テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「きょも」攻×『こーち』受 『じゅり」
大我のマンション、最上階のスイートルーム。
そこは、鳥籠にしてはあまりにも豪華で、静かすぎた。
髙地はバルコニーから見える、かつて自分が働いていたオフィスビルを眺めていた。
手首に嵌められたプラチナのブレスレットが、夕日に反射して冷たく光る。
「優吾、何を考えているの?」
背後から伸びてきた大我の白い腕。
その独占欲に満ちた抱擁に、髙地は抗う術を知らない。
しかしその時、部屋のインターホンが執拗に鳴り響いた。
「……誰だ。誰も入れるなと言ったはずだが」
大我が不快そうにモニターを覗き込む。
そこには、普段の軽薄な笑みを消し、殺気立った瞳でカメラを睨みつける田中樹の姿があった。
『開けろよ、京本社長。……優吾を返せ」
スピーカー越しに届く、樹の低く鋭い声。
大我は鼻で笑い、ロックを解除した。
「いいだろう。身の程を教えてやる」
数分後、リビングに足を踏み入れた樹は、豪華な部屋には不釣り合いなほど疲れ果て、けれど真っ直ぐに髙地を見つめた。
『髙地、帰るぞ。お前の親父さんも、みんな心配してる。……こんな場所に閉じ込められて、お前が笑えるわけねーだろ」
『樹……。でも、俺……』
駆け寄ろうとした髙地の肩を、大我が強く引き寄せる。
「彼は自分の意思でここにいる。下っ端の社員が、俺のプライベートに口を出すな」
『[自分の意思]?笑わせんな。弱み握って、逃げらんねぇようにしてんだろ」
樹は大我の目の前まで歩み寄り、胸ぐらを掴みかねない勢いで詰め寄った。
『あんたは全部持ってるかもしれないけど、優吾の[心]だけは、そんな金ピカの鎖じゃ繋ぎ止められねぇんだよ」
樹は隠し持っていたボイスレコーダーをテーブルに叩きつけた。
そこには、役員たちが大我の独裁を逆手に取ってクーデターを画策している密談が録音されていた。
『これ、警察と週刊誌に流されたくなきゃ、優吾を自由にしろ。……俺は失うもんねぇからな。優吾のためなら、この会社ごと刺し違えてやるよ」
火花を散らす、若き帝王と、守るもののために牙を剥く野良犬。
二人の男の執着の狭間で、髙地は激しく揺れ動く。
『……樹、やめて。大我さんも……』
静かだった[檻]が、外部からの熱によって溶け始めようとしていました。
ど〜も〜𝓡𝓲𝓷で〜す!!✌🏻
このプレジデント・フェイバリットも第6話ですね!
前も言った通り、書くの凄い楽しいです👍🏻
話すことないし、終わります!
以上、𝓡𝓲𝓷でした〜!
ばいば〜い👋🏻
55
3,343