テラーノベル
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気持ち悪い。
何が気持ち悪いかは知らない。
分からない。
ただ、心のどこかで何かを気持ち悪いと思う。
分からない。
心因性の腹痛の原因も分からない。
今日は酷かった。
理由がわからないから対処法も分からない。
親に迷惑をかけてばかりの自分が気持ち悪いのかもしれない。
それか、心因性の腹痛の痛みが気持ち悪いのか。
分からない。
最近は何故か理由もないのに涙が出そうになる。
母親と他愛のない話をしている時。
一人でゴロゴロしているとき。
寝ようと目を瞑った時。
分からない。
何がどう引き金になるのか分からない。
昔に戻っている気がする。
昔の壊れていた頃。
初めて人に裏切られた頃。
その時も、こんな感じだった気がする。
あの時よりかはマシだ。
きっとそう。
あの時は人の声を聞くのも、人を見るのも怖かった。
今は大丈夫。
そう。
だから大丈夫。
野生の腐女子
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コメント
1件
読ませていただきました。このエピソード、すごく掴まれました。「分からない」という言葉が繰り返されることで、主人公の困惑やもがきがじんわり迫ってくるんですよね。特に「昔の壊れていた頃」の感覚と今を比較して「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせるラストが切なくて。何も解決してないのに、それでも前に進もうとする強さを感じました。続きが気になります。