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#政略結婚
クリオネ?
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#Snow Man
fura
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新しい章の始まりでーす
すたーとぉ
大理石の暖炉の前、赤々と燃える炎の熱を浴びながら、長椅子にぐったりと身体を沈めていたのは深澤だった。
彼は騎士団の参謀であり、普段は冷静沈着に影の魔法を操る高潔な魔導士。
しかし今朝は、その真っ白な魔導ローブの襟元が乱れて大きくはだけ、剥き出しになった鎖骨や首筋には、昨夜付けられた生々しい「牙の痕」がいくつも赤黒く浮かび上がっている。
聖獣の強靭な力をその身に宿す岩本に、一晩中逃げられない腕の中でシーツに押し付けられ、魔力を最後の一滴まで吸い尽くされるように愛し合わされたせいで、今の深澤は指先ひとつ動かすのすら億劫だった。
「……はぁ。腰が信じられないくらい重い。あの唐変木、満月の夜だからって加減を知らなすぎるだろ……」
深澤が声を掠れさせ、小さく呪詛を吐いていたその時。カチャ、と静かな音を立てて、食堂の厨房から大きな影が近づいてきた。
金の髪を揺らした騎士――岩本だ。その大きな両手には、湯気が立つ温かいスープと、綺麗に切り分けられた果実の乗った盆が握られている。
「たつや。起きたのか」
「ひかる……。お前、それ……」
「お前が昨夜、俺のせいでたくさん泣いて、魔力を使い果たしたから。……朝食、作った。食べて」
普段は寡黙で、剣を握ることしか知らないはずの岩本が、深澤のために不器用ながらも一生懸命に用意した朝餉。
その温かいスープからは、滋養のある薬草の優しい香りが漂っている。
深澤は驚いて目を丸くしたが、すぐにふっと目元を和らげた。しかし、起き上がろうとした瞬間に腰へ激痛が走り、「っ……」と顔をしかめる。
「動くな。俺がやる」
岩本は盆をサイドテーブルに置くと、長椅子に滑り込むようにして深澤の背後に座り、その大きな身体で深澤をすっぽりと包み込んだ。
自分の胸を深澤の背もたれにするようにして抱きかかえ、スプーンですくい上げたスープを、深澤の唇へと優しく運ぶ。
「ちょっと、ひかる。自分で食べられるってば。……みんなが来たらどうするんだよ」
「だめ。今は俺の手から食べて。……それに、まだお前を誰にも見せたくない」
スープをフーフーと冷ましながら、大真面目な顔で、だけど底知れない独占欲を瞳に宿して囁く
岩本。
普段は誰よりも冷徹な守護騎士だが、深澤の前だけで見せる、この境界線のない甘え方と強い執着。深澤は勝てない独占欲に呆れたように息をつきつつも、岩本の厚い胸に心地よく身を預け、彼の手から大人しくスープを口に運んだ。
口内に広がる温かさと、首筋に時折落とされる岩本の柔らかいキスの熱に、深澤は再び甘く蕩けていくのだった。
今回はファンタジー系でっす^^
んじゃーねー
コメント
7件
好きぃ〜💛💜
いいねぇ♡
好きだぁ…