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「コーヒー1つ」
はぁ、顔もいいし声もいいけどというか今日水曜日だっけ?
今日は女の人も連れてるな、
「私もコーヒーで」
あの二人は付き合ってるのだろうか、、
美人な人だしありうる、
「今日は〜」
うぅ、内容聞きたい、
というかあの二人をずっと見てる人いるな
しかもひとりじゃない、俺も含まれてるけどな!
あれ、話し終わった、意外と早かったな
ピビピピ
「うわっ、びっくりしたぁ、え?周さん!?」
俺のお店は平日は人が少なく店長もちゃんと対応してくれれば携帯は少しは触っていいと許可を得ている。
ガバガバだな、とつくづく思う
「はい、もしもし!」
「もしもし急にごめんね、心琴くんのお店の監視カメラって見せてもらうことは可能かな?」
「店長に確認してもらいます!」
「ありがとね、また20分後にカフェに戻るから」
「わかりました!」
ピッ
「はぁぁ〜」
マイク越しでもイケメン漂わせてんじゃねぇよ、
「遅くなってごめんね。」
「周さん!店長には許可とりました!」
「イケメンの頼みだったらしょうがねぇよ!」
「店長さんですか、大変お手数おかけしますね。」
女の人も一緒だ、なんなんだろ、
カチカチカチカチ
「……ありがとうございます、。」
「もういいのかい?」
「はい、店長さんのお手柄です!こんな貴重な映像見せてもらえて感謝です。ありがとうございます。」
「そうかいそうかい!お前弁護士なんだってな!笑頑張れよ!」
「はい笑ありがとうございます。
それでは失礼します。」
俺は仕事している周さんが好きだ。
だってかっこいいんだもん、俺がパソコンになりてぇー、
「心琴くん」
「はいっ!」
「ありがとね」
「あ、え、う、はい。」
ポカーン
頭、今頭、撫でられた、
「おい!心琴仕事戻るぞ!…心琴? 」
プシュードンッ
「おい、心琴!心琴ぉぉぉぉ!」
「あれ?俺なんで」
「起きたかよ
お前急に顔赤くして倒れたんだぞ」
「すみません、ちょっとアドレナリンが、」
「まぁ、起きたなら仕事しろ」
「はーい、」
「もう上がっていいぞ〜」
「了解です〜お疲れ様でした。」
あの後は仕事に戻って仕事してたけど、周さんのことばかり考えて集中できなかった、
「おかえりお兄ちゃん!」
「お〜ただいま絃葉」
「奏汰お熱でちゃった」
「え!?そうなの?」
「うん、先生がお兄ちゃんに電話しても出ないからって先生の車で送って貰った!」
「…ほんとだ、電話されてる、
(ん?違う人からも電話されてる、)」
「ありがとな絃葉、奏汰のお世話してくれたんだな」
「そうだよ!絃葉お世話したの!あと先生からお手紙」
「ありがとな、奏汰大丈夫か?」
【 奏汰くんは38.5℃を出していました。
心琴くんの事情はこちらも把握しているので心配しなくて大丈夫です。少しは体を休めてくださいね。】
「…メールで先生にありがとうって言っとくな」
「うん!」
でも今日は水曜日で明日は木曜日、奏汰をこのままにしておく訳には行かないし、
絃葉だけ学校行って俺は休みの連絡するかぁ、そして朝病院に行って、バイトどうしよう、今のうちに休みの連絡入れとくか、
母親は、きっと夜遅いし、最近は帰ってこないことも多少ある、
まぁいい、一旦飯作らないとな!
「奏汰は何が食べたい?」
「食べたくない、」
「そうか、ならお兄ちゃんが腕を振るって美味いもんいっぱい作るからな!」
「冷蔵庫冷蔵庫、」
いや、全然入ってねぇ、
「ごめんな、ちょっと食材ないから一瞬だけ兄ちゃん買い物に行ってくるわ!絃葉奏汰の面倒見れるか?」
「いえっさー!」
「よし!飲み物とお腹すいたら枝豆ここに置いとくから」
「わかった!気おつけてね! 」
「何を買おうか、」
奏汰は食欲無いらしいしお粥かうどんで、ヨーグルトも買ってくるか、今夏だしスイカも買ってくれば食ってくれるか、
いや、絶対食うから買うか
「心琴くん?」
「へ!?」