この小説は一切ご本人様に関係ありません。
ロッピ組
わんく
S「…ロボロさんってこちょこちょ効くんすか。」
R「え、……効かんよ。」
そう間を置いてロボロは答える。ショッピはそんなロボロにふ―ん、と相槌を打てば少しロボロの後ろへと移動する。ショッピはロボロの脇腹に手を添えれば、自分の指を動かそうとする。少しきゅっ、と腹に力を入れる感覚がショッピの手に伝わる。やはり効くのだろうか、そんな期待をするショッピにロボロが声を掛ける。
R「言うとくけど、ほんまに効かんで。」
そんな事を言えばロボロは両手を自分の余った袖の中に入れ後ろから少しショッピの顔を見る。ショッピはしばし手を動かさずにいれば少しロボロは腹の力を緩める。その隙を見計らいショッピはロボロの脇腹にある指をいきなり動かし始める。それに上手く対応出来ず、少し腹をヒクつかせ声を出すロボロ。
R「ッふ、!?ッく、はははッ!?」
S「…っふ、効きますやん。」
そうショッピは彼の事を鼻で笑えば指を動かし続ける。そんな指の動きにロボロは声を上げて笑っている。くすぐったいのだろうか、いや絶対そうであろうとショッピは思っていればロボロは自分の袖から両手を出しショッピの手を掴む。だがさっきからくすぐられているからか、掴む力は弱くまるで赤子の様だった。
R「ゃめっ、ふははッ、くすぐったぁ…っ!?」
S「僕が満足したらやめますよw」
R「ほんまにっ、ひぃははぁ…ッ!?」
ロボロは肩を軽く跳ねさせていれば自分の笑いを声に出す。だが段々と笑う声も弱まって行き、最終的にはひぃひぃと声を上げるだけになっていた。ショッピもそんな反応をするロボロにつまらなく思えて来たのか手を離す。ショッピが手を離すと共にへなへなと床に座り込むロボロ。耳を澄ませばはぁはぁ、と少し荒い呼吸も聞き取れる為少しやり過ぎたかと焦るショッピ。
R「もぉほんま…っやめてや…ッ」
S「…すいません。」
吐息混じりにロボロはショッピに声を掛ければ頬を赤くしたロボロの顔が面布の下からちらり、と見える。そんな彼の顔に少し胸をざわつかせればすぐに謝罪するショッピ。少し彼等の間に沈黙が続けばロボロは息を整え立ち上がる。ロボロはショッピの顔に視線を移し、こう声を掛ける。
R「…恥ずかしいから…もうくすぐらんといてな。」
S「……は~い、…笑」
そう言ってロボロが行った後を返事をしながら着いて行くショッピ。ショッピの口角は上がっており、また何か企んでいるのが彼の顔から溢れてていた。だが、前へ前へと進み後ろを見向きもしないロボロは、そんなショッピの顔には気付きもしなかっただろう…。
終わり。
最初脳内に過ったのは逆カプなんですが、どうも攻めのrbrさんの言葉が思い付かなくてですね…、こうなりました。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
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ロボロかわ... くすぐりか、ワイも効くな
くすぐりw自分も効きますわww