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「まずはラーメンの出汁からだネ!ニャン時間も骨を煮込んで、上品なスープを作るにゃ!」

フェリスはすっかり張り切っている。


「フェリス、私は何をしたらいい?」


「ええと、まずは豚骨の頭と足を砕いてくれるかニャ?脂の旨味が詰まった部分をそぎ落としていくんだよ」


クルシュは自分の剣を取り出し、豪快に骨を砕き始めた。


フェリスが醤油・みりん・酒でタレを作っていると、横目にその光景が映る。


「ちょっとぉ!クルシュ様、棚の中に包丁がありますからそっちを使ってください!いくらなんでも剣は乱暴すぎるニャ!」


「ごめんなさいフェリス、道具を間違えました」


脳筋な一面をのぞかせるクルシュに、フェリスはため息をついて引き取る。

Re ゼロから始める   『豚骨生活』

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