第1話
大抵の異世界物っていうのは転生したり召喚されたり、、まぁいろんなのがあると思うんだ。俺達もおんなじでやっぱあの世界に行ったのはあの国の魔法使いに召喚されたのがきっかけだった。普段通り深夜までネットゲームをしてた時だった。日付とか時間とかそういうのは正直わかんない。まぁ終わってる生活してる人間にそういうこと聞くのもだいぶモラルがないっていうかなんて言うかw、、、、あぁ、先に言っとくけど俺は別にゲームの中に召喚されたんじゃない。俺たちの場合はほんとの異世界、、ってか別世界っていうか漫画とかアニメとかラノベみたいなの思い浮かべてもらったら大抵それでいいと思う。正直あの時のことは夢のような日常だったからな、、、あぁ別にいい意味じゃなくて、いやもちろん楽しいこともあったよ!?ごめんごめん空気悪くしちゃってwそんな顔しないでくれよ!もう終わったことなんだからさ!こういう仕事してるとあるでしょ?俺のことは考えずにジャンジャン質問とかしてもらって大丈夫だから!ま、その前にもう少し話をしようかな、、少し話を分かりやすくするために一個例を挙げようかな。君たちはドラクエって知ってるよね?そうそう!あの超有名なRPG、それさえわかってりゃ大丈夫だ。ああいうゲームってさ最初のほうに王様とかからいろんな物資とかもらえるってのが定番じゃん!、、、でもね俺らが行った世界は少しばかり変わってたんだよね!一番最初に召喚されたのは俗にいう城なんだけどこれがマジですごいの!めっちゃくちゃ広くて簡単に言うとバッキンガム宮殿あほみたいにくっつけて東京タワーいたるところに突き刺しましたー!みたいな感じのどうやって立ててるんだよ!みたいな感じのとこだったんだ。ちょうど夜に俺らは召喚されたんだけどこれがもうすごくてほんとに魔王におびやかされてる世界ですかー?みたいな雰囲気なのw城下町も滅茶苦茶活気があってほんとにいい街だった。この街で会ったペレッタおばさんっていう果物屋の店主がいるんだけどその人が滅茶苦茶いい人で身分も明かしてないのに俺らにリンゴみたいな果物くれたりしたんだよね!それがマジで滅茶苦茶うまくて!あっちではプライダっていって年中とれる果物らしいんだけど、、ん?どうしたの?あぁ!まだまだ!だってただ結果だけ言ってもつまんないでしょ!そんなにすぐに結論を求めるようじゃ記者としてはまだまだ半人前ですなぁ!なんてね(笑)ただ君たちにはほんとにあったことをすべて伝えたいんだ、、あの世界で何があったのか、、そしてなんで俺が帰還するときによりによって渋谷のど真ん中に出たのか、、そしてなんでその時一人だったのかまで、、別に君らが求めてるんならちゃちゃっと話しちゃうけどだいぶストーリー的には詰まんないものになっちゃうよ?、、、だよね!それでこそ記者だ!まぁ今まで来た記者たちは全員ここで帰っちゃたけど君は見込みがあるね!じゃ、少し本題に入ろうか、、、まぁ君たちが気になってることっていうのは大体わかるから少しずつ話していこう、、
最初は武器の話でもしようか、、うちのパーティは4人で一つのまぁいわばテンプレートみたいな構成だった。俺らは男2人女2人の4人のパーティを組んでたんだ。まずは頼れるリーダー兼勇者である俺と賢者、そしてヒーラーに格闘家となかなかバランスが取れた構成だったと思う。この4人がパーティだと決まってからお決まりの王様からお金がもらえる時間が来たんだ。ウキウキ気分でもらった袋には金貨が10枚入ってたんだ!あ、あっちの通貨がこっちでどんくらいかっていうのくらいは先に説明しとこうか。まずは最低ランクの銅貨、これが一枚こっちの価値でいうとこの100円!そして次に銀貨、これが1000円くらいの価値かな、最後に金貨!!これがなんと一枚10万円の価値があるんだ!ということは、、!俺たちは最初に100万円の束を王様に手渡されったてこと!やばいでしょ!、、、でもこれよりやばいことがあったんだ、、、わかってると思うけどこの世界は魔王が支配している世界でもちろん城下町以外は全く活気がない、、しかも城下町に住んでるのは平民だけでこいつらはなんと税を払わなくていいんだ!あれ?じゃあこの100万はどっからきたんだ?賢者が王様に質問したんだ、まぁ俺らも薄々気づいてたけどね、最初のほうははぐらかそうとしたけどちょっと切れ気味に言ったらすぐ吐いたよw案の定、下民から税金あほみたいにとってたんだw大体平民は月収30万くらいなんだけど下民の月収ってやばいのwなんと月5000円ぴったw固定給なんだってw国民の大半を占める下民から毎月あほみたいに高い税金とって平民の生活の質だったりインフラを向上させるのに使ってるんだってwそれを聞いた瞬間に賢者がぶちぎれたんだ、まぁ勇者ゆうても呼び出しほやほやなわけですよ。王様に向かって詠唱を唱えたんだけどそれをみた王様なにしたと思う?殺したんだよ、賢者を。一瞬だった、目の前で賢者の首が吹っ飛んだ、、その瞬間にヒーラーの女の子が腰抜かして泣き始めたんだ。俺はこの時点で王様を殺そうと思ったよ。でもね、ふつうに考えて勝てる相手じゃないでしょwこちとら召喚されたてよ?wこの世界のこと何にもわかってないのに、ん?いやいやいやいや!言ってなかったけど別に俺らが召喚されたのはゲームの中じゃない、現に俺がプレイしてたのはFPSゲームだからな。こんなゲーム小学生ぶりだったから少し懐かしさもあったよ、、、本題に戻ろう、ごめんね!話がそれるのは俺の昔からの悪い癖なんだw直そうにも直せないからほったらかしなんだけどね!で、俺は思ったわけさ、、俺らは勇者って立場上王様が俺らに歯向かうことは絶対にないって。でもよく考えてみたら召喚魔法使える奴らをまとめてるトップが弱いわけねぇよなってwん?じゃあこの王様が魔王倒せばいいじゃないかって?俺も思ったよ、でもコイツ城から出られないんだ。なんかこれも魔王の呪いらしいけどね。お、結構話したな、じゃこの続きはまたこんど話すよ!ちゃんときてくれよ!俺はこの話をお前らに話しきるまでお前らと縁は切らないつもりだから!じゃまたね遠藤君!、、、、ん?なんで旧姓をって?はは!こうでもしないとこの話、信じてもらえないだろ?じゃあまた会おう探究者よ!またここで、、、