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#原因は自分にある。
宇空#🎹,🐈⬛
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#原因は自分にある。
バディ乃杜バディ子
26,254
病院。
かなめはすぐに治療室へ運ばれた。
医師からは、
「命に別状はありません。大きなけがはありますが、治療を続ければ回復が見込めます。」
と説明があった。
その言葉に少し安心したものの、りょうたの表情は晴れなかった。
病室へ移ったかなめは、まだ眠ったままだった。
りょうたはベッドの横の椅子に座る。
かなめの手をそっと握る。
「……ごめん。」
声が震える。
「俺が前をちゃんと見てなかったから。」
涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。
「また俺のせいで……。」
「かなめばっかり傷ついて。」
「俺なんかを助けようとしたから……。」
何度も首を振る。
「本当にごめん。」
「ごめん……。」
静かな病室に、りょうたの泣き声だけが響いた。
そのとき、病室のドアが静かに開く。
「りょうた。」
じゅんたち五人が駆けつけてきた。
りょうたは涙をぬぐうこともできず、ただうつむいたままだった。
たかとはりょうたの肩にそっと手を置く。
「……全部、自分のせいだって思ってるんだな。」
その優しい声を聞いた瞬間、りょうたはこらえていた涙をまた流した。
病室には、仲間たちが静かに寄り添う時間が流れていった。
コメント
1件
りょうたの「また俺のせいで」という言葉、本当に胸が締め付けられました……。かなめさんの命に別状がなくて本当によかったけど、それ以上にりょうたの自己責めの重さに切なくなりました。そんな中で仲間たちが駆けつけて、たかとさんが肩に手を置くシーンは救いでしたね。優しい世界だなあ。次が気になります。