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フォグアイランド 都市国家モングレル

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この都市にはホーリーネーションから逃げて来た者やフォグマンに怯えて出られない者が多数存在している都市である。

そんなこの都市に転送されてしまった可哀想な奴らがいるそいつらの名前はうりたっつんだ。

この都市からでようにも出た瞬間に人喰いハイブであるフォグマンが待ち受けているから簡単には出られない。

果たして彼らはこの都市から出られることはできるのか?

神「まあ、この都市に2人転送したのこの私なんだけどね!」








どうも皆さんこんにちは。私はこの都市国家モングレルでBARの店主をしているフューズとゆう者です。

今さっきおかしな出来事が私の目の前で起こりました。

私はいつも朝に店に届けられる物資の運搬をするんですけど、今日もいつものようにその運搬をしようとしたらいきなり空から黒い塊?みたいなものが現れてその塊から人が2人降って落ちてきたんですよ。

それに2人が落ちたあとその黒い塊は消えたので不思議なものです。

とりあえず落ちてきた2人は物資として届けられていた麦の上に落ちたから怪我はないと思うけど大丈夫かな?

フューズ「あのー大丈夫ですか?」

?「…….」

?「…….」

試しに2人に声をかけてみたが全く起きる気配がない。

フューズ「うーんどうしましょう?」

?「どうしたフューズ?何かあったのか?」

私が困っていると後ろから声をかけられた。後ろを振り向くとそこに居たのは私の店のBARの常連客でありこのモングレルの衛兵隊長であるジャックだった。

フューズ「ジャックさん、おはようございます。実は少し困ったことが起こりまして。」

ジャック(モングレルの衛兵隊長)

「どうかしたのか?」

フューズ「それが…..

私はとりあえずジャックさんにさっき起こった事の顛末を話した。

ジャック「なるほど、にわかには信じがたい出来事ですな。」

フューズ「そう思うかもしれませんけど本当なんです。」

ジャック「うーんでもこの落ちてきた2人どうするんです?」ツンツン

ジャックさんがその辺にあった木の棒を拾ってお2人のほっぺをつついている。

フューズ「それが問題なんですよね。」

その後も暫く2人で悩んでいると落ちてきた2人の内1人が目を覚ました。

?「う…うーん…..ここは?」ムクリ

ジャック「お…起きた。」

フューズ「目を覚ましましたか?」

?「えっと……ここどこですか?」

ジャック「ここは都市国家モングレルだ。」

?「都市国家モングレル?なんですかそれ?」

フューズ「ここをご存じないんですか?」

?「えっと….なんて言ったらいいんだろ…」

フューズ「言いにくいことだったら別に言わなくてもいいですよ?」

?「あっいや、言えないことでもないんですけどその前に聞きたいことがあるんです….」

ジャック「なんだ?」

?「日本って聞いたことありますか?」

日本?なんかの地名かしら?でも今まで1度も聞いたことないわ。

フューズ「私は聞いたことないけど…ジャックさんは?」

ジャック「いや、俺も今まで日本なんて聞いたことないな。」

?「マジか….」

私たちの解答を聞くとその人は落ち込んでいる様子だった。

フューズ「えっととりあえずあなたの名前を教えてくれますか?」

?「あ…俺の名前はうりって言います。」

ジャック「うりか、ならそのままうり呼びでいいか?」

うり「別にそれで大丈夫です。」

フューズ「ところで聞きたかったんですけどうりさんはなんで空から落ちてきたの?」

うり「え?俺空から降ってきたんですか!?」

フューズ「はい、うりさんの隣にいるもう1人の人とご一緒に。」

うりさんが隣を確認する。うりさんはその人に「おい!たっつん起きろぉ!大変なことになってるぞ!」と声をかけている。

ジャック「たっつんって言うのか?その金髪の男の名前は?」

うり「はい、そうです。」

フューズ「中々起きませんね。」

その後も何度も声かけを行いなんとか起こすことに成功した。

ジャックさんは途中で「衛兵の仕事あるから。」と言って衛兵の宿舎へと行ってしまった。

うり「俺たちが空から落ちてきたって言ってましたけどどんな感じだったか教えてくれませんか?」

フューズ「別にいいですよ。」

私は2人が落ちてきたことを詳しく話した。

うり「やっぱりあのブラックホールか!」

たっつん「俺たち吸い込まれたからな。」

フューズ「ブラックホール?」

うり「あ….そっか俺たちが元々いた世界と違うから知らなくてもしょーがないか?」

たっつん「そういえばブラックホールが出現する前にアイツ異世界に行ってらっしゃいって言ってたわ。」

2人の会話が理解できない。

フューズ「えっと聞きたいんですけど貴方たち一体何者なんですか?」

うり「別に怪しい者ではないんですけど、信じてくれるかどうか。」

フューズ「貴方たちが空から落ちてくるってゆう信じがたいことが目の前で起こったので大丈夫ですよ。」

たっつん「別に言ってもいいんちゃう?」

うり「そうだな、言うか。」

2人が私に話始めた。

2人から聞いた話を説明すると2人は別世界から転生?させられてきたカラフルピーチとゆうグループのメンバーらしい。

そして神を名乗る男にこの世界につれてこられたとのこと。

フューズ「なるほど、大体わかりました。」

うり「信じてくれるんですか?」

フューズ「本来なら信じがたいことですけど嘘ついているようにも見えませんし、私は信じますよ。」

たっつん「ありがとうございます!」

フューズ「そういえば私の名前教えていませんでした。私の名前はフューズです。」

うり「じゃあフューズさんって呼びます。」

フューズ「わかりました。好きなように呼んでください。」

たっつん「ところでフューズさんはなんでこんな朝早くから外に?」

フューズ「あ!すっかり忘れていました!」

2人が落ちてきたことが衝撃的すぎて自分の本来しにきたことを忘れていた。

フューズ「申し訳ないんですけどお2人ともちょっとそこから退いてくれませんか?」

うりさんとたっつんさんが「わかりました。」と返事をして下敷きになっている麦から立ち上がる。

フューズ(これは廃棄かなぁ。)

たっつん「もしかして俺らがダメにしちゃいましたか?」

フューズ「否定したいですけど….そうですね..」

2人が凄まじい勢いで頭を下げる。

うり・たっつん「ごめんなさい!!」

フューズ「別に大丈夫ですよ!なので頭を上げてください。」<アサアセ

うり「でも…..」

フューズ「なら、この物資を私の店に運び込むのを手伝ってくれませんか?」

2人の目が輝き始める。

たっつん「任せてください!」

うり「おっしゃぁぁぁ!!」

フューズ「別にゆっくりでいいですよ!?」

なんか元気な人たちが来ましたね。この人たちを見ていると数年前にモングレルへやってきたあの人を思い出しますね。

そう言えばあの人また来るって言ってましたけどまだあれ以来モングレルに来ていませんね。いつ来るのかしら。

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