビクっと小刻みに揺れると声を荒げた。
翔太💙『んあっ……あっ……あんっ……れんっ』
屹立を口に含み、根元まで舌を這わしながら指で擦ると、口内で膨らみダラダラと溢れ出る液体を丁寧に舐めとっていく。
翔太💙『れん……気持ちいい///』
白濁を口内に放った翔太くんは、うっとりと俺を見つめると両手を伸ばした。
翔太💙『ギュッてして?れん……キスしてよ』
蓮 🖤『急に素直になるの?可愛いんだけど』
首の後ろに腕を回して、抱き抱えるようにギュッと抱き締めた。離れないように両腕でしがみ付く翔太くんの後孔に、ゆっくりと指を挿入した。
翔太💙『ああっ……待ってよ……はぁっ』
蓮 🖤『なに?どしたの』
翔太💙『ヤダ恥ずかしい』
そう言って腕に力が籠り、俺の首元に顔を埋めた。
蓮 🖤『ねぇちゃんと顔見せてよ?俺にだけイキ顔見せて』
引き剥がすように、ベッドに押し付けると瞳を揺らした翔太くんは、明るい照明に晒され、白磁の肌は赤く染まり、艶やかな頬はピンク色に染まり綺麗だ。
蓮 🖤『翔太綺麗だ……やっぱり可愛い』
翔太💙『どっちだよ……』
蓮 🖤『どっちも』
隘路を解すグチョグチョという音が、リビングに鳴り響く。翔太くんは気持ちよさそうに、俺の胸に爪を立てるようにしがみ付き、ブルブルッと肩を窄めて震えた。
翔太💙『ンンンンッれん……もう……挿れて……イッちゃうよ』
蓮 🖤『翔太くん可愛すぎる///』
横向きにし足を持ち上げ、翔太くんの中へと侵入する。ゆっくり奥まで抽挿を繰り返すと、翔太くんは腕を伸ばして結合部を掴んだ。
蓮 🖤『んっ……翔太やめて……はぁっ///ちょっと』
翔太💙『オマエだけ余裕なのムカつくんだよ……ンアッ』
四つん這いにさせ腰を掴み、一気に突き上げた。速度を速めて律動を繰り返す。腰を反り上げて、白い腕を彷徨わせた翔太くんは目を潤ませている。
翔太💙『ンンンンッ……れん……ばかぁ……はぁっあん』
蓮 🖤『いくら先輩でも今のは失言ですよ?』
翔太💙『顔見たいって言ったくせに……あんっ……れん//』
蓮 🖤『腰振って可愛いですよ……せんぱい』
翔太💙『バカァ……んあっイク……顔見たい……れん』
仰向けにすると、翔太くんは細い腕を目一杯伸ばし〝抱っこぉ〟と言って可愛いったらなかった。抱き抱えると、律動を繰り返し翔太くんの奥に白濁を放つと愛おしそうに頰を撫でる翔太くんの、額に唇を押し当てた。
蓮 🖤『今日も可愛かった///』
翔太💙『毎日特等席で、俺のこと見てね……れん』
蓮 🖤『参ったなぁ……また勃っちゃった////』
翔太💙『バカァ////』
再び繋がった二人。
腕の中で、規則正しい寝息が落ちている。
起こさないように、ほんの少しだけ視線を落とす。
——やっぱり、可愛い。
カーテンの隙間から、淡い光が差し込む。
春暁の空。
その向こうで、鳥が鳴いた。
——君しか見えない。
頭を撫でると、わずかに口元が緩む。
そっと触れた唇。
嬉しそうに口角を上げた君――
蓮 🖤『見たいのは、君だけだよ』
コメント
6件
やぁん、、、花凛さんに火がついたあ🔥🔥そして相変わらず可愛い💙 🖤💙は、🖤パートが本当に好きです😍😍😍😍

きっとあれは…翔太の事ですよね👀 わかります📺よりも💙 えぇわかりますとも🤤