TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

こんにちは、ヨルです(*´︶`*)

今回は遊郭パロを書きたいなと思ったので書きます(((殴

早速ですが


⚠注意事項⚠

・探傭です。

・よへは遊郭で売れっ子の遊女って設定で((

・ノトキャは金持ちの男って設定です。(((

・女体化ではありません。よへについての説明はちゃんとお話の中に

あるのでそれを読んでください((((語彙力


・遊郭などがあった時代は男性同士の恋仲などはまだ禁止だったのですが、

今から私が書く遊郭パロは禁止ではありません。

悪魔で私の物語上での設定です。

それとあまり時代とかに詳しくないので

めっちゃ色々と間違ってるかもですが、気にしないでくださいね♪((((殴


それではどうぞ♪







ユラユラと揺れる灯りの着いた提灯。

その灯りに照らされる薄暗い夜道は、夜の中を舞う蝶達の道しるべとなる。

その蝶達が行く所の名は『遊郭』


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


遊郭、それは遊女達が集まる所を示す言葉。

色々な男を惑わし、各別々の部屋で性的な行為をするが、

それは決して女性達が自分の意思で選んだ事なのか、?いいや、違う。

好きでやっている事ではない。

遊女達の中には好きな男と一緒に〝足抜け 〟する女性達も居るが、

見つかればどんな目に合うか分からない。

それほどの危険なリスクを犯してまでも、逃げたい程嫌な仕事なのだ。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


まぁ、俺は全てを捨てたからどうでもいいがな。


外でワイワイと賑わっているこの遊郭全体を、2階の窓から見下ろしながら

心の中でそう言い、片手に持っていた煙管を口元へと持っていく。

その内に煙が黙々と上っていき、部屋の微かに開いた扉の隙間から

逃げていくのを緑色の綺麗な、キラキラと輝く宝石のような

美しい瞳で追いかける。その瞬間、

煙達が出ていった扉の向こうからコンコンッ…と数回ノックをされ、

呼び出される。


「ナワーブさん、お客からのご指名ですよ。」


と、扉の外から女性の声がした。俺と同じここの荻本屋の遊女だ。


「分かった、悪いなここまで来てくれて。知らせてくれてありがとう」


知らせに来てくれた女性に一言礼を言うと、扉の外に居た女性は

「いえいえ!ナワーブさんはかなりの売れっ子ちゃんだから沢山働いて貰わないとね!!」と言いその場から去っていった。


そう、さっきの女が言っていたとうり、

俺はここの荻本屋の売れっ子遊女らしい。だが俺は、


女じゃない、男だ。


男だが、ここの遊女達と花魁、

女将さんと女将さんの旦那はこの事を知っているし、勿論、

外の男共も俺が男だと知っている。

俺が唯一の荻本屋の〝男〟だと言う事を。

だが、俺が男だと知っていても俺を指名する奴は大勢いる。

男でもイけるとか、ヤバすぎだろ….とか最初思ってたけど、

なんとなく気持ちは分かる気がした。俺は成人男性よりも背が低いし、

自分で言うのもなんだが、そこそこ顔は整っている方だ。

肌は結構白くまつ毛も少し長い、そのせいで幼い顔に見えるため、

抱けると思うのだろう。まぁ、元々ガキの頃から一人だったし、

ここの女将さんが俺を拾ってくれなかったら俺は今頃死んでた。

少しでも恩返しがしたいから俺はこのままでいい。


今日の客は誰だろうか、なんて思いながら

部屋の扉を開けて階段を1段づつ降りる。1段1段降りるにつれて、

少し緩くなった帯が少しずつ解け、下がる。「…邪魔。」と呟きながら

帯を腹に適当に巻き付け、キツく縛った。

1階の1番後ろ側の隅にある部屋に客が居るらしいので、

その隅の部屋へと入る。入ると中にはもう客が待ち構えていた。


「お待たせ致しました旦那サン。」


そう言った瞬間、その男に手首を掴まれたまま強引に引っ張られ、

床に押し付けられた。そして下手くそなキスをしてくる。

あぁ、一生コレが続くのかと思いながら、

いつものように目を閉じて客の好きにさせる。


自身の体が、客の揺らす振動によって揺さぶられると同時に

喘ぎ声を上手く作って客に沢山聞かせる。これが、

俺の日常であり、しなければならない事だった。

ただ1つ、この最悪な〝仕事〟から好きな奴と足抜けしたいと言う、

叶う事のない願いを願い続けながら、今日も一日乗り切る。









❦ℯꫛᎴ❧

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹♪

(続く♪)

────君に会えた奇跡────

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

36

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚