テラーノベル
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うーん、紫原くんが好きな服ってなんだろう…
着やすいもの選んでくださいって言われたんだけど…半分一緒の色違いセットばっかだ。なんか意外すぎてちょっと可愛らしいなと思ってしまった。俺のイメージだといろいろな服を着こなしていそうな感じだったからこれは驚きだ。
とりあえず、似合いそうなものを探すことにした。
mf「dnqさん、着替えました?」
dn「っ、はい!ど、どうでしょう…//」
白瀬さんが着ていたのは、俺がかなり前に友人にもらった黒いスカジャン?みたいなやつにダボッとしたズボン。中にはロゴ入りのシャツ。…なかなかにかっこいい服をチョイスしたことに驚きつつ、センスに感動してしまう。
mf「似合いますね、俺、服選びのセンスなくて、その組み合わせかっこいいです」
dn「ありがとうございます‥/
えっと、よければなんですけど、mfくんの服俺が選んでも…?」
mf「いいんですか?あまり種類はないんですけど、」
dn「俺、mfくんにもっと似合う服あると思うので、帰りに服屋さんに寄ってみませんか…?」
mf「いいですね、dnqさんセンスあるんで任せますw」
dn「嬉しいです…!せっかくかっこいいのだからもっとおしゃれしても何でも似合いますよ、」
mf「そ、そうですかね…?」
自信満々に、さらっとかっこいいと言う白瀬さん。彼の普段をみているととてもお世辞には見えない。…俺あんまかっこよくない気がするけど。
dn「俺mfくんがいちばんかっこいいって思ってますよっ」
mf「えぇ…w」
dn「ほんとですっ!!!」
俺がちょっと恥ずかしくて顔を遠ざけているが、白瀬さんはぐいぐいこちらに来る。つま先立ちで。
mf「…/」
dn「mfくんはかっこいいんですよっ!!」
そういった瞬間。
ドクッ…♡
dn「ん”っ…」
大きな心臓音と共に白瀬さんの声が聞こえた。
dn「っ…//」
しっかりかかとまで足を着き、どんどん壁の方に距離を遠ざける白瀬さん。
口を覆って匂いが漏れないようにしてるっぽいが、匂いは口からではない。体からだ。
mf「っ…dnqさっ…/」
dn「mfくっ…んっ//」
限界が来ているのか、涙を目に浮かべている。
近寄ってほしくないのか逃げる白瀬さんを羽交い締めにして壁に追い詰めた。
にやりと笑う俺の顔に、興奮して見上げてくる彼女。
そっと優しくキスをすると、満足そうに顔をとろけさせて俺の方に体を預けた。
dn「っ…」
白瀬さんの発情後はだいたいダウンしている。俺の腕の中で可愛らしく眠る白瀬さんを抱いて、リビングに向かった。
服はやっぱり自分で選んで…、お出かけ先で選んでもらうことにした。
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コメント
2件
最高です! 続きを楽しみにしてます! これからも頑張ってください!
続きが楽しみ!