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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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阿「あ、買い忘れしちゃた」



翔「おかいものぉ?」



阿「うーん、お買い物行かなきゃかなぁ…」



宮「りょたいくぅ!」



翔「しょたもぉ!」



阿「2人とも行くの?それなら後1人お兄ちゃん連れていかないと大変なんだよなぁ、…チラッ」



買い物内容はお醤油と明日のお弁当の材料

これだけなんだけど双子が行くとなると一人

ではしんどいから後1人くらい誰か一緒に来て欲しいんだけど…



辰「お、俺宿題しなきゃ!」



照「俺は筋トレしなきゃ」



阿「おい、兄2人逃げようとするなよ?笑」



深「うぇぇー、本当にいかなきゃだめぇ?」



阿「双子が頑なに行くって言ってるから仕方ないでしょ?」



翔「しょたくつはけたぁ!」



涼「ひぃく!いこぉ!」



照「わかったから引っ張るな笑」



スーパーに着き必要なものを買っていく

双子はお兄ちゃん達が手を繋いでくれているからすんごいスムーズに進んでいく


翔太はひかるに抱っこしてもらい涼太はたつやと手を繋いで歩いてくれている



照「翔太歩かねーの?」



翔「ん!だっこぉ!」



照「はいはい、仰せのままに笑」



辰「涼太こっち行くよ?豆腐見つめて何か楽しい?」



涼「………ジッ」



ヒョイッ



辰「はーい、動きますよぉ〜」



涼「やーー!」



辰「んー、それは厳しいお願い事かなぁ」



阿「あとはこれと…これ買って…」



ドンッ



阿「いたっ、ごめんなさいっ、大丈夫ですか?」



買い物用紙に真剣になり人にぶつかってしま今後ろから歩いてきているたつや達が小走りで駆け寄ってきてくれた



辰「ママ、大丈夫⁇」



翔「まぁま、いたいいたい?」



阿「大丈夫だよ、ありがと」



?「あれ、亮平?」



阿「……はっ、⁇何で俺の名前知って…」



元「俺だよ覚えてない⁉︎⁇学生の頃付き合ってた〇〇だよ笑」



たまたまぶつかってしまった相手はまさかの

学生時代に付き合っていた元彼だった

付き合っていたって言っても無理矢理付き合わされていただけだから俺にとっては何のあれでもないんだけど…



阿「あっ、あーー、言われてみれば…?」



辰「え、ママ元カレなんて居たの?」



阿「昔ね、でもすぐ別れたから付き合ってないようなものだよ」



照「そうゆうことね」



元「え、てか何お前子供なんているわけ?笑」



阿「そうだけど…なに?」



元「お前みたいな奴が子供ねぇ…相手もどうせ嫌々結婚してるんだろうな笑笑だってお前めっちゃ陰キャで根暗だったしな笑笑」



阿「……だから?」



グイッ



阿「ちょっ、離してっ⁉︎」



元「なにその態度?笑それに子供もどうせ出来損ないばかりだろ?それだったら俺と結婚した方がいいんじゃねぇの⁇笑」



阿「………」



呆れて言葉も出なかった

好きな人を侮辱されただけでなく子供達のこともひどく言われるとは思わなかった


今にも殴り飛ばしてやりたいくらい怒りのレベルがMAXになった時突然翔太が泣き出した。



翔「…ひっ、うわ”ぁぁぁぁぁんっ、‼︎」



阿「へ、翔太⁇⁉︎」



翔「ぱぁぱじゃなぃぃっ!グスッ」



照「だから言ったでしょ⁇父さんじゃないよって」



翔「しょたのぱぱぁぁっ‼︎‼︎⁉︎」



辰「本当のパパはまだ背高くてかっこよくてママ大好きマンなんだからこの人は違うよ」



阿「え、翔太⁉︎どうしたの⁇」



照「何かこの人の事パパ?って聞くから違うよって教えてあげたらギャン泣きしちゃった」



阿「あ、そう言う事…笑」



辰「てか、いい加減ママの手離せよこんな事したってパパが知ったらあんた命ないよ?」



たつやが男との間に入り手を離すよう促してくれる



元「ガキは黙って引っ込んでろ!」



照「そう言う事言っていいんだ」



元「はぁ⁇」



辰「パパ、聞こえた?」



阿「へっ、?」



ひかるの手にはスマホが握られておりそこに

表示されているのは父さんの3文字が映し出されている



目『今着いたすぐそこに行くから』



照「早くしてね」



目『わかってる一回切るから』



辰「て言う事だからあんたの命ないよ」



元「はっ、?」



照「てか早くその手離しといた方がいいと思うけど」



数分もしないうちに蓮がこちらにすごい形相で

やってきた

俺の掴まれている腕をみるや否やものすごい勢いで離し俺はすんなりと蓮の腕の中に吸い込まれていった



目「亮平‼︎ギュッ」



阿「わっ、蓮⁉︎⁇仕事は?」



目「今日たまたま早く終わったから…ハァッ、急に電話かかってきたと思ったら亮平が大変って言われて…!」



涼「ぱぱぁおかーりー!」



翔「ぱぱぁ!グスッ」



目「翔太、涼太ただいま」



照「ほら、これが本物の父さんだよ」



目「……てか、どちら様ですか?」



さっきまで子供達に向けていた優しい笑顔とは

真逆に今にも人1人殺しそうな眼差しで相手のことを睨みつける蓮

怖過ぎてたつやが涼太の事思いっきり抱きしめてるからね



元「おっ、俺はこいつの元カレで!」



目「こいつなんて言わないでもらえますか?俺の大事な奥さんなんで」



元「なっ、…でもっ、!」



目「てか今更亮平に何のようなんだよテメェ何てとっくの昔に脈なんて無いんだからとっとと失せろ」



元「っ、…くそっ‼︎」



何か言いたげな顔をしながらも顔を真っ赤にしてこの場を走り去っていった元カレ


なんか呆気なかったかも…

久しぶりの再会はほんと最悪なものだったけど大好きな子供達が無事で増してや助けてくれるなんて本当蓮の息子だよ



目「本当に亮平大丈夫?腕掴まれた以外何もされてない?」



阿「うん、大丈夫だよありがとね」



辰「はぁー、ほんっと怖かった」



翔「ぱぁぱ!だっこぉ!」



目「ん、おいで」



照「てか母さんの趣味意外だったかも」



阿「あれは、学生の時無理矢理付き合わされてただけだから!笑」



目「今は俺が1番だよね?」



阿「そんなの当たり前だよ!蓮以外の人なんて考えられないから!」



目「亮平…‼︎」



辰「あー!ここ外だから!早く帰ろ!」



照「今日ハンバーグが食べたい」



涼「りょたもぉ!」



阿「じゃあみんなでハンバーグ作ろっか」



翔「しょたこねれるよぉ!」



辰「俺大きいのつっくろ〜」



目「じゃあ俺も」




結局買うはずだった醤油は忘れてしまったし、会いたくもない人に会ってしまった日だけど

今日1日で子供達の成長ぶりと大好きなパパに

助けてもらえた事だけでもすごく嬉しかったからよしとしちゃお!


しばらくご飯買いに行く時はパパが同伴で

買いに行くのがルールになりました笑




………………………………………………




次回作…元気のおまじない





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