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「コラ!トウヤ!」
トウヤはこっちを上目遣いで見つめる
「そんな顔しても無駄!」
『に゛にゃ゛』
トウヤはちぇとでも言いそうな感じで言った
トウヤは壁に飾ってある
ろふまおの写真を破いたのだ
「も〜」
そう言いながら僕はそれを剥がした
「写真を破るのは辞めてって言ったでしょ、」
『ニャ、』
不服そうに言うトウヤ
「僕他の写真持ってくるからハヤト怒っといて!」
『にゃ!にゃ!』
ハヤトは片手を頭に着け 了解!
と言う仕草をした
『シャー』
ハヤトに対して威嚇するトウヤ
僕は写真を取りに行った
猫達の威嚇の声が仕事部屋まで聞こえる
ミナトが机の上でこっちを見ていた
「どうしたのミナト」
『死人の顔飾って楽しい?』
僕は驚いて顔をあげた
そこには寝ている1匹の猫しか居なかった
「な、んで」
僕は猫を起こさないように
写真を額縁に飾った
壊されないように
破かれないように
フィルムをつけた
僕は今日も幸せです