嘔吐表現、 注意
🍹side
?「エンジェルショット、ストレートで。」
にこやかに赤髪の男性がそういった。
🍹「かしこまりました。」
なるほど。
確かに、男性客、女性客の視線を集めている端正な顔立ち。1人の男性客は、赤髪の男性の腰に手を回し、やらしい手付きで撫で回している。
エンジェルショットというのは、バーテンに助けを求めること。ストレートは、お迎えを呼ぶ。ライム添えは、警察。
青い顔で口に手を当て、体調が悪そうだ。
赤髪の男性が、トイレに行ったタイミングで、ヤミーにバーを頼む。
🐰「ヘラシギさん、助けてくれてありがとうございます。」
仮面を外した姿を見たことがなかったので驚いた。
🍹「あー 、がみともさんやったんやね〜」
🐰「嫌な客に絡まれてしまって、っ」
🍹「そやね、吐きそう?大丈夫ー?」
🐰「っ、‥ハァッ、」
がみーの息が荒くなっている、まずい。
🍹「分かった、ええよ。さすったるから遠慮せんで。」
🐰「でも、めいわく‥‥、 🍹「ええよ。大丈夫、大丈夫やから。」
背中をさすると、嗚咽が聞こえた。
🐰「うっ‥‥、ゲホッ、ゴポッ、っ‥、んっ。」
「ごめ‥なさ、ぃ。」
お酒で酔っているからなのか、歪んた表情まで妖美に映る。
口をゆすがせ、僕のコートを掛ける。
裏口まで車を回し、がみーを乗せる。
🍹『やみーさん、あの客頼んだ。』
🍷『了解。』
僕の家で寝かせるのは躊躇ったが、心配でたまらなかったので、連れて来てしまった。
🍹「がみー体調どう?」
🐰「ちょっと良くなりました。」
「ありがとうございます。」
ネクタイを緩める仕草、髪を整える手付き。
🍹「こりゃ狙われる理由もわかるわ。」
🐰「ヘラシギ兄さん?」
ゆったりと赤髪を撫でる。
🍹「僕、バーに戻るけど、寝ててええから、僕が帰るまで大人しくしとってな?」
チュ
🐰「はい、///?」
さて、どうやってあの赤 兔を絆そうか。
夜が明けそうなロスサントスの海辺を車で走りながら、考えを巡らす。
刺激的な甘い夜が明けて、 淡い朝日が柔らかく射し込んできた。
コメント
4件
ヘラシギさんとがみともの見たいけど無かったから嬉しい!
ハアアッ最高すぎだろ!!!ニタニタが止まらない!!👍️ あまり見ないカプなのでありがたいです!!!✨