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rbzm
禁欲したくないrbrと禁欲しようと頑張るzmの話
実況者、同棲パロ
◇
それはとある朝のこと。
「ゾムぅ、ごめんって!!ほんまに、次のご飯奢るから!!」
ベットの上から布団にくるまったゾムに見下ろされて土下座をするのは、昨夜彼を組み敷いたロボロである。
両手を合わせて謝るが、依然としてゾムはむすっとした顔つきのまま無言だった。
それもそのはず、ゾムは散々喘がされたせいで、喉を見事に壊してしまったのだ。おまけに体のあちこちも痛めてしまった始末である。
「なぁ〜、悪かったから、次からは気をつけるからさぁ」
この言葉、数日前も聞いた気がする。
いくら体格はこちらの方がいいとはいえ、ジムに通いしっかり鍛えているロボロに勝つことはできない。
そんな体力お化けな彼は、体を重ねるたびにこちらが気絶するまで行為をやめてくれないのだ。
苦言でも呈してやろうと喉を開く。
「ん゛っ・・・んん、」
「え、今の声えろい」
どうやら目の前の男は学ぶと言うことを知らないようだ。
「・・・これから、一週間きんし」
「・・・えっ・・・?え、何が?・・・・・まさかセックスが、とか言わへんよな??」
国語できるんだからわかるだろ、その通りだよ。
こくん、と頷くと、ロボロは絶望したようにその場に座り込んだ。
「うっ・・・嘘やぁ・・・せめて三日に!!じゃないと俺風俗行ってまう」
いやそれはモラル的にどうなんだ。
もう一度口を開こうとして、今度こそ喉に痛みを感じたので、ふるふるとジェスチャーのつもりで首を振る。
「ぐっ・・・かわ・・・・・じゃなくて!!」
頼むゾム〜!!と今にも殺されるかのような情けない声で哀願してくるロボロに、朝のシャワーでも浴びようかと背を向けた。
◇
ゾムによる禁欲宣言からはや三日。
今週は撮影もなく、ゾムの喉も完全に復活したので、表向きは普段通りに過ごしていた。
表向きは。
本音を言えば、そろそろ限界なのだ。
同棲している以上、どうしてもゾムの無防備なところを見ると男としてしっかり興奮してしまうのだ。
そのくせゾムの方はボディタッチはおろかキスさえ許してくれない。
ムードに入ったら俺が逃すことはないのをしっかり理解さているのだ。
でも、ゾムだって欲はあるはずで。
「あいつ、なんだかんだ照れて逃げてるだけなんよな〜・・・」
自分から宣言したくせに欲が溜まっては致し方ないので避けているのだろう。
俺によってだいぶ開発された体ではそれこそ自慰だけでは刺激が足りないだろうし。
「んふ、かわいいやつめ」
大抵ゾムは受け身で、俺の願望に渋々付き合ってくれている。
・・・というような素振りを見せているが、本来むっつりスケベやらエロ小僧やらと揶揄われる彼は本心ではなんなら喜んでいるのだろう。
「・・・・せや、いいこと思いついた。」
にま、と自分でも悪いと思う笑みが溢れる。
あのツンデレな猫の本性を暴いてやろう。ついでに普段見れない彼からのおねだりも頂戴するのだ。
ふんふん、と鼻歌を漏らしながら、スマホの通販サイトを開いた。
通販サイトをスクロールしながら、昨夜のゾムの様子を思い返す。
風呂上がり、気づいたら無意識に太ももをこすり合わせていたり。
いつもより呼吸が浅くて落ち着かない様子だったり。
ちょっと指先が触れただけで肩をびくんと跳ねさせたり。
「・・・・・バレバレやのになぁ。」
普段ならこちらから触りにいけばすぐに流されていたくせに、
自分で宣言してしまったがゆえに逆に頑固になっている。
そんな愛しのゾムに想いを馳せながらロボロは画面をスクロールし、とある商品ページに指が止まった。
「・・・・・・これや。」
ゾムの、普段絶対見せない、自分から欲しがる顔。
ふだん余裕ぶっておいて、いざとなったら目を潤ませて、言い淀んで、声を震わせて、縋りついてくる姿。
「見たいなぁ・・・・」
購入ボタンを押し、そのままキッチンに置いてあるペアで買ったマグカップに視線を滑らせた。
ゾムが毎朝使う、薄緑色のマグカップ。
使うタイミングまで完璧に思い描き、マグカップの取っ手を指先でなぞりながら、ふふ、と喉の奥で笑う。
「・・・・・ようやく可愛がれるわ。」
◇
あほえろとヤンデレの共存
次回あーる入ります🫣
コメント
8件
凄く好き(語彙力皆無) 続きばか楽しみにしてるね🫶🏻🫶🏻🫶🏻

こんにちは!最近見始めたのですが、凄すぎません?やば尊い(泣)続き待ってます(`;ω;´)