ども〜。今回は1話完結で描きます。
スペフェスハロウィンのメンバー
女の子が迷い込んできた
がテーマです〜
ハロウィンの仮装、ではなく本物のお化けたち!
名前は〇〇なので好きな名前当てはめちゃってください〜!
年齢は14、15歳くらいの想定で書きました!
恋愛は発生しないです〜
空白ワンクッション!
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【ちゃげ視点】
今日は10/31。
そう、ハロウィン。
いつものみんなで集まったところで、珍しい事件が起こった。
影。「君、名前は?」
〇〇「えっ、と….」
どうやら現世から女の子が迷い込んでしまったらしい。かげぴが優しく聞いてはいるけど、見た目が怖いこともあってかなり怯えられてる…
詩人「迷い込んじゃったかな?大丈夫?名前言える?」
詩人さんがかげぴ怖がられてるから、と追いやり話しかける。
確かに詩人さんなら怖がられないかも。
〇〇「えぁ、あの….えっと…」
げん「そもそもこの世界自体が怖いのでは?」
いず「絶対そうやん。こんなん絶対怖いって」
ちゃげ「名前がわからないことにはどうにも…」
全員で力を合わせてどうにかこうにか名前を聞き出そうとしたけど玉砕。
怯えられちゃってまともに話せやしない。
うめ「あれ、そういえばバケゆかさんは?」
なつ「確かにバケゆかさんなら怖がられなさそうだけど」
ハチ「でも見てないよ?」
たしかに今日一度も姿見てないな。せっかくのハロウィンなのに。
バケ「みんなこんなとこいたの?」
ちゃげ「ナイスタイミング!いや遅いけど」
詩人「今日ここ集合ですよ?」
バケ「あれ、そうだっけ?w」
相変わらず全然話聞いてないな。
こちらに近づいたバケゆかは女の子の存在に気づいたらしく、首を傾げた。
バケ「?この子どうしたの?」
サクヤ「それが迷い込んじゃったらしくて」
バケ「こんにちは。僕はバケゆか。君の名前は?」
姿勢を低く目線を合わせて、優しい口調でそう聞くバケゆかの姿を見て、みんなで顔を見合わせる。
最初からバケゆかに頼んだ方が良かったんじゃね?と。
〇〇「〇、〇です…」
バケ「〇〇ちゃん?いい名前だね〜」
話しているバケゆかと〇〇ちゃんを遠巻きに見ながら
いず「ていうか、あの子が怖がった原因明らかにあるよねぇ??」
影。「いやっ、ちが、あれはほら!子供の格好してお菓子ねだりに来たんだと思って!ね!まさか本物だと思わなくて!!」
かげぴの言葉にサクヤさんと一緒にうんうんと頷く。
ちゃげ「こんな夜更けに少女が1人…」
影。「ふふっ、今日はこの子で実験かな?」
サクヤ「僕の分の血も残しておいてね」
集合場所にたどり着いた時、こんな言葉をかけたことを思い出す。
サクヤ「た、確かにあれ言ったあと明らかに脅え出したけど…」
ちゃげ「あれなくても怖がってたでしょ…」
明らかに狼狽える俺らをジト、と見てくるみんなから目を逸らして話しているふたりを見る。
バケ「ほら、お菓子食べよう!みんなと一緒にパーティーしよっ!」
〇〇「っ、うん!」
どうやら懐かれたようでぎゅっと〇〇ちゃんがバケゆかの手を握ってキラキラと笑顔を向けている。
バケ「ほら、お兄さん達に何か言うことは?」
二人は俺らの方を向き、バケゆかはそんなふうに〇〇ちゃんに促す。
〇〇「と、とりっく、おあ、とりーと? 」
まだ怯えながらもこちらを見上げそう行ってくる〇〇ちゃんに懐から飴をひとつ取り出す。
影。「….やべ、なんも持ってね」
いず「ハロウィンって知ってる?」
詩人さん「そんなことある?」
げん「じゃあイタズラ、ですか?」
ハチ「さっきの仕返ししてやれ〜!」
にこにこしながら吹き込む大人たちに少し笑顔になった〇〇ちゃんはかげぴの方を向いた。
楽しそうだなぁ。
〇〇「んん….、ばーーん!」
影。「ぐっ…..」
手を鉄砲のような形にしてかげぴの方に撃つ真似をする。
バケ「なんて可愛いイタズラ!もっと殴るとか蹴るとかしていいんだよ?」
影。「それはやめてほしいかな?!」
なつ「だったらほら、噛むとか」
影。「噛む?!」
げん「くすぐる、とかですかね」
影。「まぁそのくらいなら」
いず「1時間くらい」
ちゃげ「いや、もっとやっていい」
影。「長いなぁ?!もっとってなんだ?!」
ワイワイしている俺らを見てクスッと笑う〇〇ちゃんが見えた。楽しんでくれてるようで何より。
もうこの子が現世に戻ることは出来ないだろう。
だったら俺たちが、最高のハロウィンを体験させ続けてあげよう。
ちゃげ「じゃあ、始めようか」
げん「今宵の宴のゲストのお越しだ」
いず「さぁそのまま振り返らないでこちらへ」
夢に見るような豪華なお菓子。注がれたお茶は甘い香りで。
ちゃげ「さぁお嬢さん、遠慮はせずに 」
影。「欲しいものを選んで?」
詩人「今宵の宴はお気に召しますか?」
サクヤ「このまま我らと踊りあかしましょう?」
バケ「朝はもう来ないよ….ニコッ」
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HappyHalloweenみなさーん!
「Shaba da baWonder」の歌詞をいくつか引用させて頂きました!
特に最後の方はガッツリ歌詞です!
もう今日終わりますけど楽しめましたか?
このお話でハロウィンを感じて貰えたら超嬉しいです〜!
連載中の「人間って面白い」でも番外編としてハロウィンのお話を書いてますのでそちらもぜひ〜!
では。おやしみ〜💤
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