コメント
2件
んもう好っっっっっっっっっっき‼︎‼︎なんかもう、2人とも慣れてなさ全開で可愛い‼︎krさんるんるんしてるの可愛い!え、ちょ、trさん轢かれないで…krさん悲しむて…続きめっちゃ楽しみです!頑張ってください‼︎
続きめっちゃ気になります!
最近inしずらくなってきたぁぁ
クロノア…K
トラゾー…T
ぺいんと…P
死神…S
side…視点って意味
━━━━━━━━━━━━━━━
T side
T 「────よし、」
今日はついに日曜日、
クロノアさんと ” 2人きり ” で
出掛ける日
今は服を決めて、、着て、、
まぁ、これを何度も
繰り返してやってるんだけどね、笑
T 「お、これいいかも……?」
ついに決まった……
クロノアさんと出掛ける服
今は集合時間 午前 11時前の 10時
服以外は全部完璧に終わらせてある
……と思いたい
T 「よし、忘れ物無いな?
財布もケータイも持って、、」 ( ブツブツ
そんな事言ってたら
もう10時半だ
待ち合わせ場所はなぜか
学校の校門前
クロノアさんいわく、
「そっちの方がなんか慣れてるから笑」
だそうだ
内心………
どゆこと? と正直思ってしまった…
幸い近所に店は沢山あって、
店を決めるのに時間はあまり掛からない
T 「じゃ、行ってきま〜す!」
誰も居ない家にいつもより
弾んだ声を響かせる
パタン……ガチャ
────校門前にて
T 「あれ、まだクロノアさん
来てないかな?」
走ってきたのでまだ10時45分
思いっきり走りすぎた…?
K side
K 「───はぁッ、、はぁッ……」
こんな日に限って
なんで寝坊するんだ……?
昨日の夜に準備してたから
まぁ間に合うとは思うけど……!
T 「あ、クロノアさん!」
トラゾーだ、、
笑顔で手を振ってくれている
俺も手を振り返した
K 「ちょっと、待って……はぁッ、
疲れた………笑」
T 「走ってきたんですか笑」
K 「あ、」
クラクションの音が鳴り響く
轢かれる────!
グイッ
K 「ぉわっ?!、」
T 「大丈夫ですか ! ?、クロノアさん!」
K 「え、あ、うん……!平気!」
トラゾーがギリギリのところで
俺を引っ張ってくれた
そのおかげで轢かれずに済んだのだ
K 「あの、ごめん……ありがとう」
T 「……ごめんはいりませんよ、」
K 「え、あ、じゃあ……
ありがとう、、?」
T 「はい、どういたしまして」 ( ニコ,
トラゾーは優しい笑顔を見せた
T 「私服姿いいですね〜、新鮮!」
K 「そうかな、?……/
トラゾーもかっこいいよ、」
T 「かっこいい、、ですか?」
K 「?、うん」
T 「……ありがとうございます、/」
トラゾーは少し耳を赤く染めた
首に手を当て、顔を逸らしながら
K 「…そろそろ行こうか?」
T 「そうですね、!行きましょ〜」
商店街じゃないけど、、
色々なお店が並ぶ道に出た
T 「──そういえば、クロノアさん
行きたいところとかあります?」
K 「え、いやまぁ、、あるけどさ
今回はトラゾーが
行きたいところ行っていいよ」
T 「いえいえ、!俺は
クロノアさんが行きたい場所なら
どこでも楽しめますよ」
透き通るような
緑色の目を輝かせて言った
K 「そう、、?楽しめる……?/」
T 「はい、、!」
K 「ッじゃ、じゃあ……先に
トラゾーが行きたいところ行って、
次に俺ね!」
T 「……」
トラゾーはキョトンとした顔で
こちらを見て終始固まった
T 「ふ、、ははッ…(笑 ”)
いいですよ、そうしましょう!」
K 「ちょっと……何笑ってるの?」
T 「いや……どんなときでも
クロノアさんって優しいなぁ、と」
K 「……/ ッ!ほら、早く
トラゾーの行きたいところ教えて!」
嬉しくて、嬉しくて、、、
返す言葉が見つからず…
顔が熱くなっているのを感じる
T 「はぁ〜い、、( 笑 ” )
時間帯的にもいい頃でしょう……!
カフェ、行きましょ!」
K 「おぉ〜…! 」
カフェの内装は全体的に
木材で創られていて、
天井は吹き抜けで開放感があった
T 「カフェって言っても主に
食事系のメニューが多いです」
K 「へぇ〜…」
トラゾーはここのカフェによく
1人で気分転換に来ているそうだ
そのため慣れた口調で説明してくれた
T 「なので安心してください!」
K 「え、安心……?」
”安心”
その言葉が引っかかった
T 「え、だってクロノアさん
行きたい所って猫カフェ
なんじゃないですか…?」
K 「……えぇ、?!
なっ、なんで分かったの…?」
T 「そんなの当たり前じゃないですか!
こんなに長く一緒に居るんですから」
トラゾー、、俺の事
よく見てくれてるのかな?
嬉しい、今日は一段とトラゾーに
気持ちが引っ張られている
K 「あ、じゃあ安心って…!」
T 「そうです、!
猫カフェは大体のお店が
スイーツ系?を取り扱っているので」
調べてくれたのかな…?
T 「ここはスイーツ系を
あまり取り扱っていないカフェなので
ピッタリかな、?と」
K 「……ふふ、ありがと」
T 「っ!…い,いえいえ!」
席にて(?)──────
K 「何頼もうかなぁ…
、、、トラゾー、何かおすすめある?」
T 「……」
トラゾーはこちらの方を見て
固まっている
K 「…トラゾー?」
T 「ぁ!、、えぇと…
おすすめですね?う〜ん…」
ハッとしたような顔を見せ、
メニュー表とにらめっこ
T 「俺のおすすめは…
このサンドウィッチですね」
トラゾーが指さしたところを
見てみると
サーモン、レタス、トマトの入った
美味しそうな
サンドウィッチだった
K 「おいしそ〜…!」
T 「クロノアさん確かサーモン
好きでしたよね?」
K 「ッ、うん!」
T 「一緒に食べたましょ!」
”一緒に”
その言葉を聞けて嬉しかった
俺は今まで……
好きな人と同じじゃ無かったから…
トラゾーがすすめてくれた
サンドウィッチを食べたところで、
T 「さ、猫カフェ行きましょ!」
夏の日差しと
トラゾーの笑顔が光る
K 「うん、、!」
るんるんな気持ちで
行きつけの猫カフェへと進む
いつもより軽快な足取りで
T side
K 「ここが俺のおすすめの
猫カフェだよ」
T 「めっちゃくちゃ
おしゃれそうじゃないですかッ…」
クロノアさんに
連れてこられたのは、、
めちゃめちゃおしゃれ感が漂う(?)
猫カフェ…
クロノアさん
いつもこんなオシャレな場所に
1人で来てたのか…
俺だったら
入るのを躊躇るな , , ,
K 「ほら、なか入ろ」 ( グイ
T 「ぇ、ッあ、はい…」
うきうきな顔をした
クロノアさんに
腕を引っ張られて中に入った
T 「うわぁぁぁ、、、」
思わず声が出てしまうぐらい…
クロノアさんの
好きそうな場所だなぁ、と思った
猫の沢山居る店内、、
猫にあげる用のおやつ…おもちゃ…
極めつけはズラっと棚に並んだ
猫グッズ、!
これはクロノアさん好きな場所だな
それが店に入った時の第一印象
クロノアさんに案内された俺は
猫の居る部屋へと入った
K 「ね、可愛いでしょ…?」
そう、クロノアさんは
猫と戯れながら言った、、、
T 「…はい、、」
思わずクロノアさんに
見惚れてしまった
ネコ 「にゃ、にゃぁ…」
K 「んふふ、そっかぁ〜…」
ネコ 「なぉ〜ん」
K 「にゃぉ〜ん…」
T 「……かわいい…」
K 「…ぇ、?かわいい…?」
T 「…あ、」
クロノアさんが可愛くて…
遂、声に出してしまった
慌てて口を手で塞いだ
K 「あ、猫がかわいいってこと?」
T 「ぇ、まぁ…そ、そうです!」
これで… 張り切って
「違います!」
と言えない自分が嫌いだ
つくづくそう思う…
俺は自分の手に
ぎゅっ、
と力を入れた
K 「ほら、トラゾーも触ってごらん!
もふもふで気持ちいよ」
T 「ん、、、ほんとだもふもふ…」
猫がゴロゴロと喉を鳴らす
K 「この子はねぇ…みるく くん、
だよ、、白くて可愛いの!」
T 「真っ白ですね…」
心の中で
クロノアさんの方が可愛いです!
と叫ぶ
K 「あぁ……もう夕方だ…」
T 「早いですねぇ…」
あれから猫と戯れ、
グッズも買い (というか買わされた) 、
今は店の並ぶ道に出た
K 「正直……満足出来てない…」
T 「え、楽しく…無かったですか…?」
K 「あ、えぇと…そうじゃなくて
もっとトラゾーと一緒に
居たいなぁ…って!」
笑顔でそう言ってくれた
T 「ッ…!じゃあっ…じゃあ!
また遊びに行きましょう!」
K side
T 「ッ…!じゃあっ、じゃあ!
また遊びに行きましょう!」
K 「! い、いいの………?!」
T 「はい……私ももっと…
クロノアさんと居たいです!」
一瞬………ほんの一瞬だけ、
トラゾーから告白されてるように
感じた
───いや、感じてしまった
そんなこと絶対に無いのに
期待しちゃいけない、
K 「うん、ッ楽しみにしとく!」
K 「──────え?」
朝見た風景と同じ、
クラクションの鳴り響く音
トラックが俺に迫ってきた
T 「クロノアさんッッッ!!!!!!!」
痛………
K 「あ、れ…?痛く…無い…?」
どういう事だ…?
だって今、、俺は
トラックに轢かれて────
K ( ヒュッ
鼓動の音が大きくなった
トラゾーの声が聞こえない、
俺の視界にじわじわと
血溜まりが拡がってきている
恐る恐る………
前を見た
K 「ッッ!! トラゾーっ!!!!」
今まで出した事の無いような
大きな声が出た
そこには、、
頭から血を流して倒れている
トラゾーが居たんだ