テラーノベル
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「ねぇ、最近2人がしないのって…俺のせい?」
真夜中、眠ろうとベッドに入ると…
先に寝ていたショウタが起き上がり、宮舘に向かって聞いて来た
確かに2人は最近【おはよう】や【おやすみ】のキスさえしていない…
ショウタに見られていると考えると、やりにくいと思っているのも…また事実
「うるさい!睡眠不足は肌に悪い…。翔太の努力を無駄にするな!」
宮舘は、そうピシャリと言い放ち…
早く寝ろと促した
「また、そうやって…翔太、翔太って…。イライラし過ぎ!やっぱり涼太も溜まってるんじゃないの?何なら、俺が相手して…」
「俺の相手は、お前じゃない!」
「だったらさ…。これを見ても欲情しない?」
そう言って徐に、ショウタは上着を脱ぎ出した
最近全く触れていない、白い素肌に視線が揺れる
「翔太は、そんな下品な真似は絶対しない!」
「え〜翔太もしたいと思うけど…?」
「俺の翔太を、お前が語るな!」
「俺は、翔太の一部だもん」
「お前と翔太は、全く違う!」
そう宮舘が声を荒げると
「はいはい、分かりました。夜中にそんなに怒鳴らないでよ…」
「怒らせたのは、お前だろ…。分かったなら、早く寝てくれ…。気分が悪い」
そう言いながら、宮舘は
ショウタに上着を被せ…強引に着せる
「ちょっ…!もう少し優しく出来ない?これ、翔太の身体だよ…」
「…っ!分かったから…早く寝ろ!」
「はいはい…分かりました〜」
そう言ったショウタは、つまらなそうに呟いて
布団に入って大人しく寝た
それからというもの…
ショウタは事ある毎に、顔を出し
【朝食時】
「ねぇ、翔太の好きな体位教えてあげようか?」
「味噌汁食いながら、そんな話は聞きたくない!」
【くつろぎ時間】
「ねぇ、たまには後ろからってのも…燃えるんじゃない?」
「今、映画見てるの分からないのか?」
何故か、性への誘いを頻繁にする…
「もう良い加減に、してくれよ!」
ついに、宮舘がショウタに怒鳴る
「何で?しない方が不健全でしょ?」
しかし、平気な顔で返されて
「そういう事は、俺達が決める!」
宮舘も睨みを利かせて、そう言った
「待ってたら、いつになってもしないでしょ?」
「うるさい!」
「いつも、そうやって逃げる…」
「………」
ついに、根負けした宮舘が折れ…ため息を吐いて部屋を出て行った
コメント
4件
結構ショウタすき