レイ「はぁ…」
優歌「どしたの」
レイ「昨日、私が好きな服屋で新しい服が出たからどれにしようか悩んでたら朝になってて」
優歌「あらら」
優歌「でも、夢中になることは良いこと…なのか?」
レイ「眠い…」
優歌「じやぁ、膝枕で寝る?」
レイ「え?」
優歌「冗談だよ」
レイ「も~少し期待しちゃった」
優歌「ごめんごめん」
レイ「ねぇ…優歌…手…繋いでも…良い?」
優歌「いきなり?…ん~、少しだけだよ」
レイ「えへへ~」
優歌(ちょっと恥ずかしい…)
優歌「ねぇ、レイ、今度私と温泉に行かない?」
レイ「温泉?」
優歌「うん、温泉」
レイ「ゆ、優歌と温泉だなんて!///」
優歌「顔が赤くなってる…」
優歌「いやぁさ、妹が旅行券手に入れて」
「少し多くもらったからレイもどうかなって」
レイ「私も良いの?」
優歌「うん、全然良いよ」
レイ(なんでか分からないけど…緊張してきた…)
レイ「い、いつ行くの」
優歌「ん~、来週かな?」
レイ「そっか~、楽しみだね」
優歌「だね」
旅館)
レイ(つい一緒に来てしまった…優歌のお母さんは歓迎してくれたから良いけど…)
優歌「さて、お部屋に行こうか」
レイ「あ、うん」
優歌(母)「2人で広く使って良いわよ!」
レイ「良いん…ですか?」
優歌(母)「いいのいいの!」
優歌「ザ、和室って感じだね。」
レイ「旅館と言ったら温泉だよね」
優歌「ちょっと早いけど行っちゃう?」
レイ「だね。」
ガラッ!
部屋のドアがでかくなり響き、私達は少し驚ろきドアの方に足を進めた。
レイ「…誰だろう」
ヒナタ「お姉ちゃん!2人だけで入るのずるいよ!」
ヒナタ「私も入りたい!」
初めて見る子だなと思いながらも私は呆然とした…、ん?
優歌「えっと、ヒナタ?」
ヒナタ「私も入れて!」
優歌が言ってた妹さんか…でも、あまり見なかったのは何でだろう?
レイ「ね、ねぇ3人でも全然良いよ?楽しそうだし」
優歌「…分かった」
優歌「ヒナタ?一緒に入っても良いけど静かにね。」
ヒナタ「いいの!やったー!」
レイ「…」
優歌「あ~、癒される~」
レイ「///」
優歌「また照れてるの?私とお風呂入って、なれたと思ったんだけどな~」
レイ「で、でも、は~ずかしぃっていうか!」
優歌「…レイ、のぼせないでね。」
レイ「う、うん///」
のぼせそうなので先に上がろうか考えてたけど、優歌ともっと入りたいから私は少し我慢をした。
ヒナタ「おねーちゃーん!」
優歌「こら、あまりはしゃがないで!転んだら危ないから」
ヒナタ「大丈夫大丈夫!」
レイ「元気が良いね」
優歌「元気なのは良いけど…危ないんだよね…」
レイ「そっか。」
レイ「さて、ちょっと体洗っちゃおうか」
優歌「私が洗い流してあげようか?」
レイ「え?そ、そんな悪いよ!!」
優歌「そう?私は全然大丈夫」
レイ「…!」
優歌「じゃあ、頭から洗ってあげる」
レイ「あ、ありがとう…」
レイ「ねぇ優歌…私と居て楽しい…?」
優歌「え?あ、うん」
優歌「私はレイと居ると楽しいし、気が落ち着くから私はレイとずっと一緒に居たいかな。」
レイ「そっか」
優歌「どうしたのそんな質問して」
レイ「何となくだよ。」
優歌「そうなんだ」
レイ「優歌…私ね…」
ヒナタ「ずるい!私も洗って!」
優歌「ちょっと待ってね」
ヒナタ「待てない!」
優歌「もう仕方ないな~」
レイ「あ…」
レイ「…」
お部屋)
優歌「ごめんね、私の妹が」
レイ「ううん、大丈夫」
優歌「そう言えばさっき、言いかけてたど…」
レイ「何でもない」
レイ「ご飯でもたべようか」
優歌「…?」
優歌(何かあったのかな…?)
私はまた、優歌に思いを伝えられなかった…何でこうも言い出せないのだろうか…
レイ「ご飯を食べたことだし寝ますか」
優歌「寝よっか」
レイ「優歌…腕枕…して欲しい…な」
優歌「腕枕?」
レイ「うん…」
優歌「…仕方ない、良いよ」
レイ「ありがとう。」
まだ明日も優歌と一緒に居れたら良いな