コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「まずはラーメンの出汁からだネ!ニャン時間も骨を煮込んで、上品なスープを作るにゃ!」
フェリスはすっかり張り切っている。
「フェリス、私は何をしたらいい?」
「ええと、まずは豚骨の頭と足を砕いてくれるかニャ?脂の旨味が詰まった部分をそぎ落としていくんだよ」
クルシュは自分の剣を取り出し、豪快に骨を砕き始めた。
フェリスが醤油・みりん・酒でタレを作っていると、横目にその光景が映る。
「ちょっとぉ!クルシュ様、棚の中に包丁がありますからそっちを使ってください!いくらなんでも剣は乱暴すぎるニャ!」
「ごめんなさいフェリス、道具を間違えました」
脳筋な一面をのぞかせるクルシュに、フェリスはため息をついて引き取る。