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無理しないで / knsm

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無理しないで / knsm

1 - 無理しないで

♥

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2023年02月03日

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・ コネシマが吐きます


・ 腐じゃないです


______


「 やばい、やばいやばい……書類、書類が、

 書類………    」


朝から何故こんなにも焦っているのか、

彼は珍しく、提出期限内に書類を提出出来ず

トントンを怒らせてしまった。

そして目が覚めればこのザマ、書類が

コーヒーで濡れてたりしていた。

コーヒーは徹夜までして書類を終わらせようと

した為コーヒーを飲んで空腹、眠気を覚ましていた、


「 どないしよう…あかん、ど、しよう…    」


回らない頭でどうしようか考える。

このままではトントンに迷惑をかけてしまうし

更にトントンに負担が掛かってしまう。


「 そ、そうや、今から、今からやろう…

 今からやったら、夜まで、間に合う……    」


まともに食事もせず別の紙に書類の内容を

書き写す。

お腹が空けばゼリー飲料食を食べる、ご飯を

食べている暇なんてないから。


しばらく書類をやっていれば朝飯の時間を

過ぎてしまったのかショッピくんが呼びに来た


「 先輩、朝食っす 」


「 いま、書類のキリ悪いからパスで…    」


「 いや、でも…    」


「 大丈夫、ゼリー飲料食食ってれば

  腹は満たされるから………    」


「 そ、すか…    」


ありがとな、と言えば彼は部屋から出ていく

引き続き書類をしていると眠気が段々

襲ってくる。あとちょっとなのに、あとちょっとで全て終わるのに、

一回自分の頬をビンタし、目を覚ませば

また書類に手を回す。


書類が終わった時間は22時。皆んな夜飯も

食べ終わっている時間だ。

そんな事はどうでもいい、急いでトントンに

書類を渡さなければ。

そう部屋を出る。部屋を出れば歩くので

精一杯だった。それでも頑張って書記長室

まで歩く。

そして運悪く、内ゲバしている彼らから

見つかり、強制的に内ゲバを2時間させられた


ようやく終われば今すぐ落ちそうな瞼を

頑張って開き、歩き始める。

内ゲバのせいで中々動けず、その場に

座り込んでしまった。

眠気のせいで眠ってしまい、目覚めるともう

夜中の3時、

しまった、と思い急いで書記長室に行く。


こんこんこん


「 …入れ 」


彼の声は普段より低く、怖くなってしまった。


「 失礼するで…、ごめん、トントン…

     これ、書類………    」


「 …要らんわ、 」


「 ……へ? 」


「 やから、その書類要らへん 」


「 な、んでっ…    」


「 お前、なんでこんな遅いん。日付け

 変わったやろ、おい、なんでや。

 内ゲバしてたよなぁ?? 」


「 ちが、あれは強制的にっ…    」


「 言い訳は要らへんねん!!はよ帰って

  くれや………鬱陶しい 」


机をバン!と叩き彼はそういう。


「 あ、ごめ、ごめんなさい…ちゃんと、

 ちゃんとやるからっ…ゆるして、 」


「 …うっさいねん 」


「 おねがぃ…謝る、からっ…ぁ 」


気付けば視界が傾いた。

そして口の中の味が変化した。

うぇ…と吐き出すとそれはとても醜い汚物。

急に眠気が来て気絶したかの様に眠った。


「 …シッマ?おい、シッマ、ちゃんと

 せんか…は?吐いてるやん、ちょ、

 しんぺい!! 」


______


気が付けば白い天井が目に見える。


「 …ぁ、しん、ぺ? 」


喉がとても痛い、吐いたせいなのだろうか。


「 起きたんだね、おはよう。コネシマ、

  倒れたんだよ。覚えてる? 」


「 ぁ…せやっ…!トントンに、書類、

 出さなっ…!!! 」


思い出せば顔が真っ青になりバッと起き上がる


「 大丈夫、その必要はないよ。トントンは

 書類を受け取ってくれたから 」


「 でもっ…!謝らんと…!! 」


「 トントンこれから来るから、ね? 」


「 ぅ、ん……    」


こんこんこん


「 お、いいよ、入って来て、

  じゃあコネシマ、俺部屋空けとくからね 」


「 わかったわ…    」


「 …シッマ 」


「 ごめん…、トントン、迷惑やったよな…

 これからはちゃんとっ!迷惑かけん様に…    」


「 やめてや 、 」


「 へっ……? 」


「 お前の謝罪なんか…要らへん。

 俺の謝罪、受け取ってや。な…? 」


「 ぁ、…う、ん 」


「 シッマ、今回はごめんな、無理しとるの

  知らんくって………次からは気をつける、

  やから…シッマ謝らんといて…    」


「 …う、ん、ありがとうな、トントン 」


______


「 先輩、見舞い来たっすよ 」


「 おー…ありがとな 、 」


「 無理してるの最初から分かってましたよ 」


「 ぇ”、そうなん…? 」


「 ええ、顔色悪かったんで 」


「 ほんま…ショッピくんはすごいなぁ…    」


______

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コメント

12

ユーザー

あのリクエスト良いですか?

ユーザー

投稿お疲れ様です! 遅こめですw はぇ〜...syp君気づいてたんやね、、流石できる後輩。 あと朝食ちゃんと持ってきてくれてたのえらいなぁ... tnさんもかなり無理してますねぇ...無理は体に悪いですよ、、 吐くぐらい、ってどんなに無理してはるんですか... 最終的誤解解けて良かった... 内ゲバ...は、逃げれない... 見舞いにもsyp君来るんやね、偉すぎか()

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