テラーノベル
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この作品はsxxnでnmmnですご本人様は一切関係ございません。
赤緑 ちょいえろ
部屋の灯りはいつの間にか一つだけになっていて、影がやわらかく床に落ちている。すちはソファの上で暇なつの腕を抱きしめたまま、離れなかった。
「ねえ、ひまちゃん……」
呼び方がもう甘く、舌に絡むみたいな声。
「すち、もう飲むのやめよ」
「やだ。だって……」
すちは顔を上げてじっと暇なつを見る。目が潤んでいて熱を帯びている。
「ひまちゃんがかっこいいから」
それだけ言ってすちは唇に触れた。
ちゅ、では終わらない。今度はゆっくり。
逃がさないみたいに唇を重ねて、角度を変えて深く。
「……ん、すち……」
名前を呼ぶ声が低くなるとすちは嬉しそうに笑って、さらに距離を詰める。胸が当たって、体温が混ざる。
「その声、すちの!」
意味がわからないのに胸の奥がきゅっと締まる。すちは、暇なつの唇に何度も何度も口づけて今度は首筋に顔を埋めた。
「……っ」
軽く噛む。でも痛くない。くすぐったいのに熱い。
「すち……!」
「ひまちゃん、いい匂いする」
そう囁いてまた首にキス。逃げ道を塞ぐみたいに、腕が絡んでくる。暇なつの理性が、音を立てて削れていく。
「……すち、わかってやってる?」
「わかってない」
即答。
なのに腰が自然に近づいてくる。無意識にすり、と擦れる距離。
「……っ、すち……」
暇なつは堪えきれずすちの背中を掴んでソファに押し倒す形になる。でもそれ以上は動かない。動けない。
「……動いたら、止まらなくなる」
低く、震える声。すちはその下できょとんとした顔をしてから、ふっと笑った。
「止まらなくなっても、いいよ?」
その一言で、暇なつの視線が揺れる。
「……ほんと、罪なやつ」
そう呟いて唇を塞いだ。今度のキスは深くて長い。 息を奪うみたいに何度も角度を変えて、唇を離さない。
「……ん、ふ……」
すちの喉から、甘い音が漏れる。
それが可愛すぎて暇なつの手が震える。背中をなぞる指。シャツの上からゆっくり、確かめるみたいに。
「ひまちゃん……」
名前を呼ばれるたびに心臓が跳ねる。すちは暇なつの首に腕を回して離れない。脚が絡みそうになるのを、必死で抑える。
「……すち、これ以上はだめ」
「えー……」
不満そうにしながら、すちは唇を尖らせる。
「じゃあ、キスは?」
「……キスはだめじゃない」
その返事に、すちは嬉しそうに笑って、また口づけた。
ちゅ、ちゅ、ちゅ。深く、甘く、しつこく。
完全にキス魔だ。しかもえろい。
暇なつは額をすちの額に押し当てて、息を整える。
「……すち、好きすぎて、ほんとに危ない」
「すちも、好きだよ?」
何も知らない顔で言うから、抱きしめる力が強くなる。
「……今日は、ここまで」
「ん……」
すちは少し名残惜しそうにしながらも胸に顔を埋めて大人しくなった。
「……ひまちゃんの心臓、うるさい」
「誰のせいだと思ってる」
そう言いながら、頭を撫でる。
腕の中ですちは満足したように微笑ってそのまま目を閉じた。暇なつは天井を見上げて小さく溜息をつく。
(……これ以上いったら、理性が死ぬ)
だから抱きしめるだけ。それでも十分俺の理性が擦り切れそうな夜だった。
コメント
2件
すちくん積極的ですね~! 今回も最高でした✨